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あの子の子ども最終回ネタバレ結末!妊娠出産はどうなる?

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桜田ひよりさん主演のドラマ「あの子の子ども」最終回のあらすじネタバレとは?ドラマ「あの子の子ども」の最終回までのあらすじネタバレ結末と原作を紹介!妊娠出産はどうなる?漫画は完結してる?

目次

【最新追記】あの子の子ども最終回ネタバレ結末!福と宝はどうなる?

妊娠が学校で公となり、福(桜田ひより)と矢沢(茅島みずき)の友情にも変化が?決断のとき、予想外の現実を前に必死に闘った福と宝(細田佳央太)に待っているものとは?

福(桜田ひより)の妊娠がクラス中に知れ渡り、朝、学校の福の机の上には「避妊してね」と落書きされた避妊具が。衝動的に教室を飛び出した福は、鉢合わせた矢沢(茅島みずき)にも目をそらされ、メッセージをブロックされたことといい、大好きな親友に軽蔑されたのだと悲しさがこみ上げる。それを聞いた足立(菊池亜希子)は福に寄り添うように、ある話をする。一方、騒ぎの発端となったSNSの投稿が同じクラスの生徒によるものだと知った沖田(橋本淳)もまた、担任としてショックを隠し切れない。

そんななか、前回の話し合い以来、沈黙を貫いていた慶(野間口徹)が、再び両家を集め、今後の福と宝(細田佳央太)について、あることを提案する。

高校2年生のある日、妊娠が発覚したことで日常が大きく変わった福と宝。“なかったこと”にはできない現実を前に、必死に考え、悩み、動き、闘った2人に、家族や友人、学校はどんな答えを出すのか。そして、福と宝の未来に待っているものとは…?

引用元:公式サイト

妊娠したことが、高校で広まってしまった福。原作漫画と同じ展開です。

以降でドラマ「あの子の子ども」最終回のネタバレをご紹介します。

クラスで妊娠したことをからかわれ、矢沢(茅島みずき)にも目をそらされ、メッセージをブロックされた福はショックを受け泣きながら足立(菊池亜希子)に話を聞いてもらいます。

すると足立は、実は不妊治療をしていて、辛かったけれども克服した過去を話して励ますのでした。

一方、一方、騒ぎの発端となったSNSの投稿が同じクラスの生徒によるものだと知った沖田(橋本淳)はショックを受けつつも、福のために通信高校の資料を集めるのでした。

そして、前回の話し合い以来、沈黙を貫いていた慶(野間口徹)が、再び両家を集め、今後の福と宝(細田佳央太)について、意外な提案をします。

まずは、宝に子供を認知してほしいと言い、養育費が発生するけれども、そのお金は貸すので、学校や部活は辞めないで続けることができると言います。

しかし宝は、通信制の学校に入り、部活に戻ることはないと言い、後に教師を目指して勉強したいと言います。

そんな宝の言葉に納得した様子の父親は更に、自分はしばらく転勤して家に帰らないから、この家で宝と福も一緒に暮らすように提案。

宝と福はそのことはお願いしたいと思っていたと言い、頭を下げて、福の家で暮らすことをお願いするのでした。

こうして出産に向けて、家族の理解を得ることができ歩み始めた2人。

一方、福のメッセージをブロックした矢沢は、飯田からどうしてブロックしているのか?と聞かれ、SNSで「(福が)パパ活女子とつるんでいる」と書かれていたと言います。

パパ活女子とは、昔、年上男性と付き合っていたことが知られていて自分のことなので、福に悪い影響を与えてしまうと思った矢沢でした。

しかしなぜか飯田もブロックしていた矢沢。飯田がどうしてなのか?と聞くと、驚きの事実を告白。飯田が自分のことを好きでも付き合うことはできない。

過去に母親が恋人とセックスをしていたのを聞いてしまって、その声が頭から離れずに、トラウマに。その声をかき消すために、歌を歌っていたら、今度は歌が歌えなくなってしまったと言い、前の恋人とも、関係を持てないことから振られてしまったと言います。

すると飯田は「俺の好きをなめんな!」と、そんな矢沢でも受け入れると言うのでした。

福は宝と一緒に産婦人科に行き、医師に産む覚悟を告げます。

一方、福のクラスでは担任の沖田が福が転校することを報告。そして福を誹謗中傷した人に向けて「悪意で人を傷つけることって、匿名でも誰にもバレなくても、自分にはバレてるよな。自分は見てるよな。自分のこと、ちょっとずつ嫌いになるんだよ」と言うのでした。

そして福は皆が終業式に出ている間に誰にも会わずに荷物を取りに行きます。教室の机には、矢沢が集めていた「ダンシングひよちゃん」が置いてあり「悩みがあったら連絡して」と言うメッセージが。スマホを確認すると矢沢からのブロックが解除されていました。

帰ろうとして校門に行くと、そこには担任の沖田(橋本淳)、生活指導の山田(松角洋平)、足立(菊池亜希子)が見送りに来てくれていました。

山田は福に「絶対にこの選択を後悔する時が来る。その時は話を聞いてあげるから」言い、涙を流す福でした。

その後福は、やはり教室に戻り、クラスメイトたちに泣きそうになりながら「避妊はしていました。産むって決めたけど、それが正解じゃなくて、綺麗なことじゃ全然なくて、でも、これが話題の正解だったって思えるように、頑張るから。時々あの子の子ども元気かなって思えたらすごくうれしいです」と言い、教室を後にした福。

するとそんな福を追いかけて来た矢沢は、合唱コンクールで歌う歌を、福の前で1人で歌い始めます。歌うことができなかった矢沢が歌ったのを見て、泣き出す福。

そこに武田もやってきて一緒に歌い出し、他のクラスメイトも集まり、皆で合唱するのでした。

そして・・・物語は、福の出産後。福は、担任だった沖田(橋本淳)から話を聞かれていました。「妊娠した生徒への対応」について、文科省に伝えるために聞き取りをしていました。

福は沖田に宝は母親と同じ職場で働いている、保育園のお迎えは今日は宝が行ってくれると笑顔で話すのでした。

そういうことで、福が学校を辞めて、出産までが描かれました。

漫画では、学校を辞めた後、出産した後にも、いろいろな出来事があるのですが、そこはドラマでは描かれていません。

是非、原作漫画をチェックしてみてください。

以降では原作のネタバレをご紹介いますので、気になる方はチェックしてみてください。

あの子の子ども原作漫画は完結してる?

原作漫画は完結してる?

「あの子の子ども」の原作は、蒼井まもるさんによる同名マンガです。

2021年から『別冊フレンド』にて連載がスタートされ、若者世代の”予期せぬ妊娠”とそのリアルで真正面な物語が話題を集め、SNSでジワジワ話題に!

翌年には「全国書店員が選んだおすすめコミック」や「LINEマンガ」などのランキングでトップ10入り!

さらに昨年行われた『講談社漫画賞』では少女部門を受賞し、人気を集めています。

9巻まで発売されていて、完結しました!

しかし、本編では描かれなかったエピソード完結編と題して、10巻の発売が決定しています!

この作品は、『女子高生の妊娠』をテーマに、主人公・川上福がと恋人の月島宝の関係を描いた物語。

親も公認の恋人である二人は、ある日避妊に失敗してしまい、予期せぬ妊娠が発覚します。まだ大人じゃない。まだ親じゃない。そう考えていた”子どものあの子”たちが予想もしていなかった現実を前に、悩み、葛藤しながらも必死に考え、動き、戦う姿が描かれます。

若年妊娠をテーマにした作品はこれまでもありましたが、大半が『若年妊娠=無責任』というイメージを持つような描写が多く、”本人の意思の尊重”と”中絶”というギャップが生まれていました。

しかし「あの子の子ども」では、『これからのことを二人で考え、パートナーのお手本になるような行動』を描かれていることも人気の理由の一つになっています。

学校では教えてくれない妊娠・出産、本当の意味での性教育が学べるようなお話になっているのかな?と思います!

原作者・蒼井まもるさんコメント

桜田ひよりさんと細田佳央太さんには難しい役を引き受けていただき恐縮しておりましたが、
この漫画においてのキャラクターを深く掘り下げ、分析し、役割について考えてくださっていることを伺い、
今はただただ感謝しています。
実写というものはとてつもない力を持っていると認識しています。その力がどのように
作用するか想像を巡らせながら、一視聴者として放送を待ちたいと思います。

引用元:https://natalie.mu/comic/news/574806

以下は、「あの子の子ども」の脚本家についてご紹介します。

脚本家

「あの子の子ども」の脚本を手がけるのは、蛭田直美(ひるたなおみ)さんです。

2000年頃から舞台で脚本を務め、2013年に『シナリオS1グランプリ』で準グランプリを受賞。

2014年からはドラマ「ワイルドヒーローズ」や「世にも奇妙な物語」、「これは経費で落ちません!」、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」、「メンズ校」、映画「五億円のじんせい」など映像作品の脚本家としても活動を広げました。

そして最近では、オリジナル脚本を手がけたドラマ「しずかちゃんとパパ」が放送文化基金賞とATP賞テレビグランプリのドラマ部門で優秀賞を受賞!

さらに今年放送されたNHKドラマ「舟を編む」は、4月度ギャラクシー賞の月間賞に選ばれるなど話題作が続いています♪

他にも、菊池風磨さん主演のドラマ「ウソ婚」や、上海、バンクーバーなどの映画祭にも出品された映画「スパゲッティコード・ラブ」を手がけるほか、来年放送予定のアニメ「Turkey」では、自身初となるアニメの脚本を手がけることが決定しています♪

そんな売れっ子脚本家の蛭田直美さんが、蒼井まもるさんの「あの子の子ども」を実写ドラマ化!

恋愛ドラマはもちろん、ヒューマンドラマ、ホームコメディなど幅広いジャンルを手がけてきた蛭田さんが、女子高生の妊娠をどう描くのか注目です。

放送時間

「あの子の子ども」は、カンテレ・フジテレビ系の『火ドラ★イレブン』にて放送されます。

初回放送日:6月25日(火)

放送時間:23時〜23時30分

あの子の子どもネタバレ最終回結末あらすじ!原作の妊娠出産はどうなる?

原作漫画のあらすじネタバレをご紹介しつつ、最終回の結末を予想していきます。

福(さち)は幼なじみの宝(たから)と交際中の女子高生。ある日、福は自分の身体に異変が起きていることに気付く。実は数日前に避妊に失敗していた2人は…!?

引用元:公式サイト

漫画「あの子の子ども」は、妊娠してしまった女子高生と高校生のカップルが、出産を決意したものの、様々な困難にぶつかっていくストーリーです。

妊娠も産むか中絶か

まず直面したのは、中絶するか、出産するのかということ。

最初に妊娠に気づいて、彼氏の宝にも誰にも話せずにいた福は、1人で悩み、中絶を前提に病院に1人で行き、妊娠を確認。

何も知らない宝が大学進学について無邪気に話しているのを聞いて、宝のためにも中絶をしようと思います。

しかしついに、宝や、福の母親と兄が妊娠を知ることになります。宝は福を1人で悩ませてしまったことを謝罪。中絶するとしたら、そして出産するとしたら、どちらにしても、どう行動するのか?一生懸命調べて、福と話をします。

そしてあとは、福の希望通りにしたいと言う宝。

こうして、まずは、福の母親・兄(父親は単身赴任中)、そしてシングルマザーである宝の母親で話し合いが持たれることになります。

親・家族からの反対

重苦しい空気の中、宝の母親は福の母親に頭を下げます。

しかし福の母親はどちらが悪いと言う訳ではないと、謝罪しないように声をかけます。

ここでお互いの親の考えが平行線に。

福の母親は、2人の今後をかが得て、絶対に中絶するべきだと主張。

一方で、福の母親は2人にどうするか決めさせ、その後は、親として助けるべきでは?と言います。

話し合いで口論となる母親と福の兄。そんな中、福の気持ちがあふれ出して「(子供を)産みたい」と口にします。

こうして、宝の母親は反対しつつも、福が赤ちゃんを出産する方向に動き出すのでした。

学校を退学?大学進学はどうする?

出産に向けて進みだす2人ですが、高校をどうするのか?と言う問題が立ちはだかります。

福は、高校を卒業したいと担任に教師に相談しますが、その後、学校で福をどうするのか?話し合われて、やんわりと福に、退学をするか、通信高校に転校することを進めてくる学校。

退学を迫ることはできないものの、妊娠している生徒が学校にいると、体裁が悪いからでした。担任の教師は、そんな学校のやり方に反発します。

しかし、学校では、福の妊娠が広まってしまい、いじめを受けることになった福。また親友には、妊娠したことを告げられないでいたので、親友・矢沢との関係もぎくしゃくしてしまいます。

担任はいじめる方が悪いし、学校を辞める必要はないと福の味方になってくれますが、福は通信学校に移り、そこで高校を卒業する決意をするのでした。

一方、宝は将来のためにアルバイトをしつつも、大学に進学する決意をします。すぐに働く選択肢もありましたが、将来的なことを考えて、大学に行った方がよいと宝と福の2人で判断。

しかし自分ばかりが学校を退学して、いろいろ失っているのに、宝だけ何も変わっていないことに、不満を感じ始めた福と宝は口論に。

ところが宝は宝で、周囲から福を妊娠させたことを責められていて、辛い思いをしていたことを知る福。

2人の関係は修復するのでした。

2人の子どもの出産が家族を壊した?

2人の気持ち固まったものの、福の両親は福の妊娠で単身赴任の父親と母親の意見が合わずに離婚危機に。

父親は福を連れて強引に中絶させようとしたり、中絶できない時期になると、出産後に養子に出すことを打診したりと、福が出産して子供を産むことを認めずに、福を責めます。

一方で、福が宝の子どもを出産することを反対する宝の母親と宝は絶縁。「もう家族ではない」ときっぱりと言う母親。

宝は何かあったら、宝の祖父の自宅に、福と宝の2人を住まわせてもらい、助けてもらう約束を取り付けます。

しかし最終的には、福の自宅で福も宝も一緒に暮らして、助けてもらうことに決まります。

誰にも甘えずに、2人だけでやっていこうと思ったこともあった福でしたが、病院の助産師さんに、周囲に助けてもらってチームで出産することが大事だと助言されて、それを宝も受け入れることに。

父親も、渋々、宝がきちんと養育費を払うなど、契約書を取り交わし、福が出産することを認めるのでした。

こうして、出産にむけて、様々な課題がクリアになっていきます。

出産に向けて安定したもののライムの出現で不穏な展開に

妊娠後期29週に入り、入院バッグなどを用意する段階に入り、平穏な生活を送りつつあった福。そんな中、福はSNSで出会った同世代の専門学生の「ライム」と出会い、若く妊娠した女の子ならではの悩みを分かち合います。

そんな中、ライムからお腹の父親である彼氏が浮気をしていることDVにあっていることを告げられます。

周囲や病院の先生「叱られた」からと、病院の検診にも行かなくなって孤独になっていたライムを助けてあげたいと思った福。ライムに会う約束をします。

そして時間と場所を約束して、病院に検診に行った福は、なんとスマホをトイレに落としてしまいます。

そんな中、切迫早産の恐れがあると、外出不可能と言い渡されます。ライムのところに行けなくなってしまったものの、スマホがなく連絡がつきません。

兄に頼んで行ってもらおうとしても、微妙な状況のライムとの付き合いを辞めるように言われる福。

何もできずに、ライムを待たせてしまっている福は苦しみつつも何もできません。

一方、兄はライムと福との待ち合わせ場所に行ったものの、ライムらしき女の子に声をかけずに帰ってくるのでした。

ついに出産!

その後、ライムは連絡先を変えてしまったようで、連絡が取れなくなってしまった福。

そして順調に臨月を迎え、破水した福。そして、予定通り、宝の立ち合いで無事に女の子を出産!

名前は「真(まこと)」と名付けました。

親に助けてもらいつつ、慣れない子育てに奮闘する福と宝でした。

ライムが衝撃の顛末?

そんな中、20歳の女が、出産した直後の男の子を遺棄して逮捕される事件が。

その女の名前は来夢。「ライム」と読めますが、福が連絡を取り合っていた「ライム」と同一人物であるか、確実ではありません。

しかし、福の兄は、福に頼まれた時、ライムに声をかけなかったことを後悔します。

あの時、福の状況をライムに知らせていたら、何か変わっていたのでは?と思うのでした。

出産から1か月でハッピーエンド!?

そして生まれた真は順調に育ち、検診でも問題ありません。

福と笑顔で真を育てていました。ラストは福が退学した高校を訪ねて、お世話になった養護教諭と担任教師に挨拶をします。

そして、福は、自分は養護教諭になれるか?と質問。すると担任だった教師が「一緒に働こう!」と言います。

これから、福は養護教諭になるために、頑張るんだろうな~と言う終わり方でした。

【あの子の子どもあらすじネタバレ最終回まで全話まとめ

1話あらすじネタバレ

川上福(桜田ひより)はごく平凡な高校生。クライスメイトで親友の矢沢望(茅島みずき)や、矢沢に想いを寄せる飯田智宏(河野純喜)と楽しい学校生活を送りながら、別の高校に通う月島宝(細田佳央太)と中学の頃から付き合っている。これまで数々の陸上大会で優秀な成績を収めてきた宝は、女手一つで育ててくれた母・直実(美村里江)を大事にする、真面目で心優しい青年。福のことも心から大切に思っていて、福の母・晴美(石田ひかり)から「宝くんなら安心」と言われるほど信頼されている。

高校1年生の夏休みを翌日に控えたある日、福は、宝と地元の花火大会に行くため帰りが遅くなると母に告げる。宝くんとなら…と安心している晴美は、彼氏とデートに行く娘に笑顔で2人分のお小遣いを手渡すが、放課後、そんな母に対する後ろめたさを感じながら福が宝と向かったのは、介護士の直実が夜勤で不在にしている宝の家。福と宝は以前から、この日に初めての性行為をしようと決めていたのだ。

その日以来、避妊しながら幾度となく体を重ねてきた2人だったが、高校2年生の春、宝が事後に避妊具が破れていることに気づいて…。

引用元:公式サイト

川上福(桜田ひより)は彼氏の月島宝(細田佳央太)と母親に花火大会に2人で行くと嘘をついて、初めての性行為を行った。

以降、何度も関係を持ってきた2人。しかしある日、行為の後、コンドームが破れていることに気づいた2人は、一緒に病院に行き、妊娠しないように、アフターピルを処方してもらうことに。

ネットで調べてみると、72時間以内にアフターピルを処方しなくてはいけないとのこと。

翌日、宝が一緒に朝一で病院に行こうと言いますが、福が陸上の地区予選であることを指摘すると宝は「こっちが大事」と言ってくれます。

そして「妊娠する可能性は排卵日でも18%だから大丈夫」と言う福。

福は病院から親とか学校に連絡が行ってしまい、宝と会えなくなることを心配していたのでした。

宝は「大丈夫。会えるよ」と声をかけます。

一緒に病院に行くと言う宝に福は笑顔で「1人で行くから。大丈夫だから」と地区予選と合宿に行ってほしいと言うのでした。

翌日、病院に入ったものの、母親が自分が生まれた時のことを話しているシーンを思い出して、なぜかわからないけれど、病院を飛び出してしまった福。自分でもどうしてなのかわからないけど「妊娠する確率は18%」というデータを思い出し、良い方に考えようとします。

どうしても母親に電話が行ってしまったらどうしようと思ってしまう福。

しかし・・・宝から電話が来たこともあり、思い直して、病院に戻った福。ところが、なんと病院は終わっていました。

その日はお昼までの診察で、翌日からGWでずっとお休み。アフターピルの期限、3日以内に間に合わないことを知り、呆然とするのでした。

2話あらすじネタバレ

受診のタイミングを逃し、妊娠の可能性に不安が募る福(桜田ひより)——。宝(細田佳央太)と核心をついた話ができないまま時間だけが過ぎ、福の笑顔にも変化が…

妊娠したかもしれない恐怖と後ろめたさからクリニックを飛び出し、結局、受診することができなかった福(桜田ひより)。慌てて別のクリニックを探すも、世間は連休中でどこも休診。保護者の同意なしで受診することも難しく、福は未成年である現実を突きつけられる。そのうえ、宝(細田佳央太)は地区予選を通過して翌日行われる決勝へ勝ち進んだため、本当のことを伝えて不安をあおるわけにもいかない。

一方、地区予選に臨んだ宝は、避妊に失敗したうえ、福を1人で病院へ行かせてしまった罪悪感を拭い去ることができず、試合中も福が無事に受診できたかどうか気になっていた。しかし、それをはっきり確かめる勇気はなく、試合後のやりとりで、福が予定どおり翌日から旅行に出かけると知り、安堵する。

やがて連休が終わり、日常が戻ってくると、まるで何事もなかったように、しかし、心の中では何も起こりませんようにと祈りながら、2人はそれまでと変わらない生活を送る。だが福は、病院に行けなかったことを宝に言わずじまいだったため、頭の中は不安で埋めつくされ、心から笑うことができない。すると、そんな福の様子にいち早く気づいた人物がいて…。

引用元:公式サイト

病院に行くことができず、宝にもそのことを言えず、不安な毎日を過ごしていた福に気づいた母親は、何か特別なことがあった時に作る唐揚げを作って、福に「大丈夫?」と話しかけますが、なぜ悩んでいるのか?問いただすことはしませんでした。

福は母親に本当のことを言えるはずもなく、平気だと言い笑顔を見せるのでした。

学校に行っても、何か様子がおかしい福に気づいたのか?矢沢(茅島みずき)が福を心配そうに見つめます。

そんな中、トイレで生理が来たことがわかり、安心して涙を流した福は宝に「生理が来た」と携帯でメッセージを入れて、久々に笑顔で会った2人でした。

もうなかったことになったと、安心した2人でした。

3話あらすじネタバレ

嫌な予感は杞憂(きゆう)に終わり、ホッとしたのもつかの間、福(桜田ひより)の体調に異変が。宝(細田佳央太)と元気に生きる未来を思い描く福の元に、再び暗雲が立ち込めて…

ゴールデンウィークから約2週間後、福(桜田ひより)と宝(細田佳央太)それぞれの心にいまだしこりが残るなか、福に生理がきたことで、2人はもう不安の種はなくなったと胸をなでおろす。学校では、福の異変に気づき心配していた矢沢(茅島みずき)が、晴れやかな表情で登校してきた福に思わず笑みをこぼし、福はそんな親友にだけ、この2週間で起きたことを打ち明ける。

そんななか、授業でライフプランを立てる課題を出された福は、大学で駅伝選手になり教師になるという夢を抱く宝と違い、自分には卒業後のビジョンが何もないことに気づく。それでもただ漠然と、宝と一緒にいる未来を思い描く福は、この先のことを一つ一つ宝と一緒に決めてきたいと考えていて、そんな福の気持ちを聞いた宝は…。

それからしばらくして、学校で吐き気を覚えた福は保健室を訪れる。生理は終わったばかりで生理痛とは考えにくい。しかし、前回の生理が3日で終わったことを話すと、保健室の足立先生(菊池亜希子)は一度婦人科を受診するよう勧める。そこで初めて、生理以外でも出血するケースがあることを知った福は、すぐさまスマホで検索。すると、ある記述が目に留まり、福は思わず息を飲んで…。

引用元:公式サイト

親友の矢沢(茅島みずき)にも今まであったことを報告して、すっかり安心していた福と宝。

しかし学校で吐き気を覚えて保健室に行くと、保健室の先生から生理以外でも出血するケースがあると言われ、あせりネット検索すると・・・妊娠しているときも不正出血することがあると書かれていて、動揺する福は急いで妊娠検査薬を購入して1人でファミレスに。

そしてトイレに入って試してみると、陽性判定が出て衝撃を受けるのでした。

4話あらすじネタバレ

体の異変に戸惑い、計り知れない不安と恐怖を抱えたまま、宝(細田佳央太)から胸中を打ち明けられた福(桜田ひより)は…

晴美(石田ひかり)の目を避けるように、自宅から遠く離れたファミレスで妊娠検査薬を使った福(桜田ひより)は、その結果にがく然とする。すぐに宝(細田佳央太)に相談しようとスマホを取り出すが、そこには前日、県大会突破を決めた宝を祝福する歓喜の言葉が並んでいて、一転、奈落の底へ突き落とすような現実に、福は今すぐ本当のことを宝に伝えるべきか迷う。しかしそこへ、宝から『話したいことがある』とメッセージが届いて…。

夕方、部活帰りの宝を公園で待っていた福は、まだ自分の身に起きたことを信じられずにいた。もしも時間を戻せたら——。福は激しい自己嫌悪に陥ってしまう。
やって来た宝は、関東大会進出を決めて夢に一歩近づいたにも関わらず、心底喜んでいるようには見えない。やがて言葉をしぼり出すように「しばらく、やめたい……」と切り出す。実は、避妊に失敗したあの日以来、もしも福が妊娠していたら、そのとき傷つくのは圧倒的に福であり、その痛みは決して2人で半分にすることはできないのだと気づき、おびえていた宝。だからこそ、福を思う気持ちは変わらなくても、性行為は責任のとれる大人になるまで控えたいという。それを聞いた福は、宝が自分と同じ苦しみを抱えてくれたことにうれしさがこみ上げるが、一方で、抱えていた不安が溢れて…。

引用元:公式サイト

「話がある」と言われ、宝と会った福は「しばらく(性行為を)やめたい」と言われます。それは、福の身体を大事にしたいという思いからで、うれしい反面「責任のとれる大人になるまで控えたい」と言う言葉で「言えない」と思った福は、泣きながら立ち去ろうとすると、驚いて、福の手をつかんだ宝。

宝は「生理が来たって・・・」と言いますが、来たと思っていたけど違ったこと。ずっと不安だったこと、体調もずっと悪くて妊娠の兆候が出ていたこと、妊娠検査薬で陽性が出たことを泣きながら話します。

宝は「大丈夫だから。ごめん。1人で悩ませて」と言い福を抱きしめますが「大丈夫じゃない!何が大丈夫なの!代われないでしょ!責任持てないって!」と泣きながら叫ぶ福。

そのまま止める宝を振りほどいて立ち去る福でした。自宅に戻った福の携帯に宝から連絡が入りますが、無視をしていた福。体調が悪そうな母親は福を心配していました。

翌朝、福の自宅の前で、待っていた宝。ゴミ出しで家を出てきた福の母親が「ごめん。(福は)もう家出ちゃった」と言います。

宝に会ったら、またヒドイことを言ってしまうと思った福は早めに家を出たのでした。

宝は、福がどこに言ったのか?探し回ります。

福は産婦人科の前に立っていました。携帯の宝からのメッセージ「大丈夫?」と言うのを見て、心の中で「大丈夫だよ、宝。今度は私が、何とか。」とつぶやくのでした。

5話あらすじネタバレ

クリニックで診察を受け、エコー映像を目の当たりにする福(桜田ひより)。いろいろな感情が湧き上がる福に、医師の野田(板谷由夏)は…

福(桜田ひより)から妊娠検査薬を使ったところ、陽性だったことを打ち明けられた宝(細田佳央太)は、動揺しながらも、1人で不安を抱え、誰にも相談できなかった福の心中を察して抱きしめるが、混乱する福は宝の言葉に思わず逆上。本心とは裏腹の言葉を次々とぶつけた末、宝の手を振り払って帰宅し、翌日には学校へ行くふりをして、以前にアフターピルを処方してもらおうと訪れたクリニックへ1人で向かう。

診察の順番を待つ間、福は待合室にいる妊婦や小さな子どもを見て罪悪感にかられる。診察を前に緊張が走る福だったが、診察室で待っていた医師の野田由紀(板谷由夏)は、そんな福の胸中をおもんばかってか、淡々とした口調で福を診察台へ。やがて、野田の口から妊娠していることを告げられた福は、思わず息をのみ、その脳裏には宝や晴美(石田ひかり)の顔が思い浮かぶ。さらに、エコーの映像を見せてもらった福は、画面の中で小さく、それでもしっかりと動いている心臓を目にして…。

その頃、前日から連絡がとれない福を探していた宝。かばんには、宝の覚悟と思いがつまった1冊のノートが入っていて——。

引用元:公式サイト

ついにクリニックに行き、診察を受けることにした福。細かい問診のアンケートに回答しながら、自分のことが全然わかっていないことに気づきます。

そして、診察の担当は院長の野田(板谷由夏)。野田は淡々とした口調で説明をして、ついに診察。そして妊娠していることを告げられるのでした。

今後の説明を受ける福。福は、泣きそうになりながら、コンドームが破れてしまって動揺したという話をします。すると、アフターピルをもらおうとしてやってきた日の受付表を福に見せます。

「来てくれたんですね」と言う野田に「学校や家に連絡されたと思って」帰ってしまったことを告げる福。すると野田は「それは配慮が足りなくてすみません」と謝罪。

福の了承なしに、学校や保護者に知らせることは絶対ないと言い、事情の説明は自分がするから、生理不順などと言って、親を連れてきても良いと言ってくれます。

今後のことを迷っている様子の福に、いつまでに中絶ができるかを告げて、早い方が良いけれども、家族やパートナーと話し合いをしてくるように言うのでした。

そして「これだけは覚えておいてください。あなたがどんな選択をしても、誰もあなたを責める権利はありません」と言います。

中絶のことを学校で「新しい命を奪うこと」と習ったと泣きそうになりながら震える声で言う福に野田は淡々とやさしく丁寧に「それは、今のあなたには必要な言葉ではないですね。」「人それぞれ状況によって、必要な言葉は変わって当然です。自分に必要のない言葉は受け取る必要はありません」

そしてアフターピルの時に逃げてしまったことの後悔を口にして泣きそうになる福に「それは、こちらの責任です。親や学校に知られたくないというあなたの気持ちは当然です。ホームページや受付に明記するなど、こちらに工夫が必要でした。すぐに対処します。あなたとパートナーは、避妊の意識を持ち、それに気が付いて、しっかりと危機感を持ち、調べてアフターピルの存在にたどり着き、ここまで来てくれた。自分で妊娠の可能性に気づいて、検査薬を買って自分で今日、ここに来てくれました」

「完璧です、川上さん」

それを聞くと、号泣する福でした。

その後、神社に1人で座っていた福。すると・・・突然、宝がやってきて驚く福。

どうして、ここにいるのがわかったのか?と聞くと、宝は「いそうなところを全部探そうとして」一番最初にここに来て会えてよかったと言います。

連絡しても電話に出てくれなかったからと言う宝は、福の体調を気遣い「大丈夫」と言います。

宝はノートを取り出します。

妊娠について調べたことを、丁寧にまとめていた宝。現在は何週目であるか、また、中絶する場合はいつまでに手術をするべきなのか、金額など。

そして、出産した場合のプラン。妊娠しても学校に通えるかなども丁寧に調べていた宝。

通信高校に転学の道もある。また出産費用などなどあらゆる可能性を調べてノートにまとめていて、それを福に説明します。

もし出産するならば、必要ならば学校や部活を辞めて働くと言う宝。福は首を必死に横に振ります。

福はお金のことを心配しなくていい、自分が知りたいことは調べて手続きやるからと笑顔で言います。

そして福の両親にも話す。何も心配いらない「福の不安、1つずつ潰していくから。それでも全然半分こにはならないけど・・・」と言いながら、最後に涙を流します。

すると福が病院でもらってきた赤ちゃんのエコーの写真を見せて「行ってきた。前に宝が見つけてくれたクリニック。もう心臓動いてて・・・」と泣きながら言います。

そんな福を抱きしめる宝でした。

6話あらすじネタバレ

「もう“なかったこと”にはできない」——。福(桜田ひより)と宝(細田佳央太)は、それぞれの親に妊娠したことを話すと決めて…

宝(細田佳央太)が持ってきたノートには、妊娠週数の数え方や中絶手術のリミットとその費用まで、福(桜田ひより)がついさっき野田先生(板谷由夏)から聞いたことが事細かに記されていた。さらに、宝が出産も選択肢に入れていることに驚く福。その言葉どおり、福の不安を一つずつつぶそうと、あらゆる可能性を考えてくれた宝に、福はクリニックでもらったエコー写真を見せる。

宝のノートを読んで福は、妊娠を“なかったこと”にするのではなく、宝と一緒に考えて、選んで、初期中絶手術のタイムリミットまでに結論を出そうと決める。しかし、たとえどんな選択をしても、未成年である以上、親に黙っているわけにはいかない。2人はその日の夜、それぞれの親に妊娠を告げることを約束する。

その頃、学校では養護教諭の足立(菊池亜希子)が、福の体調の異変を気にしていた。担任の沖田(橋本淳)から、恐らく今日の欠席は親の了承を得ていないズル休みだと聞いた足立は、何かを予感したのか、すぐに保護者に確認するよう沖田を急かす。すると案の定、福が家に帰ると血相を変えた晴美(石田ひかり)が飛び出してきて…。

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宝は、妊娠の後に養子縁組など様々な選択肢があることを調べてきてくれていて、一緒に今後どうするか考えようと話した2人。

そして、未成年だから、なんでも親の許可が必要だと言う宝は、福の母親にも自分から話すと言いますが、福は自分で話すと言います。

2人は別れて、それぞれ親に妊娠の事実を伝えることを決意するのでした。

病院に行くために、学校を休んでいた福。担任教師から自宅に連絡が行ったことで、福が帰ると心配していた母親に「どこに行ってたの?休んでもいいけど、話してほしい」と言われ、「ごめんなさい」と言いながら泣き出す福。

そんな福にやさしく「ご飯を食べよう」と言う母親。

その後、食事になっても、ずっと妊娠のことを言えない福。

「無理しなくていいよ」と吐き気の手にあるツボを押してくれる母親。昔の懐かしい話をしています。

福は意を決して「妊娠した・・・。相手は・・・宝。」と告げるのでした。

一方、宝も自宅で母親といつものように他愛のない話をしながら食事をしていましたが、福が母親に妊娠のことを告げたころ、同じように、福が妊娠したことを「妊娠させた。福。」と告げるのでした。

7話あらすじネタバレ

福(桜田ひより)の妊娠は、ついに両家の親の知るところに。わが子の衝撃の告白に、晴美(石田ひかり)と直実(美村里江)、2人の母は…

「妊娠、した」——福(桜田ひより)の言葉を聞いた晴美(石田ひかり)は、最愛の娘の思いも寄らない告白に衝撃を受けるが、すぐさま笑顔をつくり、泣きながら謝る福に「大丈夫」とやさしく声をかける。福は、宝(細田佳央太)と一緒に結論を出したいと伝えようとするが、「明日、もう一回一緒に病院に行こう。福はなんにも心配しなくていいから」と晴美は答えるだけだった。

一方の月島家では、福の妊娠を知った直実(美村里江)が血相を変え、川上家へ謝罪に行こうとしていた。宝は、母の行動に戸惑いながらも、なんとか話を聞いてもらおうとするが、直実は耳を貸さず、1人でタクシーに乗って出かけてしまう。当事者である自分たちが蚊帳の外に置かれ、大人によって結論が出されてしまえば、2人で一緒にちゃんと調べて、一個ずつ考えて、選んで決めようという福との約束を破ることになる——。宝は、調べたことをまとめたノートを手に、福の家に向かって走り出す。

川上家を訪れた直実は、福と晴美に深く頭を下げておわびをし、バッグからあるものを取り出す。そしてそこに宝も現れ、4人は初めて話し合いをするのだが…。

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福が母親の晴美に妊娠したことを告げると、涙を流しつつも「話してくれてありがとう。なにも心配しなくていい」と言い、福が1人で病院に行ったことを知ると「一緒に行こう。私も手術のことを聞くからと」と言うのでした。

一方、宝も母親の直実(美村里江)に妊娠したことを報告。直実はすぐに、タクシーを呼んで、宝には家にいるように言い、出かけようとします。

宝は福から連絡が来るはずだからと止めるのを聞かず、ついてくる宝を振り払って、タクシーでコンビニに行き、20万円をおろして、福の自宅に向かいます。

そして到着すると、出てきた晴美に深々と頭を下げて謝罪する直実。

自宅に入ると、ずっと謝罪している直実に、2人がしたことだから、もう謝罪しなくても良いという晴美に「傷つくのは女の子だから」と言う直実。

晴美に部屋にいるように言われた福ですが、2人の元にやってきます。

そして直実は福にも頭を下げます。

2人が子供をおろすこと前提で話を進めていることに焦る福。

福は宝は?と聞くと自宅にいると言う直実にショックを受けます。晴実に部屋に行っているように言われて、部屋に戻った福。

すると・・・母親に遅れて駆け付けた宝を、何も知らずに自宅に戻ってきた福の兄が自宅に招き入れます。

宝が来たことに気づいた福はすぐに宝の元に駆け寄ります。

そして2人の母親たちが話をしている部屋に、急いで入った2人。宝は「まだ決めていません!」と手術をする話をしている2人の元に行きます。

宝が必死に、どうするか考えて選びたいと言いますが、直実は選択肢なんてないと、子供をおろすこと以外考えられないと突っぱねます。

福も宝と同じ意見だと母親たちに訴えますが、まだ結婚できないし、産むなんて難しい。出産にリスクがあることわかっているのか?と2人に訴えます。

それでも養子縁組やいろいろな選択肢を調べて考えていると主張する宝。福も必死に、どうするか考えたい「時間をください」と訴えます。

すると晴美は「私からもお願いします。時間をあげてください。私たちも考えて探しませんか?傷つけないでください。おっしゃいましたよね?傷つくのは女の子だって。大切な娘です。傷つける前提で話をなさらないでください。」と言い、一旦お返ししますと、渡された20万円を返すのでした。

8話あらすじネタバレ

高校生の妊娠に揺れる、家族の思い——。宝(細田佳央太)の母・直実(美村里江)は、福(桜田ひより)に息子も知らない自らの過去を打ち明けて…

一刻も早く中絶すべきだという直実(美村里江)と、考える時間がほしい福(桜田ひより)と宝(細田佳央太)、2人に寄り添う晴美(石田ひかり)による話し合いは平行線をたどり、一同は、福の父・慶(野間口徹)が海外赴任で留守なこともあって、日を改めることに。その晩、晴美は慶に、覚悟を決めて電話をかける。

翌日、福の妊娠は兄・幸(野村康太)の耳にも入る。晴美から話を聞いた慶が、福を妊娠させた相手の連絡先を教えるよう、幸に電話してきたのだ。晴美は、“良い家族”に強いこだわりを持つ夫の怒りが、宝に向くことを危惧する。

その日の放課後、福に見知らぬ番号から電話がかかってくる。相手は、前夜に顔を合わせたばかりの直実だった。ひとり月島家を訪れた福は、直実からあることをお願いされる。それは、息子の夢を何とか守りたいという母の切なる願いで、同時に、福の未来をも案じてのことだった。そして直実は、宝も知らない自らの過去を福に打ち明けて…。

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話し合いの日を改めることになり、福の家を出た直実(美村里江)と宝(細田佳央太)。

帰り路に直実は宝に、福のためにも別れることも考えるべきだと言い、1人で河川敷で悩む宝。

そんな宝に福から「眠れない」と電話が。今日のこと「全部、福に言わせてごめん」と言う宝に「言える方が言えば良い」と言う福に。2人で他愛のない話をして、福は宝に「宝も、眠れない時は電話して」と言い、明日また学校が終わったら話そうと言うのでした。

自宅に帰宅した宝は母親の直実に、別れない、福のことが大好きだからと言うのでした。それ(別れることを)を決めるのは、福だと言う宝でした。

そしていつものように、学校に行った福ですが、直実(美村里江)に電話で呼び出されて、福の自宅に行きます。

福と直実が向かい合い、直実は「中絶してください」と頭を下げます。そして自分が実は大学時代に中絶した過去があると話します。

相手は産もうと言ってくれたけど、自由な生活を手放したくないことから、中絶を選択してしまったものの、後悔して辛かったことを丁寧に話す直実。

その後、後悔もあったけど、現在はいろいろ経験してから産んで良かったこと。親になるのは、社会に出て豊かな経験をした後が良いと話します。

そして、妊娠しないための、性教育を面と向かって、話してこなかった、見て見ぬふりして話すべきだった。親や学校がいけなかったと福に謝ります。

そして宝には箱根駅伝に出るという夢があり、もし福が産むと決めたら、宝は絶対にその夢を手放すと言う直実は再び「中絶してください。私に言われたからって思えばいいから。もし私みたいに苦しくなったら、宝のお母さんに言われたから仕方がなかったからだと思いなさい」と言います。

福は直実を手を握って「私も、最初思っちゃってて、中絶は、新しい命を奪う行為だって。でも、病院の先生に教えてもらった」

「妊娠する前の状態に体を戻すことだと」「だからまた、どんな選択をしても、誰にも私を責める権利はない。私自信にも。それでもやっぱり怖いって思ってたから、ありがとうございます。大切な話、聞かせてくれて」と言います。

涙ぐむ直実。

そして帰り際、福は直実に「私が宝に会いたかったんです。そうしないと宝が生まれてこれないんだったら、お願いしたいます。絶対中絶してくださいって。それで宝、産んでくださいって。だから、また苦しくなった時は、私です。私がお願いしたからって思ってください。宝を生んでくれてありがとうございました」と言い帰るのでした。

その後、宝に直実から「これから福ちゃんに会うんでしょ?私は、話すべきことは話した」携帯にメッセージが。

母親が福に何を話したのか?心配になった宝は福に会うと、聞きますが福は笑顔で「宝が大好きって話を」「宝、生まれてきてくれて、ありがとう」と言うのでした。

9話あらすじネタバレ

福(桜田ひより)と宝(細田佳央太)が心を決めた直後、福の父・慶(野間口徹)が緊急帰国。「産みたい」愛娘の言葉に、慶は思いもよらない提案をして…

直実(美村里江)の気持ちを知り、その言葉を胸に刻んだ福(桜田ひより)は、その後、宝(細田佳央太)と会う。そして福の中に、これまでにはなかったある思いが芽生える。

翌日、晴美(石田ひかり)から福の妊娠を聞き、居ても立ってもいられず帰国した慶(野間口徹)が家に帰ってくる。放課後、福が帰宅すると、そこには穏やかな笑みを浮かべる慶の姿と、晴美から連絡を受けた直実、宝の姿も。慶は開口一番、高校生の2人を叱るでもなく、ただやさしく、福に今の気持ちを問いかける。すると、前日に同じ質問をした宝と、ある一つの答えを出していた福は、覚悟を決め、「産みたい」と答える。

その答えに息を飲む2人の母とは対照的に、慶の反応は父親として予想外のものだった。怒り心頭で取り乱すと思いきや、終始冷静な慶に戸惑いを隠せない福と晴美。ところが、福と宝の発言に対し、慶は2人が高校生であることを理由にとんでないことを言い出す。慶の思いもよらない考えは、そこにいる全員に衝撃を与え、やがて晴美との夫婦関係をも脅かす事態となり…。

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福と宝は、中絶についてどう思うか?産むのか?中絶するのか?どうするのか?いろいろなことを考えながら話し合います。

宝の箱根駅伝に出るという夢について、気にする福に、手放したくない夢は福だと言う宝。

そして子供ことを謝らないで欲しいと、福に言う宝でした。

一方、福の妊娠を受けて、福の父親の慶(野間口徹)が帰国。なぜか自宅に行く前に、福の兄をカフェに呼び出して、福を妊娠させた彼氏は誰なのか探りを入れて「いろいろ準備がある」と言います。しかし母親から止められていることもあり、かたくなに「知らない」と答える兄でした。

福が自宅に戻ると、父親の慶と、晴美から呼び出された直実と宝が集合していました。

穏やかな様子の父親。

「お父さんが帰ってきたから、もう大丈夫だからね。福はどうしたい?」と言います。

福は宝を目を合わせた後「産みたい」と言います。父親は「そういうと思っていたよ。そういう子なんですよ、昔から、虫も殺せなくて」「君もまだ高校生だよね。まだ親に養ってもらっている身で親になるのは無理だ」

そして特別養子縁組を勧めてくる父親。母親が止めたものの「一生引きずるぞ」と言う父親。

宝は「自分たちで育てたいと思っています」と言います。

未成年には親権は持てないと言う父親。そして学歴は大事だけれども将来的にどうやって稼いでいくのか?と指摘。

高校を卒業すると言う宝や福の話を聞かずに、「どうせ暇だろ」と妻に子供を育てさせようとします。

そして宝は、認知する必要はない、自分たちが親権代行をするからと言います。

すると「別れます!」と言う声が。その声の主は・・・なんと福の母親。「離婚して私が親権を持ちます」と言います。

「父さんと彼どっちを選ぶんだ」と言われ福は「選ぶなんて嫌だけど・・・私は宝」と言うのでした。

それを聞いた父親は怒りだし「出て行ってみろ!もう二度と戻れなくなる。彼は無傷で逃げられるんだよ」と言います。「逃げません!」と言う福と宝。

「最初はそう言うんだよ」と言う父親に直実は「この子は逃げないんです!」と言い「本当は逃げて、好きなことをやってほしい」と叫びます。

「なんで逃げないってわかるんですか?」と言われた直美は

「私がそう育てちゃったからです。そういう子に私が・・・」と答えるのでした。

家を飛び出した直実を追いかけて来た宝。

宝に「本当にいいの?自分の人生から、夢から逃げることになるんじゃないの?今からでも福ちゃんに・・・」と泣きながら言う直実の言葉を遮って「俺の夢じゃない。俺は・・・」と言う宝でした。

一方、残された父親は頭を抱えて下を向いています。そんな父親を困った顔で見つめる福でした。

10話あらすじネタバレ

問われる家族の形と、宝(細田佳央太)の本当の夢。福(桜田ひより)のクラスでは矢沢(茅島みずき)が一大決心!?福も妊娠したことを担任や矢沢に伝えようと決めて…

川上家からの帰り道、宝(細田佳央太)は母・直実(美村里江)に「(駅伝出場は)俺の夢じゃない」と本音をこぼすが、直実の気持ちを思うといたたまれなくなり、その場から立ち去る。するとそこへ、宝の様子がおかしいことに気づいた隼人(前田旺志郎)から電話が。誘われるがまま隼人の家を訪れた宝は、相変わらずにぎやかで笑いが絶えない一家で一緒に夕食を食べる。その後、隼人から愛情を注いで自分を育ててくれた両親との話を聞くが、そこには宝も知らない事実があって…

そのころ福は、夕食の席でもう一度、父・慶(野間口徹)に「2人で頑張りたい」と自分の気持ちを伝えるが、慶は福の顔を見ようともしない。そんな父とは対照的に、母・晴美(石田ひかり)はなぜ夫に離婚を切り出してまで、自分たちを信じてくれるのか。福がその理由を尋ねると、晴美は自分の過去を打ち明けたうえで「元気で生きててくれればそれでいい」と伝える。その言葉に隠された母の真意を知った福は…

学校では、合唱祭で歌う曲が決まり、担任・沖田(橋本淳)が用意した楽譜を見た福は、思わず矢沢(茅島みずき)を振り返る。それは2人にとって思い出の曲で、矢沢が大好きな曲。それまで合唱祭への参加をかたくなに拒んでいた矢沢は、福が一緒ならと参加を前向きに考え始める。福も妊娠したことを矢沢や沖田に伝えようとするが…

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話し合いの後、本当に両親が離婚するのか?心配になり、母親の晴美に聞くと「駆け引き」と笑顔に。

そして夫への不満を口にした晴美に初めて父親の悪口を聞いたと驚く福。父親からも母親への悪口を聞いたことがなかった福。

そうやって、夫婦を続けてきたと笑顔で言う母親は福に「元気で生きててくれればそれでいい」と言い、ある過去を告白します。

社会人になってうまくいかなくなって自殺を図ろうと歩道橋から飛び降りようとした晴美に話しかけたきて「あの・・・唐揚げお好きですか?いいお店ありますよ」と食事に誘ってきたのが父親の慶だったこと。

慶のおかげで死ぬことを思いとどまったこと。

そしてどれだけ「元気で生きている」ことが大変だと知っているからと言う晴美でした。

一方、宝の様子がおかしいことに気づいた隼人(前田旺志郎)から電話があり、誘われるがまま隼人の家を訪れた宝。

隼人の仲の良い家族に迎えられて一緒に食事をしていた宝でしたが、その後、隼人から自分は家族と血が繋がってなくて、特別養子縁組で迎えられたことを告白。そして、自分も相手の女性が許してくれるなら、血が繋がってなくても、繋がっていてもたくさんの子供を育てたいと笑顔で話す隼人でした。

自宅に戻ってきた宝(細田佳央太)は母・直実(美村里江)に「俺の子供のころからの夢は箱根駅伝じゃない。母さんを喜ばせることだよ。もう一つ、新しい夢ができて、福とお腹の子と家族になること。それを母さんが喜んでくれたら、俺の夢、両方叶う。叶えてよ」と言うのでした。

宝が部屋から出て行ったあと、直実は宝の大学進学のために、貯めていた通帳を見て、涙を流すのでした。

その後、福は決意して学校へ。担任の沖田(橋本淳)に放課後、進路のことで話がしたいと言い、2人になると妊娠したことを告げます。

驚いて言葉が出ない沖田に、産みたいと思っていることを告げて「学校続けれらますか?」と聞くのでした。

11話あらすじネタバレ

福(桜田ひより)が学校に妊娠を報告。このまま卒業を望む福に、教師たちの反応は——?宝(細田佳央太)は仲間たちに黙って陸上部の退部届を提出する。

「妊娠しました」——。教え子の突然の報告に、担任の沖田(橋本淳)は驚きのあまり言葉を失うが、このままここで高校を卒業したいという福(桜田ひより)の思いに、「頑張ったんだな」と涙を流す。しかし、話を聞いた生活指導の山田(松角洋平)は、福が学校に残ることに猛反対。好奇の目で見られることは覚悟していた福だが、現実には、学校やまわりの生徒に多大な影響を及ぼすことが考えられ、山田の言葉でそのことに気づかされた福は、矢沢(茅島みずき)にも妊娠を打ち明けることをためらう。しかしその頃、教室では置きっぱなしにしていた福のスマホに、晴美(石田ひかり)からつわりを心配するメールが届いていて…。

一方、宝(細田佳央太)は陸上部に退部届を提出。突然のことに驚き、憤る隼人(前田旺志郎)から、その理由を問い詰められていた。思いがこみ上げ、こらえきれなくなった宝は、誰にも言えない本音を隼人にだけ打ち明ける。

矢沢もまた、変わらず自分を思ってくれる飯田(河野純喜)に、あることを打ち明けようとしていた。ところが、いつものようにコンビニの前で福のためにひよこラムネを開けていると、飯田のSNSの通知音が鳴り、2人の目には福のある写真が飛び込んできて…。

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担任の沖田に妊娠のことを話して、このまま学校を続けられるか?聞いた福。沖田や養護教員の足立(菊池亜希子)は福の気持ちに寄り添ってくれましたが、山田(松角洋平)は福を傷つけるだけでなく、妊娠を容認するような高校だと評判がたてば、他の生徒の進路にも影響するかもしれないからと退学か中絶を迫られ、何も言えない福でした。

そんな中、学校の誰かが福の携帯画面を見て、福が妊娠していることを知ってしまいます。

一方、宝は陸上部に退部届を提出。担任からは、妊娠の話を誰にもしないように、悪い評判がたって、他の部活の生徒が大会に出られないかもしれないと言われてしまいます。

しし退部届を提出した宝に突然のことに驚き、憤る隼人(前田旺志郎)を連れ出して、涙ながらに事情を説明する宝でした。

教師たちとの話が終わった後、話があると言う福を待っていた矢沢ですが、福は山田から誰にも妊娠のことを言わないように言われ、矢沢に妊娠のことを告げられませんでした。

一方、矢沢と飯田(河野純喜)が一緒にいると、偶然飯田が見かけたSNSを見て驚きます。

そこには、福の写真と「妊娠しました」と言う文字が。福が妊娠したことを誰かがSNSで拡散。そのことを飯田は福に連絡して知らせます。福はSNSを見て、炎上していることに気づいて、SNSのアカウントを急いで削除。

そしてLINEを見ると、矢沢からブロックされていることに気づくのでした。翌日、学校に行くと、よそよそしいクラスメイト達。

福の机には「避妊してね」と書いたコンドームが置かれていて、震える福。

教室を飛び出した福と矢沢が廊下であいましたが、矢沢は福を無視するように立ち去るのでした。

あの子の子どもキャスト・登場人物

川上福(かわかみ さち)〈16〉:桜田ひより

ごく普通の高校2年生。幼なじみの恋人・宝と過ごしたり、友人たちと遊んだり、楽しみにしているドラマや漫画があったりと、平凡ながら不満はない幸せな日々を送っていた。しかし、妊娠という現実を前に、悩み、葛藤し、もがきながら、自分なりの未来を選んでいく

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このお話をいただいた時は、素直に嬉しい気持ちと、自分が先頭に立って伝えていこうという使命感を感じました。皆さんそれぞれ感じ方があって、どれをとっても正解でもないし、不正解でもありません。演じる私たちも色んなことを張り巡らせて創っていきますので、皆さんの中でも考えるものが生まれたり、人と話す内容ができたり、横と横のつながりができたりと、この作品をきっかけに色んなことを感じとっていただけたら嬉しいです。
原作を読んで、演じる福の中にあるどこか言葉では表しきれない表情の変化や、それを察知する周りの人たちに胸を打たれました。そして、相手役が細田さんと聞いた時は、大丈夫だなという安心感が自分の中に芽生えました。まだ一緒に過ごした時間は少ないですが、芯があって、思っていることを言葉にしてくださる方ですし、どんなふうになるんだろうなという想像が膨らむ脚本をいただいたので、細田さんと一緒にその場の空気感や関係性を出していけたら、きっと素敵なシーンになるだろうなと思います。この作品に携わるすべての方の思いが少しでも皆さんに届くよう、大切に大切に創り上げます。よろしくお願いします。

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月島宝(つきしま たから)〈16〉:細田佳央太

福の幼なじみの恋人で、他校に通う高校2年生の陸上部員。駅伝の強豪大学に進学することを目標に、日々、部活に励んでいる。女手一つで自分を育ててくれ、部活の費用も出してくれている母親に心から感謝している。学校や部活で良い成績を出すことで母親が喜んでくれることを自身もうれしく感じており、いつからか、どう答えたら相手が喜ぶかを考えてしまう性格に真面目で優しく、福のことを心から大切にしている

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福と宝の高校生カップルの関係性が微笑ましく、学生である皆さんにはより近く感じていただけると思いますし、このドラマを見て同じ悩みを持っている方の背中を押すきっかけになったらそれ以上のことはありません。親世代の方にも見ていただきたいですし、ドラマを見て家族間での会話が増えたら嬉しいなと思います。演じる宝とは、育ってきた境遇が似ている部分はありますが、格好良くてしっかりした男の子なので、どうやって価値観を自分とすり合わせていくか考えています。悩んでいたり不安な気持ちがあったりする男の子にも、こういう選択肢があるんだよ、こういうことができるんだよ、といった事を自分なりに男性目線でも伝えられるよう、原作が核にしているところを大切に、とにかく全力で向き合っていきたいと、やる気に満ちています。
主演の桜田さんとは初共演ですが、彼女のお芝居に負けないよう、自分が遅れを取らないように頑張ります。何より一緒にお芝居をするのが楽しみです。スタッフさん含めて撮影前から熱量の高さを感じているチームで、こういった難しくも繊細なテーマを描くのに皆が同じ方向を向いています。よりよい作品にして皆さまにお届けできるよう精一杯頑張りたいと思いますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください。

矢沢望(やざわ のぞみ):茅島みずき

福のクラスメイトで親友。福とは学校終わりに遊んだり、カラオケに行ったりするなど仲が良い。本当に心を開いている友達は福だけだが、そんな福にも言えないある秘密を隠している。

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最初にこのお話をいただいた時は率直にすごくうれしかったです。原作を読ませていただいて、高校生の妊娠という繊細で難しいテーマにすごく考えさせられました。福と宝の不安や悩み、葛藤が痛いくらいに伝わってきて心が苦しくなりました。そして脚本に胸を打たれ、このドラマを見てくださる方々の心に残るドラマにしたいと強く思いました。私が演じる矢沢は福の親友です。誰よりも福のことが大好きで大切です。だからこそ、言えない事があったり、素直になれなかったり、気付かないふりをしたり。そういった複雑な想いや葛藤を丁寧に演じられたらいいなと思います。

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川上幸(かわかみ こう):野村康太

福の兄で大学3年生。良くも悪くも自分中心で快楽主義な自由人。物事に対して達観しているようでもあり、何も考えていないような感じでもあるが、福や家族が煮詰まった時に、ふと風穴を開けるようなことを言う存在。

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原作を読ませていただき、福と宝の心情が丁寧にリアルに描かれていて、「妊娠」をきっかけに生まれる2人の気持ちや周囲の反応に、いろいろな立場の方々が共感したり、考えさせられたり、心を揺さぶられる、すてきな作品だと思いました。このような作品に携われること、そして福の兄である川上幸という役を演じさせていたただけること、とてもうれしく思います。ドラマの幸はどのように2人に関わっていくのか、ぜひ見届けていただければうれしいです。

沖田侑斗(おきた ゆうと):橋本淳

福の高校の担任教師。GTOに憧れ教師を目指したが、教師になったものの既に時代はそんな熱い教師を求めていないだけでなく許されなかったことに気付く。生徒には「おっきー」と呼ばれている。生徒と深くは関わらず、平穏に乗り切ることが一番だと心がけていたが…。

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生きているだけで誰しもが不安や葛藤、後悔や悩みを抱えていると思います。この物語に出てくる人物にももちろん、それぞれに触れられない部分や吐き出せない思いがある。そんな部分にそっと寄り添ってくれる優しい作品になるような気がしております。原作や脚本を読んだ時に、とてもセンシティブな問題ではあるのですが、とても優しく、そして温かく包み込んでくれるような印象でした。生きづらさを感じる世の中ですが、決して独りではなく、人と人の間に生まれる”優しさ”や”思いやり”は、きちんと存在しているんだよということをあらためて伝えられるよう、この作品に関わるという責任をしっかり背負い、沖田先生として大切に真摯(しんし)に向き合いたいと思います。

川上慶(かわかみ けい):野間口徹

福の父親。海外に単身赴任中。“良い家族”に強いこだわりがあり、本当は海外赴任も断り家族と一緒にいたかった。幸が自由人でいまいち自分のいうことを聞かず思い通りにならないこともあり、素直な福を溺愛している。

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愛すること、信じること、向き合うこと。 そして後悔、自責、憤り。 正解のない、なかなかに重いテーマではありますが、同じ「子を持つ親」として慎重に考えながら演じたいと思っております。

川上晴美(かわかみ はるみ):石田ひかり

福の母親。結婚前は働いていたが、恋人だった慶との結婚を機に退職し、現在は専業主婦。もともと家事は好きだったので専業主婦は天職だと思っていたが、幸せを感じる裏でどこかモヤモヤするときがある。

コメント

まだまだ未熟な高校生二人と彼らに関わる全ての人たちが、驚き、怒り、悩み、苦しみ、最後にどんな決断をするのか…。本当に苦しい撮影になるだろうと覚悟しています。若い皆さんには、自分の身体や人生を大事にしてほしい。親世代の皆さんには、こんな向き合い方、伝え方があるのかもしれないと、知ってほしいです。情報があふれかえる時代に生きる若者たちを守るために、私たち大人は真剣に考える必要があります。何が正解か分からない、この難しすぎる問いを、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。

飯田智宏(いいだ ともひろ):河野純喜(JO1)

福のクラスメイトで、高校2年生。

クラスでは、明るくポジティブでムードメーカー的な存在。クラスメイトの矢沢望(茅島みずき)のことが大好きで、何度フラれても負けずに告白を続けている。どうしてこんなに矢沢が好きなのか、その理由は自分でもよくわかっていない。放課後、なかなか家に帰りたがらない矢沢に、「うざい」といわれつつも、ずっと一緒にいる優しい男。「うざい」と言われてもそれが本音ではないと理解し、矢沢が胸の内に秘めた思いを受け止めつづける。

コメント

Q.ドラマ出演が決まった時の感想は?
A.僕を見つけてくださり、自分に合う役に選んでいただきとてもうれしかったです。まだまだ演技経験が浅いので不安もありましたが、現場では皆さんがやる気に満ちあふれ、このドラマを大切に届けようと頑張っているなとひしひしと感じているので、僕も飯田という役を自分なりに演じて伝えられたらいいなと思っています。
Q.JO1のメンバーにはドラマ出演の話はされましたか?その際の反応は?
A.メンバーみんながいる時に、マネジャーさんが「ドラマ出演決まったよ」とこっそり教えてくれたのですが、うれしくてメンバー全員に言いふらしてしまいました。みんな喜んでくれていて、(木全)翔也や(川西)拓実や豆(豆原一成)や(與那城)奨くんなど、演技経験のあるメンバーからアドバイス貰いながら練習をしました。
Q.クランクインしてみていかがでしたか?
A.最初は硬くなってしまったのですが、アベラ監督がリラックスできる空気感を作ってくださったおかげで、いい雰囲気の中、お芝居をすることができました。その雰囲気の波に乗るという感覚で、桜田さんや茅島さんなど他の共演者さんと徐々に打ち解けていけたと思います。
Q.飯田智宏役についてはいかがでしょうか?
A.監督から「カメラ回ってないオフでしゃべっている、その感じで」と言われました。役を考えるというより、役を考えない、新しい感覚で演じています。飯田はポジティブなムードメーカーで自分にぴったりな役なので、見ている方にも元気を与えられたらいいなと思います。
Q.桜田さんとの共演はいかがですか?
A.最初は緊張していましたが、桜田さん、茅島さんとのシーンを初日に撮影して、最初からフランクに接してくださって、すごくいい雰囲気で撮影させていただきました。とてもありがたいなと思いました。
Q.視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
A.飯田という役を自分なりに演じさせていただいています。一生懸命頑張るので、皆さんぜひ最後まで楽しんでいただけたらな、と思います。頑張ります!

引用元:公式サイト

笹部隼人(ささべ はやと):前田旺志郎

宝の陸上部仲間。宝をライバル視しているため、何かと勝負を持ちかけてくるが、この先もずっと一緒に走ると決めている強い味方。

コメント

監督がアベラさんで脚本が蛭田さんという事で、お二方とも僕の大好きな方達なのでお話をいただいた時はとてもうれしかったです。また、今回一緒のシーンが一番多い宝役の佳央太くんも前から知っている仲なので、とても安心しております。撮影前からここまで信頼できる方に囲まれた作品に参加できることもなかなかないので、最初から全開、全力で笹部隼人という役を演じたいと思います。

月島直実(つきしま なおみ):美村里江

宝の母で介護士。宝が幼いころに離婚し、宝と2人で暮らしている。宝が出場する陸上の大会には、仕事の都合をつけ必ず応援に駆け付け、宝のためならばどんなことでもできると考えている。

コメント

優しく美しいタッチで、福と宝、二人を取り巻く人々の感情を丁寧に織り上げた原作が魅力的でした。若年妊娠というテーマの難しさ、また連載中ということでデリケートな部分もありますが、大事に映像化したいという制作側の思いを受け、私も尽力したいと奮っております。原作では宝の母・直実は一筋縄ではいかない人物で、ドラマではどう描かれるのか?蛭田先生の脚本を特に楽しみにしております。

まとめ

今回はドラマ「あの子の子ども」の原作あらすじや脚本家、キャストについてご紹介しました。

原作は蒼井まもるさんの同名マンガで、『別冊フレンド』にて現在も連載中です。

脚本は「これは経費で落ちません」や「しずかちゃんとパパ」、「舟を編む」、「ウソ婚」など多くの話題作を手がけ、作品賞も受賞している蛭田直美さん!

桜田ひよりさんが主演を務め、予期せぬ妊娠で悩み葛藤する女子高生・川上福を演じます。

そして相手役には細田佳央太さん。他にも茅島みずきさんやJO1の河野純喜さん、前田旺志郎さん、橋本淳さん、野間口徹さん、石田ひかりさんなど豪華なキャスト陣が勢揃い!

今までの火ドライレブンの作品とは違った重たいテーマになっていますが、若い世代はもちろん、大人世代、親世代も多くを学べる作品になっていると思います!

初回放送は、6月25日23時〜放送です!お楽しみに。

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