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霊験お初震える岩ネタバレ結末真相とキャスト!忠臣蔵赤穂浪士との関係とは?

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上白石萌音さん主演の2024年5月4日にテレビ朝日ドラマプレミアム「霊験お初震える岩」江戸時代後期を舞台に不思議な力を持つヒロインがクセありな相棒・古沢右京之介が殺人事件を解決していく物語。「霊験お初震える岩」の原作あらすじネタバレやキャストなどご紹介!忠臣蔵赤穂浪士との関係とは?

目次

ドラマ「霊験お初震える岩」原作と脚本家は誰?

原作とあらすじ

ドラマ「霊験お初〜震える岩〜」の原作は、宮部みゆきさんの『新装版 震える岩 霊験お初捕物控』です。

原作者の宮部みゆきさんは、OLや法律事務所などに勤務したのち、1987年に小説家デビュー。

山本周五郎賞受賞作の「火車」や、直木賞受賞作「理由」、毎日出版文化賞特別賞受賞作「模倣犯」、吉川英治文学賞受賞作「名もなき毒」など、数多くの作品を執筆。

ミステリーからSF、ホラーなどさまざまなジャンルを手がける人気小説家として知られています。

中でも、「ソロモンの偽証」は国内で映画・ドラマとして2度の映像化を実現!さらに韓国でもドラマ化され、大きな話題を集めました。

そして今回のドラマ「霊験お初〜震える岩〜」の原作本は、1993年に『震える岩 霊験お初捕物控』のタイトルで単行本が刊行。新装版は2014年に刊行されました!

時代小説とホラーを融合させて描き上げた意欲作を、テレビ朝日と東映がタッグを組んで初映像化を実現します!

原作者・宮部みゆきさんコメント

 駆け出しのころ、手探りで一生懸命に書きあげた懐かしい作品が、年月を経て、上白石萌音さんと京本大我さんという、今もっとも新鮮なパワーをお持ちの役者さんに演じていただくことで映像化されました。萌音さん、時代劇でも可愛い! お江戸の不思議ミステリーを、たくさんの視聴者の皆様に楽しんでいただけますよう願っております。

引用元:公式サイト

物語は、江戸時代後期を舞台に、不思議な力【霊験】を宿したヒロインの町娘・お初(上白石萌音)が、”草食系”の与力見習いの武士・右京之介とバディを組み、一度死んだ男がよみがえったという奇妙な事件の真相に立ち向かう《時代劇×ホラー》作品です。

《霊験》に目覚めたお初と《相棒》の与力見習い・右京之介が出会うのは、江戸の町で起きる奇怪な事件!やがて『忠臣蔵』の悲しい真相に突き当たり…!?
物語の舞台は江戸時代後期の享和2(1802)年、第11代将軍徳川家斉の治世――。主人公・お初は、日本橋通町の一膳飯屋の看板娘。まわりを自然と笑顔にする、明るく活発な性格ですが、ある出来事をきっかけに《ふつうの人間には見えないものが見え、聞こえないものが聞こえる不思議な力=霊験》に目覚めます。
そんなお初の力を見込んだのが、南町奉行・根岸肥前守鎮衛(やすもり)。彼は世間でささやかれる不可思議な奇談を収集し、『耳袋(みみぶくろ)』と名づけた書物にまとめたことで歴史に名を残した、実在の南町奉行です。“江戸のXファイル”ともいうべき『耳袋』の素材集めにあたって、肥前守はお初に協力を依頼、サポート役として与力見習いの古沢右京之介(ふるさわ・うきょうのすけ)を引き合わせます。
お初と右京之介が挑むのは、一度死んだ男がよみがえったという奇怪な事件。巷では死者に憑りつかれた=“死人憑き”と騒がれていましたが、やがて”死人憑き”の犯行と思われる、連続殺人事件が発生…!そして、さらなる謎がお初たちの前に…。なんと約100年前、『忠臣蔵』の物語の発端を作った赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹した庭に置かれた岩が、夜ごと鳴動しているというのです。これらの謎は絡まり合い、次第に大きなうねりとなって『忠臣蔵』の奥底に秘められていた悲しくも切ない夫婦の物語へとつながっていくことに。はたして、お初と右京之介がたどり着いた、知られざる『忠臣蔵』の真実とは…!?

幅広いフィールドで活躍する《上白石萌音×京本大我》がドラマ初共演!
霊験に目覚めて以来、この世のものではない者たちの怨念や執着を否応なしに感じ取ってしまうようになった、お初。「なぜ私はふつうではないのか…」と自身の力に戸惑いながらも、“悪意がもたらす悲しみの連鎖を断ち切ることができるのは自分しかいない”と、“人にはない力を持った者”の務めに気づき、力強く立ち向かっていきます。

引用元:公式サイト

ドラマは70年以上にわたって培われてきた京都撮影所の時代劇スタッフの技術と最新VFXを組み合わせた、超大型ドラマスペシャルとなっています(≧∀≦)

スマホもパソコンもない時代に、お初と右京之介は第六感だけを頼りに事件を解決することができるのか?そして物語の背景には、ある夫婦の悲しくも切ない物語につながっていきます・・・

脚本家

「霊験お初〜震える岩〜」の脚本を担当するのは、浜田秀哉(はまだひでや)さんです。

2004年にサラリーマンから脚本家に転身し、ラジオドラマ「試合前のエース」でデビュー。

以降、ドラマ「ホカベン」や「絶対零度」シリーズ、「破裂」、「ナオミとカナコ」、「Chef〜三ツ星の給食〜」、「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」、「イチケイのカラス」、「ノッキンオン・ロックドドア」、映画「プラチナデータ」、「シン・ゴジラ」など数多くの作品で脚本を担当しました。

2013年放送の相葉雅紀さん主演ドラマ「ラストホープ」は、市川森一賞を受賞!

ディーン・フジオカさん主演のドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」では、東京ドラマアウォードの単発ドラマ部門で優秀賞に選ばれ、その才能が高く評価されています。

また、現在放送中の山下智久さん主演「ブルーモーメント」でも脚本を務めています!

主題歌

「霊験お初〜震える岩〜」の主題歌は、坂本冬美さんの『恋の予感』です!

デビュー曲の『あばれ太鼓』や『夜桜お七』、『また君に恋してる』など数多くの楽曲をヒットさせている坂本冬美さん。

最近では、桑田佳祐さんが作詞作曲を手がけた『ブッダのように私は死んだ』が豪華すぎるコラボと話題になりました!

そして今回のドラマでは、ドラマオリジナルキャラクターの桜蓮尼役で特別出演!ナレーションを務めることも決定しています。

主題歌となる『恋の予感』は、1984年に安全地帯がシングルリリースした楽曲で、作詞を井上陽水さん、作曲を玉置浩二さんが手がけた大ヒットナンバー!

そんなスペシャルな楽曲を、今回ドラマのために坂本さんが初カバーします♪

以下は、坂本冬美さんが歌う『恋の予感』が聴ける予告映像です(≧∀≦)

放送時間

「霊験お初〜震える岩〜」は、テレビ朝日系列にて【テレビ朝日ドラマプレミアム】として放送されます!

放送日:2024年5月4日(土)

放送時間:21時〜 22時54分

スペシャルドラマなので、1話完結となっています!

ぜひ、お見逃しなく!

 

「霊験お初震える岩」の時代背景は江戸時代の後期!

ドラマ「霊験お初震える岩」の物語の舞台は江戸時代後期の享和2年(1802年)第11代将軍徳川家斉の時代です。

また物語で起きる事件と関係している忠臣蔵の「忠臣蔵」で知られる赤穂藩主・浅野内匠頭の切腹、仇討ちなどが起きたのは、元禄15年1703年)。

原作小説通りだと、約100年ほど前の事件が大きく関わる、恐ろしい殺人事件や岩が夜ごと震える…、“死人憑き”という奇怪な現象が起きてしまいます。

これらの奇怪な現象や事件との関係とは?

ちなみに1703年は「生類憐れみの令」で有名な江戸幕府5代将軍「徳川綱吉」の時代です。将軍綱吉と事件が大きく関係している?

以降では、原作小説のネタバレをご紹介します。

 

霊験お初震える岩ネタバレ結末真相を原作から!忠臣蔵赤穂浪士との関係とは?

以降で原作小説のネタバレを一部ご紹介しますが、原作の内容とドラマの内容が異なる場合があります。

また重要なドラマのネタバレになる可能性があるので、知りたくない人は閲覧注意です。

お初(上白石萌音)は、霊的なものが見えたり感じる特殊能力があり、南町奉行根岸肥前守(坂東彌十郎)から奇談怪談の収集の手伝いを頼まれます。

そして古沢右京之介(京本大我)を紹介されて、町で起きている奇妙な事件を一緒に追うことに。

町で起きているのは

◆幼い子供が2人殺害されてしまう事件

◆死んだはずの人間が生き返る

赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹した屋敷の庭にある岩が夜ごと震える

一見、全く違う3つの出来事が実はつながっていることが後にわかります。

赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹を発端に仇討ちとなった「忠臣蔵」でおなじみの事件が起きた時代、ある真面目な男・内藤安之助が犬に襲われそうな人を助けて、犬を殺害してしまいます。

時は、生類憐みの令の時代。そのことが知られて、罰せられて、仕事を失ってしまいます。妻と幼い2人の子供(娘・息子)がいましたが、家族を養うために、刀を使って人を襲って金品を得ていました。

もちろん、妻の「りえ」はそのことを知りませんでした。

そんな中、赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹後に、仇討ちを計画していた赤穂浪士を警戒した吉良が戦力を集めていて、安之助も雇ってもらえることになり、やっと苦しい生活から解放されると妻に報告。

しかし吉良側を探っていた赤穂浪士の1人が安之助の行っている悪事に気づいたことから安之助を止めるために、追いかけてきます。せっかく雇われたのにと自暴自棄になった安之助は、気がふれてしまい愛する2人の子供と妻を殺害してしまいます。その後、安之助は駆け付けた浪士に殺害されました。

その時、妻は安之助のもう一人の子供を産んだばかりですが、その浪士がその子供(娘)を助けたのでした。

そして100年後、生き残った安之助の娘の子孫である女性は親につけてもらった名前ではなく「りえ」と名乗るように。

安之助の霊が生きている人間にとりついて、偶然にも息子と娘と同じ名前の、幼い子供を殺害。

そして子孫の「りえ」を探し出して殺そうとしますが、お初や兄の六蔵、古沢右京之介が安之助の霊から、「りえ」の命を助けるのでした。

 

ドラマ「霊験お初震える岩」あらすじネタバレ

日本橋通町一膳飯屋“姉妹屋”の看板娘・お初(上白石萌音)は、岡っ引きの兄・六蔵(満島真之介)、ともに店を営む義姉・およし(野波麻帆)と3人暮らし。ある日、宴会の仕出しを頼まれ、とある武家屋敷に赴いたところ、火事に巻き込まれてしまう。荒れ狂う炎に飲み込まれそうになったとき、お初は突然、無数の黒い影に取り囲まれる。それは炎に焼かれて命を落とした人々の残留思念で、お初はあやうく道連れにされかけるが、黒い影の少女が逃げ道を示してくれたおかげで、逃げまどう人々を率いて無事、屋敷から脱出することができた。こんな不思議な体験は初めてのことで、お初は戸惑う。
 翌日、姉妹屋に年配の武家が訪ねて来る。彼は南町奉行根岸肥前守(坂東彌十郎)と名乗り、お初に奇談怪談の収集を手伝ってほしいと頼む。実は、肥前守はかねてから不可思議な出来事を書き記しており、前日の火事の現場で偶然、お初を目撃。お初には不思議な力“霊験”があることを見抜いたという。
 肥前守はさっそく“死人憑き”について調べてほしいとお初に依頼する。最近、深川で死んだはずの男が息を吹き返すという不可思議な出来事があったらしい。お初は肥前守からサポート役にと遣わされた与力見習いの古沢右京之介(京本大我)とともに死人憑き事件を調べはじめるが、右京之介はどこか頼りなく、お初はあきれてしまう。やがて“死人憑き”によると思われる、殺人事件が発生して…!?
 そんな中、肥前守のもとに不気味な情報が舞い込む。赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹した屋敷の庭にある岩が夜ごと震える…という奇怪な現象が起きているというのだ。肥前守とともに現場に赴き、鳴動する岩に触れたお初。その瞬間、お初の目の前には100年前、白装束の浅野内匠頭が切腹する場面が広がり――。殺人事件と“死人憑き”、『忠臣蔵』と“震える岩”、2つの“謎”は大きくうねりながら、やがて思いもよらぬ結びつきを見せて…!?

引用元:公式サイト

ドラマ「霊験お初震える岩」登場人物・キャスト

引用元:公式サイト

お初(おはつ):上白石萌音

日本橋通町で人気の一膳飯屋“姉妹屋”の看板娘。岡っ引きの兄・六蔵、その妻・およしと暮らしているが、実は赤ん坊のとき橋のたもとに捨てられていたのを六蔵の両親が引き取って育てた経緯があり、兄と血のつながりはない。ある日、火事に巻き込まれたのをきっかけに、普通の人間には見えないものが見え、聞こえない声が聞こえる不思議な力が宿った。その力を市井の奇譚を集めている南町奉行・根岸肥前守鎮衛に見込まれ、与力見習いの古沢右京之介とともに奇怪な事件を調べはじめる。右京之介の頼りなさに焦らされてばかりなのに、なぜか彼のことが気になって…。

コメント

――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください
 宮部みゆきさんといえば私の中では時代小説の印象が強く、その世界の中に入ることができるのをとてもうれしく思いました。そして、私は東映の京都撮影所が大好きなので、また、スタッフのみなさんと一緒に新しい時代劇を作ることができるんだ、とワクワクしました。

――ご自身の役柄“お初”はどんな女性ですか?
 お初は人には見えないものが見えたり聞こえないものが聞こえたりする力を持っています。原作と違って、ドラマではその力に目覚めるところから描かれるので、怖がったり戸惑ったりする等身大の気持ちに共感していただけたらと思いながら演じました。その一方で、お初には江戸っ子ならではの肝っ玉の据わったところもあって、演じていて楽しい役でしたね。

――不思議な力を持つお初は霊を見たり死者の声を聞いたりしますが、演じていかがでしたか?
 現場にはメイクさんや衣装さんの職人技でゾンビや死霊など尋常じゃないものがたくさん出現し、しかも照明の当て方もとても恐ろしくて…演じていて、本当に怖かったです(笑)。でも撮影が続くと慣れてきて、死霊役の方々と談笑したりとシュールで楽しかったですね。
 現場で撮影したものにVFXで新たな効果が足されるとのことなので、出来上がりはかなり怖い映像になるんじゃないかな。でも怖い部分だけでなく、コミカルだったり、温かかったり、人間の情の深さにスポットが当たるシーンもあったり、とても面白いバランスのドラマになっていると思います。

――タッグを組む京本大我さんの印象を教えてください
 京本さんは常にフラットで実直な方なので、私自身も無理せずにいられて、現場の居心地がすごくよかったです。右京之介という役にこれ以上ないほどぴったりとハマっていて、だからこそ私も自然とお初になることができたと感謝しています。

――お初と右京之介はどんなバディだと思いますか?
 お初と右京之介は、身分はかなり違いますが、そういうものを超えて対等に協力し合いながら謎に向かっていく面白いバディ。お初にも不思議な力がありますが、右京之介にも持って生まれたある才能があって、足りない部分を補い合ったり、得意分野でお互いを助け合ったりする感じが、演じていて気持ちが上がりました!

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
 江戸時代の物語ですが、“人間っていつの時代も変わらないんだな”とさまざまな意味で感じていただける作品だと思います。身近な人たちと一緒に、親しみを持って見ていただけたらうれしいです。ぜひ楽しんでください!

引用元:公式サイト

古沢右京之介(ふるさわ・うきょうのすけ):京本大我(SixTONES)

与力見習い。「奉行所を出て世間のことに詳しくなれ」という根岸肥前守鎮衛の計らいで、お初とコンビを組まされる。優柔不断で弱々しいところがあり、一見、頼りない草食系男子。お初にツッコまれてばかりだが、実はすこぶる頭が切れ、度々、鋭い洞察力を発揮。そして、いざというときの判断と勇気が、お初の窮地を救うことも。父は“赤鬼”とよばれるほど強面の吟味方与力・古沢武左衛門。実は、この親子には深刻な溝があって…。

コメント

――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください
 時代劇はとても久しぶりでしたし、そもそも経験値があまりなかったので、最初はちょっと身構えた部分もあったのですが、脚本を読ませていただいたらテンポの軽快さとゾッとする怖いシーンとのメリハリにものすごく引き込まれました。これを実写化したらどうなるんだろうというワクワク感、高揚感があり、撮影が楽しみでした。

――ご自身の役柄“右京之介”はどんな男性ですか?
 まず、僕の名字の“京”という字が名前に入っているので“縁”を感じましたね。与力見習いという役どころですが、ドジというかシャイで天然要素もあり、ちょっと頼りないところもあるので序盤まではダメダメな右京之介ばかりが出てきます。でも、実はすごくギャップを秘めている役どころで、後半になるにつれて、そのギャップが浮かび上がってくるんですよね。さらに、右京之介には大きな傷を負った過去もあって、それが物語とリンクしてきてからがどんどん面白くなっていきます。ぜひ右京之介のバックボーンも楽しみにしていただけたらうれしいです。
 僕は実年齢29歳で、19歳の右京之介と10歳も違うのですが、普段から幼く見られることが多いのであまり考えすぎず、とにかくこの右京之介という役をまっすぐ生きてみたら役柄の魅力が出てくるかなと思いながら向き合いました。

――草食系という役柄ですが、演じられていかがですか?
 草食系みたいな、もどかしい役どころはけっこう多いんですよ。僕自身、草食系か肉食系かと聞かれると…よくわかりません! けっこうサバサバしてますし、特別シャイではないので、右京之介とのギャップを楽しんで演じています。

――タッグを組む上白石萌音さんの印象を教えてください
 僕はミュージカルに出演させていただく機会が多く、上白石さんもミュージカルに挑戦されている印象が強かったので、いつか舞台の上でお会いすることになると勝手に思い込んでいました。だから、こんな意表をついた形での初共演はビックリ。上白石さんがそのお人柄で現場を柔らかく包み込んでくださるので、毎日楽しく撮影させてもらいました。

――お初と右京之介はどんなバディだと思いますか?
 2人は身分こそ違いますが、互いに信頼しあい、徐々に育まれた絆によって、居心地のいい関係性を構築していきます。ゆくゆくは右京之介が尻に敷かれるんだろうなと予感しちゃうぐらいのパワーバランスです(笑)。視聴者のみなさんにかわいらしい、癒される2人だなって思っていただけたらいいな。ホームズとワトソンみたいなバディ感があると思います。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
 この作品は、お初と右京之介の関係性のほかに親子関係や夫婦関係が描かれるほか、ホラーやミステリーの要素もあって、これでもかというぐらい盛りだくさん。幅広い層のみなさんに楽しんでいただける作品です。この作品を見ていろいろなことを感じて次の日の活力にしていただけたら幸いです。

根岸肥前守鎮衛(ねぎしひぜんのかみやすもり):坂東彌十郎

江戸時代に実在した南町奉行。世情にたけた名奉行であり、杓子定規ではなく、大局を見て裁きをする器の大きさがある。お初の後ろ盾として見守るよき理解者でもある。
若いときから巷にあふれる噂話や不思議な言い伝えに興味を持ち、それを書き記した随筆集である『耳袋』全10巻、1000編を残している。

コメント

以前、ラジオドラマで宮部みゆきさんの別の作品に出演させていただいたことがあり、独特な雰囲気が大好きだったので、今回も撮影を楽しみにしていました。私には悪人役のオファーが多いのですが、今回はお初と右京之介を見守る良き理解者という役どころでしたし、キャストのみなさまのお名前を聞いて一段と楽しみになりましたね。
 いざ撮影となると緊張しながら現場に入ったのですが、最初から入りやすい空気が流れていて、なんだか不思議とみなさん昔からの知り合いみたいな気がしました。温かくて不思議な、ありがたい現場でしたね。幼少期に父の仕事の関係でよく訪れていた太秦に久しぶりに来ることができたのも嬉しかったです。
 この作品は人の心の温かさ、怖さがとてもよくわかる…。そして現代に通じる人と人とのつながりというものを感じました。少し怖い部分もありますが、ほのぼのとできる作品だなと思います。

引用元:公式サイト

六蔵(ろくぞう):満島真之介

お初の年の離れた、血のつながらぬ兄。岡っ引きの親分。頭脳明晰で行動力に富み、町方たちの信頼も厚い。曲がったことが大嫌いな正義漢で、弱い者いじめや理不尽なことは我慢がならない。
お初にとっては父親代わりの存在。

コメント

僕は以前、宮部みゆきさん原作の時代劇『おそろし~三島屋変調百物語』(2014年/NHK)に出演させていただきましたが、今回は武士のように堅い役ではなく岡っ引きとして軽快に動き回っています。昔から時代劇は大好きで“人情溢れる役をいつかやりたい”と思っていたので、“ついにきたか!”と胸が躍りました。脚本には、僕がいつも考えている“人の心とは何なのか”が深く描かれていて、今の時代に届けたい言葉がたくさん詰まっています。
 この作品は、「君は今、目の前にいる人とどう接するのか。どういう言葉をかけるのか。どういう想いでその人と過ごすのか」ということを問いかけているような気がします。僕らの世代は特にそうですが、電子機器と共に生きてきて、大人たちからの叱咤激励も含めて温かい言葉を“生”でかけてもらう機会が少なくなっている。そんな時代にこの作品が、過去現在、そしてこれから先に進みたい未来をもう一度見つめ直すいいきっかけになる作品だと思います。このドラマを見た後、目の前にいる人にやさしくなれる人が増えるといいなと願っています。
 現場では、上白石さんと京本さんの撮影に向かう姿勢やスタッフさんとの関わり方から、お2人の素敵な人間性が開放されているのを感じて、すごく触発されました。
 撮影が後半になるにつれて、僕の熱いトークはちょっとずつスベりはじめたんですけど(笑)、最高のチームと出会うことができてとても幸せな時間でした。
 時代劇の面白さを、是非体感してください!

古沢武左衛門重正(ふるさわ ぶざえもん しげまさ):高嶋政宏

右京之介の父。吟味方与力。周囲から“赤鬼”とよばれ恐れられている。右京之介との親子関係には深い溝があり…。

コメント

簡単に言えば霊能力少女の相棒のお父さんなんですが、そこにゾンビが現れたり、死霊に憑依されたりのストーリーにまず強く惹きつけられました。それを日本が世界に誇る東映京都太秦撮影所の現代世界最高の匠たちが撮るわけですから、今春最大のドラマスペシャルになること間違いなし!
 これを見逃すとあとで後悔しますよ〜。乞うご期待!

内藤りえ / 大野屋りえ(ないとう りえ / おおのや りえ):倉科カナ

この世に怨霊として現れた浪人・内藤安之介の妻。100年前の真相を知る唯一の存在。
呉服問屋“大野屋”のりえは彼女の子孫。

コメント

今作は2役演じさせていただくということで、特に丁寧に紡いでいかなければと思い挑みました。
 この『霊験お初~震える岩~』に出会い、想いとはとても強いエネルギーを持つんだなと改めて感じました。特に伝えられずすれ違った想いは捻れ曲がり、禍々しくなることもある。
 生きているうちに、想いを伝え合いすれ違わないように、丁寧に生きていこうと思える作品でした。
 また京都での撮影だったのですが、スタッフの皆さんが温かく、自然にその時代に入りこませてくれるプロフェッショナルさに改めて感動しました!
 みなさまぜひ『霊験お初~震える岩~』お楽しみください。

およし:野波麻帆

お初の兄・六蔵の妻。お初とともに一膳飯屋“姉妹屋”を切り盛りしている。きっぷの良い女性で、お初のことも明るく見守っている。

コメント

岡っ引きの六蔵の妻で、お初の義理の姉となって一緒に一膳飯屋“姉妹屋”を切り盛りする、およしを演じさせていただきました。初日から火事のシーンだったのですが、本物の炎を使ったり、セットもカッコよく作り込まれていて、太秦の撮影所に来たぞ!!とテンションが上がったのを思い出します。
 撮影は“姉妹屋”が主でしたが、旦那様役の満島(真之介)さんがムードメーカーで明るく笑いの絶えない現場でクランクアップの日もまだ皆とここにいたい!と思ったほど居心地の良い場所でした。また皆に会いたいな〜…。そんなホッとする姉妹屋は小道具などもとてもかわいいので、ぜひ隅々まで見ていただけるとうれしいです。

内藤安之介(ないとう やすのすけ):味方良介

100年前に生きた元御家人で、死霊として蘇った男。怨霊となって人から人へと乗り移っている。元々は品行方正な侍だったようだが、いったい彼に何があったのか…!?

コメント

『霊験お初〜震える岩~』に出演する味方良介です。役どころに関しては作品を観ていただいた方が早いかなと。とにかく人であって人でない役に出会えたことをうれしく思っています。
 今回は特に自分ひとりの力では完成することないキャラクターで、撮影所にいる時間は大変でしたが、出来上がりがとても楽しみです。
 豊島圭介監督の創り上げる世界に今回の役で参加できると知ったときの喜びと緊張は今でも忘れていません。とにかく放送を観ていただいて僕の興奮を共有していただきたいです。
 上白石さんをはじめとする共演者の方々の作品に向き合う姿勢はとても真摯で、刺激的でした。時代劇ではありますが、人間の情や思いは時を経ても変わらないものがあるんだなと感じられると思います。お楽しみに。

吉田沢衛門兼貞(よしだ さわえもん かねさだ):和田正人

お初が見た幻の中に現れた、100年前の赤穂浪士。内藤安之介との間に浅からぬ因縁が…!?

コメント

お話をいただいた際、原作が宮部みゆきさんの、時代小説とホラーを融合させて描き上げた意欲作と伺いました。
 「これは、東映京都さんの歴史と技術を詰め込んだ、スゴい化け物役を演じられるんじゃないか?」
と、役者冥利に尽きる喜びを抱いておりましたが、それも束の間。いただいた役は、殺陣あり男気ありの、しっかりとカッコいい立ち回りを演じる赤穂浪士役。
 まさか、このような役柄を与えて頂けるとは思いもよらず、別の意味で、足がすくむ思いでした。
 ひと味違う時代劇の面白さが詰まった、エンターテインメント作品となっております。ぜひ、お楽しみにして頂ければと思います。

小野重明(おの しげあき):宮野真守

右京之介の叔父。武家に生まれながらも算学研究の道に進み、国中を旅している。穏やかな佇まいがどこか右京之介と似ている。

コメント

このような形でオファーをいただける事に驚きを感じましたが、とても光栄でした。“時代劇”としてのドラマ出演はほぼ初めてですし、何より、“初の太秦”にドキドキしました。
 上白石萌音さん、京本大我さんと共演できることがとてもうれしかったのですが、お2人も喜んでくれていたとお聞きして、幸せでした。限られたシーンではありましたが、お芝居を交わせたことがうれしかったですし、オフの時間でも、アニメの話だったり、「3人とも帝劇経験者だね」なんて言って盛り上がっていました(笑)。
 僕が演じる小野重明は、京本さん演じる右京之介の叔父で、武家に生まれながらも、自分の生きる道を自分で決め、前に進む事ができる、精神力を持っている人です。右京之介にとっても、すごく大事な役割を担う人物なので、演じる上では身の引き締まる思いでした。そして、髙嶋政宏さんとは、以前共演させていただいた舞台では“宿敵”の役だったので、今回“兄弟”の関係になれたのも、面白かったです(笑)。
 時代劇でありながらもミステリーとファンタジー要素が絶妙で、僕自身、ワクワクが止まりませんでした。やはり宮部みゆきさんの作品はすごいなと、物語が進む度に、感嘆の息がもれました。時代劇、怪奇現象、推理・ミステリーが見事に融合しています! そして、ストーリー展開には考えさせられるものがあり、人間の奥深さも感じられる作品です。どうぞご覧になって、たくさんのものを受け取ってください!

桜蓮尼(おうれんに)/ナレーション:坂本冬美(特別出演)

深川三好町にある尼僧庵“道光院”の庵主。死人憑きによる連続殺人の謎を追うお初たちに出会い、死霊の正体解明につながる重要なヒントを授ける。

コメント

――本作からのオファーを受けたときのお気持ちを教えてください
 「まさか私が?」と、とても驚いたのが正直な気持ちでしたが、すぐに光栄なことと喜びに変わりました。脚本はとても面白くて、興味深く読ませていただきました。

――上白石萌音さん、京本大我さん、満島真之介さんと共演された感想を教えてください
 お2人も満島くんも、何の気負いもなくとてもナチュラルで、親しみやすく温かい雰囲気でしたので、おかげで緊張が和らぎました。

――桜蓮尼という人物を演じられ、ナレーションも担当されましたが、いかがでしたか?
 私が演じたのは、道光院の尼僧で桜蓮尼という、事件のヒントを出す大切な役です。尼僧を演じるのが初めてでしたので、穏やかで包容力のある懐の深さをさりげなく出さなければと、少しプレッシャーを感じていました。ドラマのナレーションは初めてなので、とてもドキドキしました。

――お気に入りのシーンや、注目してほしいシーンがあれば教えてください
 ロケ地のお寺に参拝にいらっしゃった方も、本物の尼僧だと思われたほど尼僧の衣装がぴったりハマっていたと思います。そのあたりを見ていただきたいです。お初ちゃんと右京之介、そして六蔵のトライアングルがサイコーですので、息の合ったお3方の演技にご注目ください!

――主題歌『恋の予感』をカバーした感想を教えてください
 学生の頃、よく聞いていた曲でした。今回初めて歌わせていただきましたが、あの頃、口ずさんでいたのとは大違いでとても難しい歌でした。お初と右京之介をイメージして、なるべく重くならないよう心がけながら、若い2人を微笑ましく見守るような気持ちで歌わせていただきました。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いします!
 みどころは、100年前の事件が絡むサスペンスに“忠臣蔵“の実在する人物までもが登場する面白さ。特別な能力を持つお初ちゃんが紐解いていきます…が、右京之介との恋の行方は!?
 上白石さんと京本さんがとても時代劇に合っていますので、お若い方にもぜひご覧いただき、時代劇の面白さを知っていただきたいと思います。

引用元:公式サイト

まとめ

今回はドラマ「霊験お初〜震える岩〜」についてご紹介しました。

原作は2014年に新装版として刊行された宮部みゆきさんの「新装版 震える岩 霊験お初捕物控」。

脚本は、「ラストホープ」や「破裂」、「絶対零度」、「イチケイのカラス」、「ブルーモーメント」など多くの話題作を手がける浜田秀哉さんが担当します。

主演は上白石萌音さん、相棒役にSixTONESの京本大我さん、坂東彌十郎さん、満島真之介さん、倉科カナさん、宮野真守さんなど個性豊かなキャスト陣が勢揃い!

主題歌は、劇中に特別出演&ナレーションを務める坂本冬美さんが、安全地帯の名曲『恋の予感』をカバーします!

「霊験お初〜震える岩〜」は2024年5月4日テレビ朝日系列にて夜21時〜放送です!お楽しみに♪

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