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【笑うマトリョーシカ】最終回ネタバレ結末!ハヌッセンの正体と原作と違うラストとは?

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水川あさみさん主演のTBS金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」は櫻井翔さん演じる政治家・清家一郎と有能な秘書の秘密に新聞記者が黒い闇に迫っていく物語ですが最終回ネタバレ結末とは?「笑うマトリョーシカ」最終回結末あらすじネタバレをご紹介。ハヌッセンの正体と原作と違うラストとは?

目次

【最新追記】笑うマトリョーシカ最終回ネタバレ結末!ハヌッセンの正体と原作と違うラストとは?

ついに最終回を迎える「笑うマトリョーシカ」。

まずは最終回の予告をご紹介します。

浩子(高岡早紀)は清家(櫻井翔)を操るハヌッセンではなかった。
そしてBG株事件には、前外務大臣の諸橋(矢島健一)だけでなく、総理大臣の羽生(大鷹明良)も関与していた――。

そんな衝撃の事実が次々と明らかになった矢先、清家から「僕のブレーンになってほしい」という突然の提案を受けた道上(水川あさみ)は、ブレーンとしてそばにいることで清家のハヌッセンを突き止められると考え、その提案を受け入れることに。
ことあるごとに道上に意見を求め、道上の考えをそのまま吸収して自分の言葉にする清家。そんな清家を目の当たりにし、道上はある種の充実感を抱き始めるのだった。

そんな中、山中(丸山智己)から一刻も早く羽生と諸橋がBG株事件に関与していた証拠を公開し、2人を失脚させるべきだと促された道上だが、政権と敵対すると清家のブレーンを降りることになると考えた道上は、悩み始め…。

引用元:公式サイト

ハヌッセンの正体は浩子ではないなど、驚きの事実が判明した10話。

10話のストーリーについては、以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ10話ネタバレ!ハヌッセンの正体は誰か原作は?

原作とは違うオリジナル要素も多いため、一体どんな結末を迎えるのか?小説を読んでいる人も楽しめそうですね。

最終回のポイントとしては、

◆ハヌッセンの正体は誰

◆鈴木を狙った事故の犯人とは?

亜里沙(美和子)も浩子もハヌッセンではないと判明した10話ですが、誰がハヌッセンなのか?

以降で最終回のネタバレをご紹介します。

以降で「笑うマトリョーシカ」最終回のストーリーをネタバレしていきます。

清家のブレーンになった道上!ハヌッセンは羽生総理?

清家から自らのブレーンになって欲しいと頼まれた道上。

ハヌッセンが誰か突き止めるために、ブレーンになることを決めた様子です。

女性を登用することに関して意見を求められた道上は、官僚の女性起用を50%まで引き上げる案を提案しました。

すると清家はすぐさま、道上の案を採用。

さらに以前道上が清家に提案した里親制度の改革も実現することに。

そして道上は、憲法改正に関しても意見をしたのです。

首相公選制は、総理大臣が独裁的に権力を握り暴走した際歯止めが利かなくなってしまう。

そのための憲法改正には政治的エネルギーが必要。

国民が生活に苦しんでいる今、優先すべき課題ではない。

それを聞いた清家は、分かったと言い、道上にこう続けます。

「やっと信頼できる同士を見つけた気がします。道上さんがいればなれるかも。この国のトップに」

そして清家は、道上の言う通り、憲法改正は慎重に進めていく必要があると方向転換。

道上と山中は「清家のハヌッセンは羽生総理では?」と考えていたようですが、首相公選制に羽生は消極的だったと知り、ハヌッセンは別にいると考え始めます。

山中は、BG株事件の証拠を公開した方が良いと言いますが、発表するなら清家のブレーンを降りなければならないと悩む道上。

「このまま彼の側にいれば、間違った方向にいる清家を止められると思う」

道上のその言葉に、山中はこう返します。

「お前は政治家のブレーンである前に、いちジャーナリストだろ」

清家のブレーンを降りてBG株事件の真相を記事に

その言葉を聞き悩んだ末の道上は、清家のブレーンを降りる決意をしました。

清家にその旨を伝え、政権にダメージを与える記事を書くと告げる道上。

あなたが必要だと言う清家ですが、私はジャーナリストだと道上は主張します。

「このままじゃ、あなたを利用してきた人と同じ。報道の力を信じたい」

「あなたには僕を見続けて欲しかった」

そして道上は清家のもとから去り、記事を書いたのです。

その内容は、BG株事件の黒幕が、羽生総理と前外務大臣の諸橋だと言う事。

証拠も提出した結果、羽生総理と諸橋は殺人教唆の罪で事情聴取が行われることになりました。

そのニュースを、自宅で見ている鈴木。

妻の由紀からこれからどうするかと問われ、田舎にでも引っ越すかと鈴木は言うも・・・

「それでいいの?本当はやりたかったことあるんじゃないの?」

妻のその言葉で、鈴木は何かを決意した様子です。

ハヌッセンは清家の父親・和田島?

そして羽生総理はBG株事件の関与を認め辞任は確実に。

すると道上は羽生の秘書から連絡を受け、直接羽生総理と会うことになったのです。

羽生は道上に記事にして欲しいことがあると言う。

それは亡き清家の父・和田島もBG株事件に関わっていた。

羽生たちが関与していたことをもみ消したのも和田島だった。

さらに道上の父親の事件は、諸橋が富樫を使ってやったことだと告げる羽生。

そしてさらに驚くべきことを語ってくれたのです。

「このことは、清家君も知っていたはずだよ」

何と、清家は代議士になった直後から、和田島の家を出入りしており、全てを知っていたのです。

その後、道上はかつて和田島が考えていた首相公選制の記事を見つけます。

それは清家が語っていた構想と同じもの。

清家は会見で語った際、父の和田島からもらった腕時計を触っていたことを思い出した道上。

そして道上の父を殺した殺人教唆の容疑で、諸橋が逮捕されることに。

後日、道上は清家に会いに行きました。

父である和田島と交流が有りすべてを知っていた事、和田島が清家嘉和を交通事故と装って殺害している事、さらにBG株事件の証拠の存在も知っていた。

だから自分に近づき取り込んで、証拠を探させた。ブレーンにしたのも手に入れた証拠を発表させないため。

「あなたはずっと和田島の意思に従っていた。ハヌッセンは和田島芳孝。あなたは今も亡くなった父親に縛られている」

道上のその問いに、清家は笑いながら答えます。

代議士になってすぐに父と再会した。そこで色々話したが、これまでで会った人と違い父は僕をコントロールしなかった。

父は僕と同じ特性を持った人間だった。

和田島はかつて清家にこう言っていました。

「群がってくるものがいれば利用すればいい。そして本当の自分を見つけて欲しい」

そして清家は「父はハヌッセンなんかじゃない」と道上に言います。

ハヌッセンの驚くべき真相

じゃあ、清家を本当に操っているハヌッセンは誰なのか?

清家は言いました。

「いませんよ。僕は誰にも操られていません」

清家は誰よりも自分の事を分かっているが、いまだに理解が出来ないと言う。

本当の自分が分からないから、道上に近づいた。

予断を持たず、自らを見極めてくれると思ったから。

BG株事件の証拠何てどうでもいい。

そして道上も自分の事を見誤ったと告げる清家。

僕にはハヌッセンがいると決めつけたから。

理解が出来ない道上は、ハヌッセンがいないなら何故鈴木や亜里沙を切り捨てたのかと尋ねました。

それは「かれらが自分を見くびっていたからだ」と答える清家。

大学生の頃、亜里沙との恋愛を阻止した人間が愛欲におぼれていると知った。

なんと清家は、母・浩子と鈴木が男女の仲にあることを亜里沙に聞かされて知っていたのです。

母の洗脳を亜里沙が解いてくれたが、結局は亜里沙も自分を軽んじていた。

武智と不貞関係になり手をかけた。

だから、二人とは後に別れることにしたと清家は答えます。

母・浩子とは議員になった時、亜里沙とは40歳になり副大臣になった時、そして鈴木も。

鈴木の事故は清家が裏で自ら行ったが失敗したから、のちにクビを切った。

「見くびるな」それが鈴木たちを切った理由。

かのヒトラーもハヌッセンのことを見くびられていると思い切り捨てた。

道上は、ヒトラーのようにこの国をコントロールしようとしているのか?と尋ねます。

すると清家は、ヒトラーのしたことは容認できないが、リーダー像そのものは今のこの国に必要だと言う。

「実際みんな僕の事を知ろうとせず、ただただ僕を持ち上げている」

そう言って置いてあるマトリョーシカを見つめ手に取とります。

母・浩子が望んだマイノリティに寄り添う姿勢を取ったのは、分からないから。僕自身が何をすればよいのか。

心からやりたいものは何もないが、かつて誰かが教えてくれたことをこなしていただけ。

何か指針が欲しかったから、道上がブレーンでいてくれれば、それに従うつもりだったという。

「ぼくには、明確な意思など何もないから・・・」

しかし道上は、鈴木さんが言っていた。本音を見せたことがあると。

すると清家は、それは母から教わったことだと答えます。

普段おとなしい自分が興奮した姿を見せるのは重要なカードになると。

「あなたが追いかけた清家一郎こそ、僕にしてみればはっきりと演じられた清家一郎なんですよ」

清家にハヌッセンなどおらず、すべては演じられた姿だったことがここで明らかになりました。

見くびられたくない

そして清家はマトリョーシカの人形を出していきます。

いちばん小さい人形が不気味だと皆が言うが、自分には怒りに駆られているように見える。

「僕には僕が分からない。だからと言って見くびられたくないんですよ!」

そのためにこの国のトップに立とうとしている清家を恐ろしいと感じる道上。

しかし今の僕は偽物じゃない。国民からの信頼も厚く、総理になれば政権は盤石だ。その時にはより僕の力をより発揮できる。

涙を流しながら聞く道上に「怖いですか?僕の事が」と清家は問うも答えられない道上。

そして清家が「お引き取りを」と言うと、道上が口を開きました。

「私には泣いているように見えます。その人形。あなたの本質を理解することは出来ません。でも分かったことがある。僕を見ていてください。その言葉を聞いた時、助けを求めているんだと感じた。それが間違っていなかったってことです。あなたも怖いんじゃないですか?自分の事が分からないことが。清家さん、私はあなたを知ろうとすることを諦めません。それがあなたを救うことになると信じて」

そう告げて道上は去っていくのでした。

道上が去ったあと、清家はマトリョーシカを元に戻し腕を振るわせ、苦悶の表情を浮かべています。

その目からは一筋の涙が・・・

道上が外に出るとそこには鈴木が待っていました。

道上から清家の正体を聞かされて気持ちに整理が付いた様子の鈴木。

そして道上は、清家の事をもう一度見つめ直して、清家のことを国民に伝えると言う。

5年後!清家は内閣総理大臣に!

それから時が経ち5年後。

清家は内閣総理大臣になっていました。

憲法が改正され、国の緊急時に総理大臣に権力が集約できる緊急事態条項が創設されることに。

これは権力乱用が行われ、トップが暴走した時歯止めが利かなくなり独裁に傾く可能性がある。

清家一郎という人間の本質は何なのか?

道上は清家に関わる著書を出版していました。

その本は多くの人に読まれたが、人々は結局清家を選んだ。

彼の言う通り、人々は何もわからず分かろうともせず、ただただ彼を持ち上げた。

それでも私は、私が出来ることをする。

道上は今でも記者を続けており、清家へ質問するため国会へ向かっていました。

そして鈴木はかつての名前宇野俊哉を名乗り、区議会議員選挙に立候補しています。

総理大臣になった清家は幼いころを思い出していました。

小学校の頃絵本もテレビも見れずに、同世代の子供と接触することも禁じた。

母と祖母が喜ぶから笑っているだけ。

そして小学校に入ること、政治家になるように言われた。父が政治家であることも。

高校に入学すると、友達を作るように言われた。それが鈴木だった。

ずっと見くびられてきた。それが許せなくてみんなを切り捨てた。

戻れるならあの頃に戻りたい・・・

これが本当の僕なんでしょうか?いつかまたそんな話をあなたとしたい。こんな僕を理解しようと立ち向かってくるのはあなたしかいないから。

そして清家は定例会見に向かいます。

国民投票の結果、憲法改正されることになったと言うと、それに質問する記者がいます。

それは道上でした。

「私はこれからもあなたを見続ける」

そんなラストで締めくくられた最終回でした。

モヤモヤする終わり方!原作と違うラスト

清家にはハヌッセンなどおらず、全ては自らが演じた姿だったことが分かりました。

結局清家は総理大臣になるも、道上は記者として清家を追い続ける。

そんな結末となりましたが、ちょっと解釈が難しいところもありましたね(;^_^A

正直ちょっとモヤモヤするところも・・・

しかし櫻井翔さんの清家の演技は素晴らしかったと思います。

笑うマトリョーシカとは、結局のところ清家の事だったようですね。

ちなみに原作では、5年後は描かれていません。ハヌッセンは清家だったのでは?と思われるエンディングで幕を閉じ、清家が内閣総理大臣にはなっていません。

原作のその後の描き方は、原作を壊さず、なかなか良かったのでは?と思いました。

【笑うマトリョーシカ】原作や脚本家は誰?

原作

「笑うマトリョーシカ」は、早見和真さんによる同名小説が原作となっています。

amazonサイトのレビューでも高い評価を得ている作品です。

引用元:amazonサイト

早見和真さんは2008年に「ひゃくはち」でデビュー。

2015年には「イノセント・デイズ」で日本推理作家協会賞を受賞し、以降、「ザ・ロイヤルファミリー」や「店長がバカすぎて」、「あの夏の正解」、「八月の母」など多くの小説を世に送り出しました。

最近では、高橋海人さん主演でドラマ化された「95」も話題になりました(≧∀≦)

そして今回の「笑うマトリョーシカ」は、2021年に文藝春秋より出版された作品。

物語は、未来の総理候補とも呼び声が高い若き政治家・清家一郎と有能な秘書・鈴木俊哉の不気味で奇妙な関係、そして彼らを取り巻く黒い闇に、一人の新聞記者が迫っていくスリリングなヒューマン政治サスペンスです。

彼らの秘密に迫っていく新聞記者・道上は二人の間に隠された過去を探っていくと、清家が政治家へかけ上がっていく過程でいくつかの”不審な死亡事故”が起きていたことを知ります。それらの事故は清家に関係している何者かの仕業だった?やがてそれは、突然事故死した道上の父とも繋がっていきます・・・・。

清家は誰かに操られている?はたまた誰かが清家を操っているのか?人間のさまざまな欲望が複雑に絡み合っていく物語がハラハラすると読者から人気を集めています!

以下は、原作者・早見和真さんのコメントです。

自分にとっての「おもしろい」とは何か?
自分はこれまでどんな作品を「おもしろい」と感じ、打ちひしがれてきたのか?
「笑うマトリョーシカ」はそういったことをはじめて分析し、噛み砕き、逆算して書き上げた物語です。
同じものを書けと言われても二度と書けない気がします。
似たようなニュアンスでも難しいかもしれません。
行き当たりばったりとは言いませんが、ずっとギリギリの綱渡りを続けているような執筆期間でした。

僕にとって一番おもしろいものは「人間」であり、「人間の業」以外にありません。
では、その「業」とは何なのか。
最後の最後まで「おもしろい」に全神経を注いだ作品です。
それが映像でどう表現されているのか、放送を心待ちにしています。

引用元:https://natalie.mu/music/news/572011

以下は、「笑うマトリョーシカ」の脚本家についてご紹介します。

脚本家

「笑うマトリョーシカ」の脚本を担当するのは、以下の2名です。

いずみ 吉紘(いずみ よしひろ)

広告会社勤務を経て、2000年に脚本家デビュー。

これまで、ドラマ「バスストップ」や「ムコ殿」、「人にやさしく」、「ROOKIES」、「南極大陸」、「デスノート」、「トドメの接吻」、「集団左遷!」、映画「帝一の國」などを手がけてきました。

最近では、間宮祥太朗さん主演で話題の「ACMA:GAME アクマゲーム」の脚本も担当しています!

神田 優(かんだ ゆう)

2008年頃からゲームやCMなどで脚本活動をスタートさせ、2013年には「宇宙人のママ」でフジテレビヤングシナリオ大賞最終選考に選出されました!

その後、ドラマ「ラブホの上野さん」や「正義のセ」、「ブラックペアン」、「下町ロケット」、「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」、「アライブ がん専門医のカルテ」、「アリバイ崩し承ります」、「愛しい嘘〜優しい闇〜」、「競争の番人」など数多くの話題作に脚本協力として参加。

昨年には、「女神の教室~リーガル青春白書~」や「君と世界が終わる日にSP」、「うちの弁護士は手がかかる」など6作ものドラマ脚本を手掛けました!

上記2名の脚本家が小説「笑うマトリョーシカ」をもとに、ドラマ脚本を描きます。

どんな映像になるのか、楽しみですね♪

放送時間

「笑うマトリョーシカ」は【TBS金曜ドラマ】枠にて放送されます。

放送時間:毎週金曜日 夜22時〜

初回放送日:6月28日

夏ドラマですが、今回はいつもより少し早めにスタートするので要注意です!

【笑うマトリョーシカ】ネタバレ結末を原作の最後から!黒幕の衝撃の正体とは?【閲覧注意】

若き総理候補が、誰かの操り人形だったら? 人間の心の闇に迫るミステリー。
47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。
「彼が誰かの操り人形だったら?」
そう感じた女性記者が、背景を探ると、関係者の不審死、同級生の秘書や家族らの怪しい関係性が浮上し――。代議士を操ろうとする人物は誰なのか?

引用元:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167922269

以降で、原作小説のネタバレをご紹介します。重要なネタバレになるので、知りたくない人は閲覧注意です。

また原作の内容・展開とドラマのネタバレや結末が異なる可能性があります。

記者・道上香苗が清家一郎を調べるきっかけ

文芸部の記者・道上香苗は、上司から若手人気議員の清家一郎の自叙伝「悲願」の取材をするように命じられます。

この取材をした道上は清家一郎について、清家一郎について「ニセモノ」で「完全なる操り人形で、背後に超優秀なブレーンがいて、誰かの指示に従っているだけでは?」と感じます。

そのことを会社の上司・中山に話した道上。この道上の話を聞いた中山は、近々会社を辞めて独立するからと言い、道上をヘッドハンティングして、じっくりと清家一郎の正体・背景を調べて記事にするように言われます。

こうして道上は、清家一郎について調べ始めるのでした。

道上香苗の父親の事故死の真相

ドラマでは、道上の父親がある謎を追っていて、事故死をしてしまう展開になります。

この事故死がおそらく清家一郎と関係している?という展開になると思われます。

しかし、原作小説には、道上の父親は登場しません。

また原作では清家を追っていたジャーナリストが、死亡してしまう展開はなく、道上の父親の死は、ドラマの完全なるオリジナルです。

清家一郎のブレーン?同級生の秘書・鈴木俊哉

道上が、清家一郎のブレーンでは?と疑っていたのは、清家一郎の入学した愛媛高校の同級生の秘書の鈴木俊哉。

東大卒の優秀な鈴木俊哉は高校時代の清家一郎と出会います。

おどおどして、クラスでも浮いていて、いじめの対象になっていた清家一郎でしたが、いじめをくだらないと思っていた鈴木俊哉と同じく同級生の佐々木光一は、清家一郎と仲良くなっていきます。

そんな中、清家一郎から有名議員の和田島芳孝が実の父親で、母親が父親の愛人だったことを打ち明けられます。

そして、自分も将来政治家を目指しているという清家一郎がその手始めとして、高校の生徒会長に立候補することになり、佐々木光一とともに、当選のために清家一郎をバックアップすることに。

強力なライバルがいる中、鈴木俊哉が作った演説の内容や指示に従い、見事に生徒たちの心をつかんで生徒会長に当選した清家一郎。

このことがきっかけに、鈴木俊哉は清家一郎を政治家として成功させようと誓い、そのために準備をスタートするのでした。

鈴木俊哉にそう思わせる魅力が清家一郎にはあったのでした。

清家一郎の周囲で起きた事故

そんな清家一郎が政治家になったきかっけになったのは、一郎が可愛がってもらっていた有名議員の武智和宏(小木茂光)の死でした。

当時、大学を卒業した後、武智和宏の秘書をしていた清家。もうそろそろ清家を議員デビューさせようとしていた武智和宏でしたが、その矢先に、交通事故で亡くなってしまいます。

清家一郎は武智和宏の代わりの地盤を継ぐことになり、涙がながらに死亡した武智和宏の意志を引き継ぐと演説をして、見事当選。大勝利をおさめます。

武智和宏の事故について、道上も調べてみましたが、不審な点は出てきませんでした。

そして一郎の議員デビューとともに、鈴木俊哉も清家の秘書となるのでした。

鈴木俊哉は、清家のブレーンとして、議員デビューをした後の清家一郎を支えて成功に導いていきます。

そんな中、鈴木俊哉が事故に遭います。偶然なのか武智和宏と同じような状況の事故でしたが、運よく命を失うことなく、助かりました。

病院にいる鈴木俊哉の元に駆け付けた清家は、涙ながらに鈴木俊哉が生きていたことを喜びます。

しかし・・・この時、鈴木俊哉にある疑惑が浮かびます。もしかしたら清家が自分を消そうとした??そして武智和宏の死も事故ではなかったのか?と。

清家一郎のブレーンの衝撃の正体!3人に操られていた?

道上は清家一郎について調べていき、衝撃の事実を知ることになります。

なんと・・・清家一郎を操っていたのは、清家一郎の母親の清家浩子でした。

浩子は息子の一郎を自分の理想の人物に育てるために、誰と仲良くするのか?友達などもコントロール。

一郎は素直に従い、浩子のコントロール通りに育っていきます。

そして高校で出会ったのが鈴木俊哉。

浩子は鈴木俊哉が一郎を支える存在であると感じ、鈴木俊哉と友達になることを認めて、鈴木俊哉に成功のために支えてもらうように一郎に話します。

以降、清家一郎が政治家になるためにバックアップしていく鈴木俊哉。

その裏では・・・なんと美しく魅力的な浩子がなんと鈴木俊哉と体の関係を持ち、鈴木俊哉もコントロールしていたのでした。

しかし清家一郎のブレーンは2人だけではありませんでした。

大学時代に一郎と出会った元カノの美和子も重要な黒幕の1人だったことがラスト間近でわかります。

三好美和子は偽名で、実家から家出をして美和子と名乗っていて、本名は真中亜里沙。

亜里沙は一郎が自分がコントロールできる人物だと気付いて、母親に変わって一郎をコントロールしようとします。

そんな亜里沙の存在を危惧した浩子と鈴木俊哉が2人を別れさせようとしますが、反発する一郎。

しかしある日突然美和子(亜里沙)が姿を消してしまいます。亜里沙が死亡したのでは?誰かに殺害された?と思われる展開に。

ところがラスト間近で登場した亜里沙。浩子たちに一郎と亜里沙の2人の関係を邪魔されないために、姿を消したことが判明。

そして、亜里沙は以降、長らくずっと裏で一郎をコントロールしていたのでした。

一郎が議員デビューすることになった議員の武智和宏を事故に見せかけて殺害したのは、なんと亜里沙。武智和宏の愛人となっていた亜里沙が一郎のために犯行に及んだのでした。

一郎には3人のようなコントロールしたい願望の人たちを虜にする魅力があったようでした。

清家一郎の最後のブレーン・黒幕の正体は誰!?

しかし清家一郎は、議員デビューを果たした直後に、母親の浩子を縁を切り、捨てます。

理由は鈴木俊哉と浩子が体の関係を長らく持っていたことを知ったからでした。2人に対する怒りがわいた一郎。

また、亜里沙が一郎が尊敬していた議員の武智和宏と不倫関係だったこと、そして殺害したことに怒りを覚えた一郎は、あるタイミングを待って別れを告げて捨てました。

また亜里沙に罪を着せようとして鈴木俊哉を殺害しようとした一郎でしたが失敗。その後、鈴木の秘書という立場を追いやるようなスキャンダルを作り出して、秘書を辞めるように仕向け、捨てたのでした。

こうして自分を操っていた3人のブレーンを捨てた一郎。

その後も、議員として活躍を続けていて、次は総理候補と言われるようになった一郎。

3人が去った後、現在の一郎のブレーンは誰なのか?誰がコントロールしているのか?道上はその真相を突き止めるために、清家一郎に面会します。

しかし、清家一郎は誰もブレーンもいなかったことがわかります。

そして今後の総理を目指すために一郎は道上に「僕はいま、心から信頼できるブレーンを求めています。」と言います。

小説では、真の黒幕はっきりと書かれておらず、予想考察になってしまうのですが、清家一郎は自分をコントロールする人物が必要な種類の人間で、コントロールされることで生き生きと成功していく。そして無意識のうちに、その人物たちを捨てて、新たなターゲットとなるブレーンを求めているのでは?と思います。

そして真の黒幕はおそらく清家一郎本人なのかな?と思いました。

【笑うマトリョーシカ】高岡早紀演じる謎の女の正体が判明!清家の母親だった

またドラマ「笑うマトリョーシカ」では、高岡早紀さん演じる謎の女の正体がわからないまま、ドラマがスタートします。

その正体はおそらく、清家一郎の母親の浩子、あるいは、大学時代の恋人の三好美和子(真中亜里沙)だと思われます。

原作を読んだ限りだと母親の浩子役が高岡早紀さんのイメージにあっている気がします。

浩子は、幼いころから、男性を惹きつける魅力を持っていて、女子たちに敵対視されてしまう。

そして浩子に魅了された男たちをコントロールすることに快感を覚えていました。

そんなイメージにぴったりとハマるの気がします。ただ三好美和子もかなり癖のある女性で、高岡早紀さんが演じるのは面白そうです。

更に、2人ではない全く違うオリジナルキャラクターの可能性があるので、その正体は何者なのか?わかり次第情報更新していきます。

そして4話で高岡早紀さん演じる謎の女が清家の母親の浩子であることが判明しました!

笑うマトリョーシカ4話ネタバレ考察!真飛聖【謎の女】が美和子?

年齢的にもキャラクター的にも高岡早紀さんにぴったりの役柄だと思います。

ドラマ【笑うマトリョーシカ】あらすじネタバレ全話を最終回まで

1話あらすじネタバレ

2022年、4月。
新たに発足された内閣には、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎(櫻井翔)の姿があった。リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と目される清家は、若返りを図る新内閣の目玉として華々しく注目を集めていた。

同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上香苗(水川あさみ)は、このほど清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県・松山にある彼の母校を訪れていた。しかし担任の口から語られたのは、現在の頼もしいイメージとはかけ離れた彼の姿と、自叙伝には登場しない鈴木俊哉(玉山鉄二)というブレーンの存在。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えているのだという。

「それほど重要な人物を、清家はなぜ自叙伝に登場させなかったのか」

違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。

そんな中、道上に一本の電話が入る。相手はかつて社会部の敏腕記者でしばらく会っていなかった父・兼髙(渡辺いっけい)。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間! 兼髙は突然の交通事故で絶命してしまい・・・。

道上が追い始めた人気政治家とその秘書の“奇妙な関係”。その矢先に訪れた兼髙の突然の死――そして、これから待ち受ける衝撃の展開と真実とは?

野望と失脚、陰謀と裏切り・・・人間の欲望と謎が絡み合う、スリリングな物語が幕を開ける!

引用元:公式サイト

以下の記事で1話のあらすじネタバレをご紹介しています!

笑うマトリョーシカ1話ネタバレ考察!父親殺害の犯人は誰?

2話あらすじネタバレ

父・兼髙(渡辺いっけい)の死は、BG株事件を闇に葬りたい鈴木(玉山鉄二)によって仕組まれたものではないか。さらに清家(櫻井翔)は鈴木に裏で操られており、助けを求めて自分に近づいてきたのではないか。そう考えた道上(水川あさみ)が清家のもとを訪れようとした矢先、道上の部屋に何者かが侵入し荒らされる事件が発生する。盗られたのはBG株事件に関する兼髙の資料や取材ノートのみ。道上はますます鈴木に対する疑惑を深めていくのだった。

そんな中、道上は清家の自叙伝「悲願」で清家がかつて私設秘書を務めていた代議士・武智(小木茂光)もまた、兼髙と同じく不慮の交通事故で命を落としていたことを知る。おまけに武智の死後、清家は彼の地盤を引き継ぎ、27歳の若さで初当選していて・・・。

引用元:公式サイト

2話は物語のキーパーソン、清家の元カノが登場!元カノの美恵子役のキャスト女優の田辺桃子さんについて、以下の記事でご紹介しています!

笑うマトリョーシカ美恵子役は田辺桃子!清家の元カノ役【仮名】の出演作品は?

家を何者かに荒らされた道上は息子から預かっていたインコがいなくなっていることに気づいて、1年前の出来事を思い出します。

議員の不正を秘書が告発し、その取材をしていた道上。ところが秘書が自殺未遂。道上が強引に秘書から証言を引き出そうとしたとバッシングを受けることになり、誹謗中傷をされて、私生活でも危険な目に遭います。

結婚していた夫は、幼い息子を守るために、離婚を言い渡し、息子と道上は離れ離れに暮らすようになったのでした。

息子が自分に託してくれたインコを絶対に見つけると息子に誓う道上でした。

一方、清家と鈴木の会話で、清家が勝手に道上に取材を許したことを責める鈴木。清家は「ごめん。でもよい記者だと思ったから」と申し訳なさそうに返すのでした。

道上は清家の自叙伝「悲願」で清家がかつて私設秘書を務めていた代議士・武智(小木茂光)が死亡した事故は、秘書の鈴木が仕組んだのでは?と疑惑を持ちます。

事故について詳しく調べた道上は事故の状況の道上の父親が死亡した状況と似ていることに気づきます。

一方、高校時代の回想シーンで、鈴木は清家が生徒会長に当選するために、当時、議員だった武智(小木茂光)の演説の動画を見せて、演説を事細かに指導。また演説の内容もレクチャーしました。そして見事に生徒会長に当選した清家でした。

同じように、現在も様々なやり取りのすべてを鈴木が脚本を作って、その通りを演じている清家でした。

その後、道上は、清家から清家の高校時代の友人の佐々木が営む店に呼び出されます。

そこで道上が1年前に秘書を自殺に追い込んだとバッシングをされたことを知ったと言う清家。「悪いのは不正した議員」だと言い、道上がしたことは悪くないと言い「取材してくれてありがとう」とお礼を言うのでした。

一方、謎の女性(高岡早紀)が佐々木と電話をしていて「何かわかった?」と聞いています。佐々木は清家が道上からの取材を許可したことを報告する佐々木でした。

道上は、武智議員と自分の父親の類似した事故に鈴木が関係していることを清家にぶつけてみようと思います。

そして清家への取材の申し込みのメールを鈴木宛にするのでした。

そんな中、後輩の記者・青山が道上の調査を手伝わせてほしいと言われます。躊躇していた道上でしたが、真剣な青山の言葉に、自分が事故について調べていると知ったら何か動き出すかもしれないと思い、青山に鈴木の動きを見れる時に見ていて、不審な行動をしたら報告してほしいと言う道上でした。

そしてついに清家と2人で話をする機会を得た道上は、道上の父親の事故と武智の事故が似ていることを話し、鈴木が仕組んでいるのでは?と言います。

更に「清家さん、彼は危険です。知っていることを話してください。お願いします。」と頭を下げて「あなただって、関係を絶ちたいと思っているのでは?」と問いただし、ナチスについて書いた論文を見せて「これを私に送ったのはあなたですよね?」と言います。

固い表情の清家に電話が入ります。それは・・・なんと鈴木が事故に遭ったと言う連絡でした。

それを聞いて、道上も病院に駆け付けます。鈴木を探っていた青山を心配していた道上でしたが、道上も鈴木も無事でした。

鈴木に対面した清家は「無事でよかった。本当に!僕はもう二度と、大切な人を失いたくないんだ」と強い口調で言うのでした。

青山は平気だと笑顔で応じますが、道上は青山に危険なめに合わせたことを後悔するのでした。

そして事故の状況はやはり、道上の父親や武智の時の状況と似ているようでした。

鈴木が事故に遭ったことで、なにか見誤っていたと落ち込む道上でした。

しかし息子が自分を信じていることを知り、改めて事件を洗い流すことに。

清家の著書「悲願」を読み直していた道上。悲願は鈴木が手直しをしていて、演技がかっていると思った道上。

しかし大学時代の恋人の美恵子のことを語っている部分だけ、手直しがされていない、清家本人が書いていると思った道上は、美恵子について調べることに。

悲願では美恵子と映画館で偶然出会って付き合うまでが書かれていました。脚本家を目指して上京していた美恵子に、政治家になる夢や身の上話をした清家。

一方で道上は、清家を担当した大学の教授を訪ねていきます。そしてヒトラーの論文を見せた道上。

その論文は卒業論文でなく大学3年生時の課題だったと言い、改めて4年生で同じテーマで卒論を書いていると言い、その卒論を見せます。

3年生の論文ではヒトラーのブレーンだったハヌッセンを肯定していますが、卒論では一転、ハヌッセンを否定していると言う教授。

卒論で清家にとってのハヌッセン、鈴木を批判しているのでは?と疑問を持つ道上。

3年生から4年生の間に、意見が変わるきっかけとなった出来事があるのでは?と言い教授。道上はその時期に清家が美恵子に出会っていたと気付きます。

教授は美恵子のことを覚えていて、清家を尻に敷いているような雰囲気だった、頭の良い子で何でも知っていた、清家の考えが変わったのは、彼女の影響では?と言う教授。

清家は美恵子との会話から「27歳と言う年齢を意識するようになった」と悲願に書いていました。

27歳とは武智議員が死亡して、地盤を引き継いで議員デビューした年でした。

その後、1人になって考えた道上は、美恵子が武智を殺した?と言う可能性も考えます。

清家のバッグにいるのは鈴木ではない?そしてハヌッセンが、ヒトラーに殺された年齢が43歳で、事故に遭った鈴木の年齢も43歳であることに気づきます。

一方、病室では鈴木もハヌッセンが43歳でヒトラーに殺されたことに気づいて、衝撃を受けるのでした。

鈴木は大学時代に、清家から美恵子を紹介された日のことを思い出していました。美恵子は「はじめまして、清家君のハヌッセンさん」と言い、2人がイチャイチャしているのを見て不快な表情を浮かべる鈴木とそんな鈴木を勝ち誇った顔で見つめる美恵子でした。

道上は、清家の背後には、鈴木以外の誰かがいて、その人物が事件を起こしていると確信した道上は「知りたい、本当の清家一郎を」「美恵子のことを調べる」と言い、清家に会いに行こうとします。

ところが、清家の秘書・坂本から連絡が入り「今後一切、清家はあなたの取材はお受けしない。清家本人の意向です」と言われ、呆然とする道上でした。

3話あらすじネタバレ

清家(櫻井翔)を裏で操っているのは自叙伝「悲願」に仮名で登場する大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子)だと考え、清家に話を聞こうと試みるも、逆に今後一切の取材を拒否すると宣告されてしまった道上(水川あさみ)。

そこで道上は清家の当時の同窓生を取材し、美恵子とされていた女性の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。

同じ頃鈴木(玉山鉄二)も、入院中のベッドで美和子のことを思い出していた。
そして道上は、さらに大学時代の清家や鈴木、そして美和子の情報を得るため、清家が師事していた武智議員(小木茂光)の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れる。
するとそこで、さらなる驚くべき事実に直面して…。

引用元:公式サイト

3話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ3話ネタバレ考察!謎の女【高岡早紀】の正体は美和子・ハヌッセンじゃない?

4話あらすじネタバレ

清家(櫻井翔)からの「今後はあなたのために連絡は取らない」という言葉が気に掛かる道上(水川あさみ)だったが、鈴木(玉山鉄二)の協力もあり、美和子(田辺桃子)が書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功する。しかし美和子が書いたはずのシナリオの作者欄には“真中亜里沙”と記名があり、美和子という名が偽名だったと判明。しかも、清家と鈴木と美和子【真中亜里沙】の関係性になぞらえたストーリーには、道上が予想だにしなかった“ある人物”が登場していて・・・。

謎がさらに深まる中、何者かによって道上の勤める新聞社に圧力がかかり、道上は会社を辞めることを決断する。そしてフリーのジャーナリストとして美和子【真中亜里沙】の実家を訪れた道上は、ある人物から彼女に関する重要な事実を聞く。

引用元:公式サイト

4話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ4話ネタバレ考察!真飛聖【謎の女】が美和子?

5話あらすじネタバレ

清家(櫻井翔)の実母である浩子(高岡早紀)は、元夫・清家嘉和(梨本謙次郎)の死亡事故、さらに武智議員(小木茂光)の死亡事故をも仕組んだのではないか。

そんな疑惑が持ち上がる中、浩子が道上(水川あさみ)の実家の小料理屋を訪れていたことを知り、道上は戦慄する。

そして浩子の行方を探すために再び愛媛を訪れた道上は、鈴木(玉山鉄二)が浩子と面識があったにも関わらず、「何も知らない」と嘘をついていたことを知る。

鈴木はなぜ浩子との関係を隠そうとしたのか。道上の中に新たな疑惑が浮上する中、鈴木は高校時代、清家の実家を訪れた“ある日”のことを思い出していて…。

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5話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ5話ネタバレ考察!真中亜里沙は死亡してて清家の母親が殺した?

6話あらすじネタバレ

次期官房長官として清家(櫻井翔)に白羽の矢が立つ中、ヒトラーの危険思想を持つ浩子(高岡早紀)が清家をコントロールしていると確信し、このまま清家に権力を持たせてはいけないと危機感を募らせる道上(水川あさみ)。

その矢先、とある場所で浩子と遭遇した道上はそのあとを追う。
そして辿り着いた先で道上は、清家のこれまでの発言につながる新たな事実をつかむことに。

そんな中、清家がついに官房長官に就任する。
清家との出会いからこれまでの軌跡を思いながら、2人の“悲願”が達成されたことに胸を熱くする鈴木(玉山鉄二)だったが、その裏には浩子の影が忍び寄っていて…。

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6話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ6話ネタバレ感想!清家に捨てられた鈴木が切ないラスト

7話あらすじネタバレ

清家(櫻井翔)から簡単に切り捨てられ、清家をコントロールしてきた本当のハヌッセンは自分ではなく浩子(高岡早紀)だったことに愕然とし、廃人のようになる鈴木(玉山鉄二)。しかしそんなことはお構いなしに、清家は官房長官としてより一層存在感を放ち、組閣早々不祥事続きの新内閣の支持率維持に貢献していた。

そんな中、浩子の行方を突き止めるべく動いていた道上(水川あさみ)は、街頭演説の場で久々に対面した清家から思わぬ言葉をかけられる。

そして道上からB G株事件に関わっていた可能性がある政治家たちの資料を託された鈴木は、父に罪をなすりつけた政治家を突き止めるべく動き出す。すると過去の記事の中から、与党ナンバー2で外務大臣の諸橋(矢島健一)に関する新たな疑惑が浮かび上がり…。

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7話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ7話ネタバレ考察!浩子が超怖いけど別に犯人がいる?

8話あらすじネタバレ

道上(水川あさみ)の前に浩子(高岡早紀)が姿を現した。

これまでの不審な事故死について問い詰める道上だったが、浩子は多くを語らず、逆に道上の息子・勇気(森優理斗)の身を案ずる意味ありげな発言を…。そして「夫が待っている」と言い残してその場を去ってしまう。あとを追った道上が目にした浩子の夫は意外な人物で、再婚を不気味に思った道上は、浩子への疑念をさらに募らせる。

その後、清家(櫻井翔)が地元・松山に帰って来ていると知り、佐々木(渡辺大)の店を訪れた道上は、清家からの「くれぐれも無茶はしないで」との伝言を受け取る。その真意が分からないまま、翌日の講演会で清家と顔を合わせた道上だったが…。

そんな中、浩子が銀座でホステスをしていた時のことを調べていた山中(丸山智己)が、ある驚きの新事実を持ち帰る。

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8話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ8話ネタバレ!復讐の原作の浩子の母親の理由とは?

9話あらすじネタバレ

浩子(高岡早紀)の母で、清家(櫻井翔)が政治家になるきっかけとなった祖母が「劉英華リュウインファ」という中国人であると知った道上(水川あさみ)たち。しかも英華は生前「復讐」の意味を持つ中国語をよく口にしていたという。その言葉にどんな意味が隠されているのか…。道上が考えを巡らせる中、清家は新たに、国民の直接投票で総理大臣が選ばれる「首相公選制」の採用を提案する。国民から絶大な人気を誇る清家が総理となるための布石とも取れる発言に道上は、その裏で手綱を引く浩子の存在を改めて感じるのだった。

一方、B G株事件への関与が疑われる諸橋大臣(矢島健一)の失踪中の元秘書・富樫(吉岡睦雄)の行方を追う鈴木(玉山鉄二)は、富樫が裏社会で生きているという情報をつかむ。道上たちはB G株事件への諸橋の関与を隠蔽したのは富樫であると筋立て、彼の行方を追うが…。

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9話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ9話ネタバレ!犯人が富樫なのは原作と違う?

10話あらすじネタバレ

再び愛媛県愛南町で浩子(高岡早紀)と対峙し、中国出身の母のもとで生まれ、和田島(加藤雅也)と出会い、清家(櫻井翔)を産んで政治家にするまでの過去の出来事を聞かされた道上(水川あさみ)。しかし、清家の裏で暗躍するハヌッセンが本当に浩子なのか、浩子とBG株事件との関連についてなど、肝心なことは聞き出せず…。

しかも浩子は、清家が書いたハヌッセンの論文を鈴木(玉山鉄二)に送ったのは自分ではないと言い、新たな謎まで生まれてしまう。はたして論文を送ったのは一体誰なのか。答えを探すため、浩子の今の夫・小松(堀内正美)のもとを訪れた道上は、ある人物に疑惑の矛先を向けていくことに。

そんな中、清家は「首相公選制」の実現に向けて憲法改正案を提案するなど、官房長官としては前代未聞の言動をとり始めていて…。

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10話のあらすじネタバレは以下の記事にご紹介しています。

笑うマトリョーシカ10話ネタバレ!ハヌッセンの正体は誰か原作は?

【笑うマトリョーシカ】キャスト

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道上香苗(みちうえ かなえ)〈38〉:水川あさみ

正義感が強く、気になったことは突き止めずにはいられない性分。元は社会部の敏腕記者だったが、あるスクープをきっかけに社会部を外され、文芸部に異動させられてしまう。そんなある日、若き人気政治家・清家一郎を取材した際に清家とその秘書・鈴木の関係性に違和感を覚え、彼らの隠された過去を探っていく。

鈴木俊哉(すずき としや)〈43〉:玉山鉄二

清家一郎を長年支えている有能な秘書。清家とは高校時代からの付き合いで、当時から彼に政治家の素質を見出していた。現在は、政務秘書官として清家を総理大臣へ導くことにすべてを捧げている。

清家一郎(せいけ いちろう)〈43〉:櫻井翔

43歳の若さで初入閣した厚生労働大臣。印象的な笑顔とリベラルな言動で国民から抜群の人気を誇る未来の総理候補。すべてが完璧でクリーンなイメージの清家だが、その栄光の裏では不審な死亡事故がいくつも起きており…

山中尊志(やまなか たかし):丸山智己

道上の社会部時代の先輩記者。口は悪いが経験豊富で面倒見が良く、道上が文芸部に異動してからも何かと頼りにしている人物。道上と一緒に清家と鈴木の過去を探る。

青山直樹(あおやま なおき):曽田陵介

道上の後輩記者。社会部志望で探求心と行動力を備えており、明るくガッツもあって周囲から愛される人物。道上の無茶振りに振り回され、時に危険な目に遭いながらも道上に食らいつきサポートする。

道上香織(みちうえ かおり):筒井真理子

道上の母。明るく前向きで肝が据わっている。夫と離婚してから、もともと実家が営んでいた小料理屋を再オープンさせて自分で切り盛りしている。道上の今後を心配しつつ、離れて暮らす息子のことと仕事の狭間で苦悩する姿を優しく見守り、励ましてくれる1番の味方でもある。

道上兼高(みちうえ かねたか):渡辺いっけい

道上の父。大手新聞社社会部の敏腕記者だった頃に追っていた”ある事件”を再び取材中に、不審な交通事故死を遂げる。

旗手健太郎(はたで けんたろう):和田正人

道上の元夫。道上とは大学時代に知り合い、結婚して小学生の1人息子がいるものの、道上がつかんだあるスクープが家族を巻き込むスキャンダルに発展し、息子を守るためやむを得ず離婚を選択。現在は息子と2人暮らしだが、道上とは連絡を取り合っている。

旗手勇気(はたで ゆうき):森優理斗

道上の息子で小学2年生。仕事を頑張る道上を理解し応援しているが、時に寂しさを感じることも。現在は父・健太郎と2人で暮らしている。

佐々木光一(ささき こういち):渡辺大

清家と鈴木の福音学園時代の同級生。鈴木とともに清家を生徒会長に担ぎ上げた、豪快で友達思いの熱い男。日本料理店「春吉」を経営する料理人だが、その裏に何かを秘めているようでもあり…

和田島芳孝(わだじま よしたか):加藤雅也

清家の実父で、官房長官を務めた経験もある有力代議士。親子であることは長年隠されており、清家の自叙伝でその事実が初めて明かされた。親子ながら一緒に暮らしたことがなく、1年前にガンで亡くなる。

坂本一紀(さかもと かずのり):中山麻聖

清家と鈴木と同じ、福音学園出身。若手ながら優秀な秘書。清家は何かと坂本を通じて道上に連絡を取る。

謎の女:高岡早紀

謎のヴェールに包まれている女性。その正体は一体…

凜々(りんりん):咲那

道上の母が営む小料理屋でアルバイトをしている中国人。

羽生雅文(はぶ まさふみ):大鷹明良

民和党総裁。若くて人気のある清家を入閣させ、内閣の支持率アップを図る。

諸橋育夫(もろはし いくお):矢島健一

与党のナンバー2。実質的には羽生総理よりも権力を握っている存在。

武智和宏(たけち かずひろ):小木茂光

愛媛の選挙区の代議士で、清家たちと同じ福音学園出身。清家を政治家にするため大学時代に鈴木が頼み込んで事務所に通わせてもらい、師事した。次期官房長官とまで言われたが、16年前に自動車事故で急逝。

藤田則永(ふじた のりなが):国広富之

武智の元政策担当秘書。武智と共に学生時代から清家と鈴木の面倒を見ていた。清家が初出馬する際にも力を貸した。

一色清彦(いしき きよひこ):東根作寿英

清家たちの福音学園時代の元担任で、当時の彼らの関係性を知る人物。

学生時代の鈴木俊哉:西山潤

高校時代から学年一の秀才で大人びており、担任曰く「清家よりも生徒会長に向いている」といわれていた。

学生時代の清家一郎:青木柚

現在のカリスマ性溢れる姿とはほど遠い影の薄い生徒だったが、名門校で生徒会長にまで成り上がり、皆をまとめていた。

学生時代の佐々木光一:濱尾ノリタカ

鈴木と共に清家を生徒会長にまで担ぎ上げた。

まとめ

今回はドラマ「笑うマトリョーシカ」の原作あらすじやネタバレ脚本家、キャストについてご紹介しました。

原作は「ひゃくはち」や「95」、「イノセント・デイズ」で知られる早見和真さんによる同名小説で、2021年に発売されています。

そんな人気小説をドラマ化する脚本家は、「アクマゲーム」のいずみ吉紘さん、「君と世界が終わる日に」の神田優さん!

若き政治家役には櫻井翔さん、その秘書役には玉山鉄二さん、二人の謎の関係に迫る新聞記者役に水川あさみさん!他にも丸山智己さんや高岡早紀さん、筒井真理子さん、渡辺大さんなど豪華なキャスト陣が出演します。

初回は6月28日・夜22時〜!TBS金曜ドラマにて放送です!お楽しみに(≧∀≦)

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