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東京タワードラマ最終回ネタバレあらすじ【江國香織】結末!原作と違うハッピーエンド?

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永瀬廉さん主演のテレビ朝日のドラマ「東京タワー」は江國香織さん原作の愛を知らない大学生と20歳上の女性との禁断の恋愛ドラマですが不倫の最終回ネタバレはどうなる?ドラマ「東京タワー」のあらすじネタバレ結末を江國香織さんの原作小説からご紹介です。

目次

【最新追記】「東京タワー」ドラマ最終回あらすじ結末!原作と違うハッピーエンド?

まずは、最終回の予告をご紹介します。

 「もう詩史さんのいない人生なんて考えられない」「一緒に暮らそう」――小島透(永瀬廉)の前に現れた浅野詩史(板谷由夏)。透はもう二度と離れたくない焦りから、「必ず実現するから待ってて」と懇願する。その頃、詩史の夫の浅野英雄(甲本雅裕)は透の母・陽子(YOU)のもとを訪れ、透と詩史の関係を暴いていた。衝撃の事実を確信した陽子は帰宅した透を問いただすが、逆上した透から「散々好き勝手に生きてきた人に言われたくない」と言い返されてしまう!
一方、もう一度川野喜美子(MEGUMI)に会いたいと、決死の思いで居場所を突き止めた大原耕二(松田元太)。困惑する喜美子を前に、「俺は喜美子さんが好きだ」と告白し、キスを迫る。

荷物をまとめ、家を出た透は、「しばらく泊めてほしい」と耕二のアパートへ。詩史との生活のために医学部を中退し、就職しようと勢いづく透に驚く耕二。しかし”好きな人と一緒にいたい”という思いは2人とも同じで、まさに人生の岐路に立たされていることを実感するのだった。

やがて大切な人を奪われたことに苛立ちと苦悩を見せる陽子と浅野は、ある驚きべき行動に…!

ついに最終回、透と詩史、耕二と喜美子、それぞれが下す決断とは…!?

引用元:公式サイト

詩史と一緒になるために家を出た透

ついに、透と詩史の不倫に気づいていた詩史の夫・浅野英雄(甲本雅裕)が動き出す展開に!しかも、透の母親も息子の不倫を知ってしまいます。

透は詩史に「一緒に暮らそう」と言うと「素敵なことを思いつくのね。でもどうやって(実現するのか)?」と問われ、大学を辞めて就職をすると答えるのでした。

自宅に戻った透に母親は浅野が来ていたことを告げます。「あんたには本当あきれた・・・」と泣きながら怒っている母親に「俺の勝手だろ。散々好き勝手生きてきた人に言われたくないよ」と言い、部屋から出ていきます。

1人なった母親の陽子は「よりによって・・・なんてあの女・・・」とつぶやくのでした。

そして透は荷物をまとめて自宅を出ていくのでした。

一方、スーパーで働く喜美子に会いに行った耕二。「どうしても忘れられなくて。会いたくて。俺は喜美子さんが好き」と言います。

困ったように「どうしてそんなこと言うの。私はあなたに人生めちゃくちゃにされたのよ。40過ぎてこの有様。全部、耕二くんのせいよ。あなたに出会わなければこんなことにならなかった」と泣きながら言い立ち去る喜美子を後ろから抱きしめて強引にキスをする耕二。

そのキスを受け入れた?と思った喜美子ですが、途中で耕二を突き飛ばして「しつこい。警察呼ぶわよ」と言い、立ち去るのでした。

耕二がマンションにに戻ると、透が荷物を持ってきていて「しばらく止めてくんない」と言うのでした。

透が詩史のために大学を中退して就職すると聞いて驚く耕二。

医学部に入ったことから、中退しないと就職できない透。一人前の医者になるまでには8年もかかり、そんなに待てないと言う透。なぜ医学部に入ったのか?と聞かれた透は、昔、母親が体調悪い時に無理して仕事に行こうとして自分が治してあげたいと思ったと言います。「昔のことだけど・・・」と言う透でした。

透は就職活動を始めたものの、大学中退でうまくいくはずもなく、なかなか決まらないのでした。

一方、耕二は自分の気持ちに気づいたから、喜美子のことは、諦めないと透に言うのでした。

喜美子は、耕二からもらったマニュキュアを足の爪につけて大事に使っていて、耕二からマニュキュアをもらった日のことを思い出していたのでした。

詩史は浅野に離婚届を渡して「別れてください」と言うのでした。

母親と息子の不倫相手との戦慄の修羅場

そんな中、雑誌の編集長をしている透の母親の陽子は建築家の詩史との対談企画で陽子に話を聞くことに。

途中までなごやかに話していた2人でしたが「人生を前向きに生きる秘訣は?」と聞かれて「私の場合は、自分の気持ちに素直に向き合うこと、自由に生きていくことだと思っています」と答えると、陽子の表情が変わります。

陽子は笑い出し「だから、平気でご主人のことも裏切れるんですね。そして、年下の大学生と恋に落ちた。」

詩史の表情も曇ります。

陽子は「私が何も知らないとでも思った?馬鹿にすんじゃないわよ!あんたみたいな女が一番タチが悪いのよ!自立した女のふりして、本当は男なしで生きていけないくせに。自由、冗談じゃないわ!私が、どんな思いで息子を育ててきたかわかる?唯一の自慢の息子だったのよ!それを・・・あんたが・・・」と言い、テーブルにあったワインを詩史の白いシャツにかける陽子でした。

その後、楽屋で落ち込んでいる詩史の元にやってきた浅野は記入した離婚届を渡し「君がこんなに浅はかだな人間だとは知らなかったよ。後悔すればいい」と言い、立ち去るのでした。

詩史の決意

呆然として外を歩いている詩史は東京タワーを見つめて、透に電話をして「これからのことについて話したいの」と呼び出すのでした。

一方、詩史との待ち合わせ場所に向かっていた透は、偶然、詩史の事務所のスタッフと会い、詩史が離婚したことを知らされます。

待ち合わせ場所に嬉しそうにやってきた透。詩史に夫と離婚したことを聞いたと言う透は「ありがとう」と詩史の手を握って言います。

しかし詩史は「あなたとは・・・暮らさないわ。これから1人で生きていくことにしたの。」驚く透に「冷静になって考えて自分で決めた」と言う詩史に「僕は絶対に認めないから」と言う透。

詩史と会った帰り、母親から「戻ってきたら?」とメッセージが入り、母親が詩史に何かを言ってのでは?と気づく透。

自宅に行き「何か言ったのか?」と陽子を問い詰めると「私と詩史さんとのことだから、透の知る必要のないことよ」と答えます。

透は「俺の人生を邪魔しないで、勝手なことするな!」と言うと「勝手なのはどっち?あんな女のために将来棒にふるつもり?大学だって、あなたが行きたいっていうからこっちは・・・」と言う陽子に何も言えなくなる透でした。

そして耕二は再び、喜美子の働くスーパーに喜美子に会いに行きます。しかし、無反応の喜美子に「黙殺された・・・」とショックを受けて、泣きながら帰る耕二でした。

その後、喜美子は誰かとカフェで待ち合わせをしていて、その人物が来たようでした。

それぞれの別れ

一方、喜美子に黙殺されて無視をされてショックの耕二は、透と一緒に大学にいて「どうしたら諦められるんだ・・・」と言います。突如喜美子がやってきます。

喜美子は透に強い口調で「そこのあんた!」と言います。喜美子の前に近寄っていた耕二をいきなり平手打ちする喜美子。

喜美子は続けて「人妻に手を出してボロボロにした罰!あんた自分がやったことわかってるの!!」と平凡な人妻は日常が退屈で、耕二のようなイケメンに言い寄られたら簡単に落ちてしまうと訴えます。そして「おばさんの心、もてあそばないでよ。40歳の人生背負えないでしょ?二度と人妻に手を出すんじゃないよ!」と言い、耕二からもらったマニュキュアを投げつけて、立ち去るのでした。

喜美子は耕二に諦めさせるためにやってきたのでした。そのことを悟った耕二が「全部好きだった・・・」と心の中で思いつつも大きな声で「あんたみたいなおばさん懲り懲りだよ!もう人妻には二度と手を出さない!!約束する!!!」と叫ぶのでした。

その言葉を聞いた喜美子は立ち去りながら、泣いているのでした。

そんな2人の別れを見ていた透は詩史を訪ねます。そして来月からパリに行く「向こうで力を試してくる」と言う詩史の言葉を聞いて笑顔で「すごいな、どうんどん1人で前に進んで。」と言います。そして、どうして自分と別れたのか、ちゃんと理由が聞きたいと言う透に、うなづく詩史。

詩史は透に本音を伝えます。自分は本当は自立なんかしていない。このままだと透に依存してしまう。そんな自分が嫌いだから「離れるの。1人で立ってられるように」と言います。「怖くないの?」と聞く透に「怖いわ、でも、あなたに寄りかかって生きる人生の方がもっと怖い。それに思うの。自分を愛せるのは、自分だけだって。」

透は自分で自分の人生を決める詩史に恋をしたと言うことを改めて実感して「わかった」と納得。2人は最後に一緒の時間を過ごすことに。

手を繋いで街を歩いて、街を観光します。詩史は「陽子さんのこと、大事にしてね。彼女のおかげであなたに出会えたから」と言うのでした。

そして最後にホテルで東京タワーを一緒に見る2人でした。

喜美子がカフェで会っていた意外な人物

一方・・・喜美子が耕二に別れを告げる前にカフェで会っていたのは、なんと詩史。

詩史は喜美子に「一番美しい思い出でありたいんです。東京タワーって日本で一番高かったのに、今じゃ2番目でしょ?そんな風に、彼にとって私は一番だけど、いずれもっと素敵な女性が現れるわ。だったらせめて、一番美しい思い出でありたいじゃない。」と言います。

その言葉を聞いて、耕二に会いに行ったのでした。

8年後・・・驚きの2人のその後とは?

物語はなんと8年後・・・透は医者になっていました。医者として充実した生活を送ってそうな透。

耕二は・・・なんと子だくさんの幸せそうな家族のパパに。そして・・・妻はなんとフジテレビの情報番組「ぽかぽか」で共演中の横澤夏子さんが写真ですが演じていたことが話題になっていました。

原作とは全く違う、別れたけれども、ハッピーエンド?なラストでした。

ちなみに、以降でも原作小説のネタバレを一部ご紹介していますが、原作小説では喜美子の不倫が夫や娘にバレてしまう修羅場シーンはありません。

また、小説では透と詩史の不倫を、詩史の夫が気づいてしまう、怖い展開もありません。

なので、ドラマオリジナルの展開、結末が待っていることは明らかです。

【東京タワー】原作は江國香織の小説!脚本家は誰?

原作は江國香織の人気小説!

ドラマ「東京タワー」は、小説家・江國香織さんの同名恋愛小説が原作です。

原作者の江國香織さんは、1987年から小説家として活動をスタート。

小説・絵本・エッセイなどこれまで数多くの作品を出版し、その多くが山本周五郎賞や紫式部文学賞などさまざまな賞を受賞。2004年には小説「号泣する準備はできていた」で直木賞を受賞しました!

その後「きらきらひかる」や「神様のボート」、「冷静と情熱のあいだ」など、多くの作品が映像化されヒットメーカーとして人気を集めています♪

2001年に刊行された小説「東京タワー」は、21歳の青年と、20歳以上年の離れた人妻の儚くも美しい許されない愛を描いた物語で大ヒット!

過去には2005年に黒木瞳さんと岡田准一さんで映画化。さらに2014年には韓国でテレビドラマ化されるなど、各年代で大きな話題を集めてきました。

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【東京タワー】ドラマキャスト! 岡田准一・松本潤の映画版と比較も

そして今回のドラマでは、現代の東京を舞台に、令和という新しい時代ならではのストーリーと登場人物たちで新たな感動と余韻が描かれていきます!

原作者・江國香織さんコメント

――2005年に映画が公開され、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化となります。今回、連続ドラマ化の依頼をお聞きになった際は、どのようなお気持ちでしたか?
大胆だなあと思いました。
それは、そもそも私の書く小説が映像化に不向きなはずだと思っているからでもありますし、
この小説を書いてから随分時間がたって、世のなかが変ってきているからでもあります。
でも私は大胆な試みというものが好きなので、
その蛮勇に敬意を表しつつ、何かがぴたっとはまるといいなと思っています。

――2005年の映画では岡田准一さんが演じられた小島透役を今回は永瀬廉さんが演じられます。書籍『東京タワー』のあとがきには「東京の少年たちの物語」と書かれておりましたが、平成から令和になり、東京の街や少年たちが変わったという印象はございますか?
街のいろいろが変ったと思います。全体に保守的になっているかな。
若い男の人たちについて言えば、無愛想と無口が減って、
礼儀正しく、見栄を張らず、素直な人が増えたような印象です。
でも内に秘めたエネルギーはいつの時代もあるはずで、
ドラマのなかで、二人の俳優さんがそれをどんなふうに見せてくれるのかたのしみです。

――最後に、ドラマに寄せる期待についてお聞かせください。
小説は、女性が若くなくなっていく過程と、恋愛そのものに焦点をあてて書きましたが、
今度のドラマは少年たちの自立と成長がテーマだと聞きました。
その新鮮な視点に期待しています。
また、私は個人的に東京タワーというもののヴィジュアルが好きで、
映像のなかで、無生物である東京タワーがどんな表情を見せてくれているのかもたのしみです。

引用元:公式サイト

脚本家

「東京タワー」の脚本を手掛けるのは、大北はるかさんです。

2015年に脚本家デビューした大北さんは、これまで「好きな人がいること」や「グッド・ドクター」、「ラジエーションハウス」、「ナイト・ドクター」、「ユニコーンに乗って」など多くの人気ドラマの脚本を担当。

最近では、小芝風花さん主演のフジテレビ系「大奥」や、映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」などが話題になりました。

東京タワー耕二と不倫相手の喜美子と娘の比奈・恋人の由利の恐怖の修羅場は原作と違う?

6話のラストでの衝撃の耕二と不倫相手の喜美子と娘の比奈・恋人の由利が集合した恐怖の修羅場シーンですが、原作小説にある場面なのでしょうか?

実はドラマオリジナルの展開です。

原作では耕二は、喜美子と付き合う前に、何人かの人妻と付き合っていたと言う設定ですが、喜美子と付き合う前の過去に付き合っていた別の女性の娘に不倫関係がバレて、その娘につきまとわれるという展開があります。

小説では喜美子の娘ではない、元不倫相手の娘が「私と付き合って」「私と寝てよ」と迫ってきます。

しかし、自宅マンションに母親や恋人を大集合させる修羅場シーンなど面白い(^^;シーンはありません。

ドラマのオリジナルです。

小説ではそこまで大きな事件、修羅場は起きずに淡々と物語が進みます。以降では、そんな小説のネタバレをご紹介します。

東京タワードラマネタバレあらすじ結末!不倫の結末はどうなる?原作と大きく違う?

ドラマ「東京タワー」は以下の、2組の若者と年上女性との禁断の恋愛・不倫関係を描いた物語で、原作小説も同じです。

小島透(永瀬廉)・浅野詩史(板谷由夏)

◆大原耕二(松田元太)・川野喜美子(MEGUMI)

以降で、この2組の恋愛がどんな結末を迎えるのか?原作のネタバレをご紹介します。

大原耕二と川野喜美子の不倫結末はどうなる?

大原耕二は、付き合っている同年代の彼女がいて川野喜美子との恋愛関係は二股状態。過去に何度も年上女性との不倫関係がある恋愛経験が豊富な大学生。

川野喜美子は夜は自宅にきちんと帰って、旦那さんや子供のことなど家のことなどをきっちり主婦としてやる女性だったので、2人が会うのは、昼間だけです。

喜美子は激しい性格で、比較的いつも冷静な大原耕二に感情をぶつけてきて、耕二はいつもどうにか喜美子をなだめています。

面倒だと思いつつも、喜美子との情事におぼれていき、いつかは別れるとは思っているものの、別れられない状況でした。

そんな2人の終わりはあっけなく訪れます。ある日、電話した時に、彼女とデート中だった耕二に冷たくされたことがきっかけで、別れたいと言い出した喜美子。

そして別れることになった2人。耕二は自分でも意外だったのですが、喜美子との別れにショックを受けます。

またしばらくしてすぐに、由利からも別れたいと言われて、別れることに。

こうして耕二は、二股をかけていた2人と別れるという結末でした。

小島透と浅野詩史の不倫の結末とは?

次に小島透と浅野詩史の関係についてご紹介です。

透の母親の友人として出会った詩史。

透は耕二とは相反して、恋愛経験がそれほどない、若者。同世代の女の子にもそれほど興味を持っていません。

2人の付き合いは、いつも自宅にいる透に詩史から電話がきて、会う約束などをするので、透は自宅で詩史からの電話を待つ切ない日々を送っています。

透の母親は父親とはすでに離婚していて、なかなか奇抜なキャラクターで、2人の関係に気づいていたようでしたが「ほどほどにしなさい」と苦言を呈するだけでした。

耕二と違い、2人とも穏やかな性格で、強くぶつかり合ったりすることがない、平穏な付き合いを続けていました。

詩史は透と関係を持っていましたが、家庭も大事にしていて、夫との関係も良好。2人が仲良くしている場面を見ることもあり傷付く透でした。

詩史のことが大好きなので、そんな付き合いに苦しんでいた透。

透は詩史とは結婚できないものの、人生を一緒に歩んでいきたいと思い、詩史の経営するお店に就職することを決めて、詩史にそのことを話すと、驚き困惑しつつも、賛成してくれた詩史。

透は自分の母親に詩史のお店に就職することを報告すると、それまで何も言わなかった母親が急に、取り乱して、止めます。

今まではただの軽い恋愛だと思っていたのに、就職を絡めてきたことに「違う」と反対。

しかしそんな母親の言葉を聞かない透でした。

その後、透は詩史から透の母親が、詳細は不明だが「直談判」してきたと聞かされます。

詩史は透に「私と陽子さん(透の母親)の問題であって、あなたが心配することではない」と言いました。

こうして物語は終了しています。この後、2人は別れたのか?付き合いを継続するのか?就職をするのか?などわからないまま結末を迎えます。

最終回のラストは原作と大きく違う?

岡田准一さんと松本潤さんが出演の映画版の「東京タワー」の結末は原作とは違っていました。

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特に、透と詩史のラストは原作とは大きく違い、大胆にアレンジ。なので、ドラマ版もかなり違う結末になる可能性が高いと思います。

原作のように2人は特に別れるなどなく、トラブルなどなく続いていくのか?破局するのか?

時代も令和版としてテーマも違うとのことなので、どのように最新版の東京タワーが描かれるのか?原作ファンも気になるドラマだと思います。

【東京タワー】あらすじネタバレ最終回まで全話

1話あらすじネタバレ

ありふれた景色、同じことの繰り返しの日々――いつもと変わらない毎日に飽き飽きしながら生きていた医大生の小島透(永瀬廉)は、建築家の浅野詩史(板谷由夏)と出会う。詩史の事務所に招かれた透は、淹れてもらったコーヒーを飲み、心地よい音楽を聴きながら穏やかな空気の中で過ごす。ふと壁に目をやると、モノクロの東京タワーの写真が飾られていた。
「東京タワー、好きなんですか?」と問う透に、「苦手よ」と答える詩史。その理由を「寂しそうだから」と話す詩史に、透はこれまでに自身が抱いていた思いを重ね、不思議と彼女といる時間への愛おしさを感じるのだった。

 どうしてももう一度会いたいという思いを消せない透は、数日後、再び事務所を訪れる。「なんとなく、またあなたが会いに来てくれる気がした」と話す詩史を前に、透は意を決し、こう告げる――「もっと…あなたのことが知りたいです」。
 その頃、透と同じ大学に通う親友・大原耕二(松田元太)は、年上の女性に惹かれる透の様子に“焦り”を感じながら、家庭教師で訪れた先で川野喜美子(MEGUMI)の姿を眺めていた…。

引用元:公式サイト

医大生の小島透(永瀬廉)は、幼い時に両親が離婚。原因は父親の浮気らしいが、その後、父親から奪ったマンションで透と一緒に悠々自適に暮らしている母親は、若い男を家に連れ込んでいて、うんざりする透。

そんな時、一緒にバイトをする親友・大原耕二(松田元太)見せてくれた雑誌に載っていた、バイト先のビルを設計した有名な建築家の浅野詩史(板谷由夏)と偶然出会う透。

詩史の車の下に猫が入り込んでしまい困っていたところを助けた透の顔が汚れてしまったのを見て「夜勤明けでしょ?うちの事務所でシャワーを浴びていかない?すぐ近くだから」と言います。

詩史の事務所があるのは透がアルバイトをしているビルでした。

透は詩史の事務所についていきシャワーを浴びます。詩史は、梨の香りがする石鹸を「あなたにぴったりだと思う。使ってみて」と言います。

シャワーを浴びた後、お礼を言い、事務所でお茶をする2人。

透は詩史に、詩史が設計したビルで警備のアルバイトをしていこと、早く実家が欲しいから、アルバイトをしていること、自分だけの居場所が欲しいと話します。

事務所に飾ってある、東京タワーの写真を見て透は「東京タワー好きなんですか?」と聞くと。

「ううん。嫌いよ。東京タワーってなんだかとても寂しそうじゃない?」と言い、驚いた顔をした透。「僕もです!小さいころからそう感じていて。誰にも理解されないと思ってたんですけど」と嬉しそうに言うのでした。

「なぜだかわかる?なぜ寂しそうか?」という詩史。わからないと答えると「あなたにもいつかわかる」というのでした。

それ以上、詩史は透の年齢やそれ以上のことを聞いてこなかったものの、透は詩史と過ごす空間がたまらなく愛おしいと思うのでした。

上着を洗濯してもらうことになったのか、翌日に取りに行く約束をした透は「また彼女に会える」とうれしく思いました。

翌日、透が事務所に行くと、急に海外の出張が入ってしまったと言うことで、詩史は不在で、社員に洗濯ものを渡され、ショックを受ける透でした。

もう彼女には会えないと落ち込む透。

透はその後、詩史の事務所に行ってしまいます。そのことに気づいた詩史は透を招き入れてくれます。

そして海外出張のお土産をくれます。「なんとなくあなたが会いにきてくれると思って」と。

「すべて見透かされている」と思った透は「もっとあなたのことが知りたいです。」と言います。

その後、2人は食事に行くことになり、親友の耕二に、年の差がありすぎる相手だと驚かれますが「年齢に興味はない。彼女すごいんだ。なんでも自分で決められるんだ。」と言い更に耕二を驚かせるのでした。

その後、2人は素敵なレストランで食事をします。「あなたはとてもきれいな言葉を使うのね。聞いてて心地いいわ。もっと話して。なんでも。大学のこととか。考えていることとか」と言われます。

透の何気ない話を、興味深く笑顔で聞いてくれる詩史でした。

そして・・・明るい時間に待ち合わせた2人ですが、暗い時間に。透は耕二に言われた「食事の後はホテル?」と言われた言葉を思い出していましたが、何も言えません。

詩史は「人は空気で惹かれ合うの」と言い、その言葉を受けて、自分は詩史の空気に惹かれていたんだと実感します。しかし、詩史に「もうそろそろ帰りましょう」と言われてしまうのでした。

帰り道に詩史に透は「また会ってくれますか?」と聞きますが「今夜は楽しかったは。でも会うのはこれで最後にしましょう。私・・・夫がいるのよ」と言うのでした。

透はタクシーを止めた詩史を見て「彼女は全てわかってるんだ。そういえば、僕が簡単に逃げ出すことを」と心の中で思います。

そして透は詩史に突然キスをするのでした。そしてその後、東京タワーが良く見える、ホテルに行き、関係を持った2人。

一方、耕二は、年上の女性に惹かれる透に影響を受けたのか?、家庭教師で訪れた先で、母親の川野喜美子(MEGUMI)の姿を眺めるのでした。

そして家庭教師の授業が終わると、喜美子から食事をしていくように誘われます。そこで娘の比奈から「うちのお母さん綺麗でしょ。昔、山梨のテレビ局でアナウンサーやってたんだって」と言われるのでした。

2話あらすじネタバレ

 建築家の浅野詩史(板谷由夏)と運命的に出会い、その空気にどうしようもなく惹かれてしまった医大生の小島透(永瀬廉)。20歳以上の年齢差、そして詩史には夫がいることも知りながら、透は溢れる思いを抑えきれなくなっていた。
しかし、「また連絡するわ。会えそうな日の夕方4時頃に」と、言い残し夫のもとへ帰っていった詩史――それを待つことしかできない透は、毎日夕方4時に鳴らないスマホを見つめるのだった。そうして1週間ほどが経ったある日、透は母の陽子(YOU)から友だちの写真展に一緒に来てくれないかと頼まれる。
渋々同行した透は、その会場で詩史と再会することに…! 陽子の手前、初対面のフリをし「初めまして」と挨拶する透だったが…?

一方、透と詩史の関係にかすかな焦りを覚えていた大原耕二(松田元太)。恋人の由利(なえなの)との関係は良好ながらも年上の女性に激しい興味を抱き、家庭教師先の川野喜美子(MEGUMI)を誘惑。2人きりのときを狙い、ついに喜美子に迫る…!

写真展での再会後、詩史から連絡を受けた透は、そこで詩史から驚きの言葉を告げられる!

引用元:https://tv-asahi.co.jp/tokyotower/story/0002/

食事をして、ホテルで一晩を過ごした詩史と透。詩史は「また会える日の夕方4時頃に連絡する」と言い、ホテルから帰っていき、待つ日々が続くと思った透。

そんな中、透は陽子(YOU)から友だちの写真展に一緒に来てくれないかと頼まれます。こういった外出で夫のいない、母親はいつも透を誘うのでした。

するとそこで詩史を母親の友人として紹介されて驚く透。2人は初対面のふりをします。

子供のころ会っていたことがわかり、ショックを受ける透でした。

その後、透は詩史に会いに行きますが「お互いのために、なかったことにしましょう」と言われてしまいます。

しかし詩史のことがあきらめきれない透は、強引に職場に会いに行き、夫に会いに行くという詩史を後ろから強引に抱きしめて「電話がこない日もずっと詩史さんのことを考えてた。僕はあなたが年上だから好きになったんじゃない。好きになった人があなただったんだ。」と言います。

詩史は「後悔するわ」と言いますが「僕はいろんなことを我慢してきた。父親が家を出て行ったときも、母親が他の男を連れ込むようになった時も。でも・・・詩史さんのことだけは、我慢したくない」と言いキスをする透。

詩史は「思い出したは、恋はするものじゃなく、落ちるものよ」と言い透を受け入れるのでした。

一方、透と詩史との関係に刺激を受けて、年上の女性に興味を持った耕二(松田元太)は家庭教師の生徒の母親の人妻・喜美子(MEGUMI)を誘惑。

応じた喜美子と「やっぱり人妻を誘うのは簡単だ」と思いつつ関係を持つのでした。

3話あらすじネタバレ

――恋はするものじゃなく、おちるもの――
2人で会う時間を重ね、ますます詩史(板谷由夏)との恋に”おちていく”透(永瀬廉)。
そんな透はある日、詩史が建築賞を受賞したことを知る。詩史を祝うためのプレゼントを選び帰宅した透は、母の陽子(YOU)から「詩史さんとデートしたんだって?」と聞かれ、焦りから慌てて誤魔化すが…? 詩史から受賞の記念パーティーに出席しないかと誘われた透は、少しでも詩史と同じ時間を過ごしたいという気持ちから、「行く」と即答し…?

一方、家庭教師先の人妻・喜美子(MEGUMI)を誘惑した耕二(松田元太)。その欲望に抗うことができず、家庭教師の時間外にも喜美子に会いに現れるように…。喜美子もまた、耕二の甘い言葉と優しさに抗えず、2人は禁断の逢瀬を重ねていくのだった。

陽子とともに詩史の受賞パーティーに出席した透は、そこで詩史の夫・浅野(甲本雅裕)に声をかけられる! 詩史と仲睦まじい様子や、まさに理想の夫婦のような振る舞いに苛立つ透だったが、ふいに詩史と2人きりになれる時間が訪れ、そこで詩史から”秘密のキス”を…!

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/tokyotower/story/0003/

自宅に戻ってきた透は母親から詩史とデートしてたんだって?と言われ焦りますが、偶然会ったからお茶をしてたと詩史から聞かされたと言うのでした。

その後、透が詩史に問いただすと、会っていることくらい話さないとと、笑顔で答えるのでした。

透は詩史に少しでも会えるからと、受賞記念パーティーに出席。自分がプレゼントしたイヤリングではなく、別のイヤリングをしている詩史を見てショックを受けます。

また詩史の夫に話しかけられた透。「詩史の相手をしてくれてありがとう」と言われます。詩史は夫に透を会っていると話していることを知り、更に驚き、落ち込みます。

その後、詩史と2人きりになった透。詩史は、透と一緒にいるときの自分が好きだと言い、透にキスをします。この一瞬で幸せになってしまう透でした。

しかしその後、パーティー会場で夫の隣で親し気に笑顔を見せる詩史を見て、やはり傷つくのでした。

一方、耕二(松田元太)は人妻・喜美子(MEGUMI)と関係を持ったことを、うっとりした表情で透に報告。付き合っている彼女がいるので「二股では?」と言うと「違う」とあくまで体の関係を持つだけで、付き合わないから二股ではないと言う耕二でした。

しかし、喜美子にのめりこんでしまった耕二は再び喜美子に会いに行き、関係を持つのでした。

一方、耕二は同じ大学で高校時代の同級生だった白石楓(永瀬莉子)から透と一緒に飲みたいと言われて、透を強引に誘って3人飲むことに。

楓は透に「彼女ができたのでは?見てればわかる」と言うと「付き合っている人がいる」と堂々と答えます。それを聞いて、透が詩史にマジになっていると思い、驚く耕二でした。

その後、詩史から連絡が来て、週末に一緒にピアノのコンサートデートをする透。詩史は透がプレゼントしたピアスをつけていきて「会う時につけたかった」と言われ喜ぶ透でした。

コンサートの後、一緒にバーに行った2人。帰ろうとする詩史の手を握って「帰りたくない」と言う透。詩史はそれに応じて、ホテルらしき場所に行き、うれしそうな透。

ところが詩史に夫から電話が入ります。詩史は夫に電話で「(透が)一緒だから大丈夫」と答えます。なんと透と一緒にいることを話していた夫。

それを聞いて、ショックを受ける透。詩史は電話を切った後、夫が迎えに来ると言うのでした。

一方、楓は耕二と2人でカフェに行き、透と3人で一緒に飲んだ時に、透の携帯に詩史から電話がかかってきた表示を見て、詩史のことを調べて既婚者であることを知ったと言います。

良くないことだと言う楓。なぜ気にするのか?と言う耕二でしたが、楓が透のことを好きだと気付いて驚くのでした。

そして透は、詩史と別れた後、離れた場所で詩史が夫の車に乗るのを見ていました。2人で一緒に車で帰るのを見て、涙を流す透。するとそこに現れたのは楓。

楓は「あの女のせい?」と言うのでした。

4話あらすじネタバレ

 浅野詩史(板谷由夏)への思いが募るほど、彼女に夫がいるという現実に打ちのめされる小島透(永瀬廉)。迎えに来た浅野(甲本雅裕)の車に乗り込む詩史の姿を見てしまい、そびえ立つ東京タワーを見上げながら涙を流す透に声をかけたのは、同じ大学に通う白石楓(永瀬莉子)だった。
 密かに思いを寄せる透が、詩史との苦しい恋におちていく姿が見ていられない楓。「人妻と付き合って何になるの?」「どうせいつか捨てられる」と決死の思いで透に語りかけるが、連絡がない詩史のことが頭から離れない透は、大学の課題にも身が入らず…。

 そんなある日、透のもとに詩史から電話がかかってくる。浅野からの透も交えて一緒に食事をしようという誘いを、動揺しながらも承諾する透。思いがけず詩史とその夫と食事のテーブルを囲むことになった透だったが…?

 一方、川野喜美子(MEGUMI)との情事にますます溺れていた大原耕二(松田元太)。透から言われた「年上に興味本位で手を出してる耕二と俺は違うから」という言葉を思い出すも、心の中では本気になることも捨てられることもないとたかをくくっていた。しかし喜美子の想定外の行動を機に、本気じゃなかったはずの耕二の心境に変化が訪れ…!?

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楓から、既婚者である詩史との付き合いを咎められた透は、なんでそんなことを言われなくてはいけないのんだと、聞く耳を持たないのでした。

しかし大学での課題に身が入らない透は、期限までに課題がピンチの状況に。そんな透に助けとなるノートを渡した楓でしたが、そのノートを受け取らず立ち去るのでした。

そしてついに待ちわびていた詩史からの連絡が入ります。ところが、その誘いは、夫の浅野も交えた食事会をしようと言うもの。浅野が知り合いのフレンチに一緒に行きたいと言ったと言います。

驚いた透ですが、その誘いを受けることに。そして一緒に3人で食事をした透は、自分の知らない話を、夫婦がしていて疎外感を感じるのでした。また最後に食事代を出すという透に「学生からはお金を取れない」とやさしく断る浅野。それでも出したいという透に詩史は「私たちが誘ったから」と笑顔で言います。

「私たち」という言葉に傷つく透。詩史は夫と帰っていくのでした。

一方、川野喜美子(MEGUMI)との情事にますます溺れていた大原耕二(松田元太)でしたが、割り切って付き合っていて、絶対に捨てるのは自分だと思っていました。

ところが、ある日、関係を持った後、お金を渡されてショックを受け、怒る耕二。そんな耕二の話を聞いた透に「いっそ(お金を)受け取っておけば良いのに。割り切った関係なんだから」と言われ、何も言えないのでした。

耕二が恋人の由利(なえなの)と久々に自宅デートを楽しんでいた時、突然喜美子(MEGUMI)から電話が入ります。

由利に聞こえない場所に移動して電話をした耕二に「今から会いたい」と言います。急に会うのは無理だと断った耕二でしたが、喜美子が急な出張でいなくて、娘も不在なことから、今日だったら一晩中一緒に過ごせると言われ、固まる耕二でした。

一方、大学の課題がピンチだったものの、最終的に楓のノートに助けられた透が楓にお礼を言うと、付き合ってほしいと言われ、東京タワーに連れて行かれます。

そして、なぜか階段で上まで600段を登ろうと言い、仕方なく付き合う透。ところが途中で高所恐怖症で怖くなり座り込んでしまう楓。透るは楓の手をつかんで立たせて「自分が言い出したんだから最後まで登れよ」と言い手を引っ張り一緒に登ります。

上から綺麗な夜景を見る2人。楓は「この景色が・・・私からのプレゼントです」「今日、誕生日でしょ。おめでとう。」と言う楓。驚く透。

「そのために?どうしてそこまで?」と言う透に楓は「まだわからないかな。本当、鈍感。小島君のことが好きだからに決まってんじゃん。だから、ほっておけないんだよ。」と言います。

困った表情の透。楓は「それでさ。もう一つ行きたいところがある」と言います。

楓が透を連れて行ったのはなんとホテル。驚いた透に「あの人のことは、全部私が忘れさせてあげる。小島くん気づいてる?いつも夕方4時になるとスマホ見て、捨てられた犬みたいな顔してる。全部あの人のせいでしょ?恋ってさ、もっと楽しいものだよ」と言います。

この胸の痛みを捨てられたらどんなにいいんだろうと思った透。ちょうどその時、詩史から携帯に電話がかかってきます。

透はその電話には出ずに「彼女のことを・・・好きになれたら・・・」と思い、楓と一緒にホテルに入るのでした。

5話あらすじネタバレ

 どんなに強く思い、追いかけても、結局は夫のもとへと戻っていってしまう浅野詩史(板谷由夏)――そんな詩史との恋に、苦しさが募るばかりの小島透(永瀬廉)。そんな透に、白石楓(永瀬莉子)は「恋ってもっと楽しいものだよ、そんな風に苦しむためにするものじゃない」と言葉をかける。楓の優しさと明るさを目の当たりにした透は、詩史との恋を忘れられたら、という思いから、楓と一夜を共にしようとホテルに…。
一方、森山由利(なえなの)と一緒にいる大原耕二(松田元太)には、川野喜美子(MEGUMI)から電話が。「今から会いたい」と無理を言う喜美子に耕二が応えられずにいると、そこに由利が声をかけてしまい、その声を電話の向こうで聞いた喜美子は、激しい嫉妬に駆られる!

そんなある日、透は由利からある頼まれごとを。それは「透と耕二が通っていた高校を見に行きたい」というものだった。自分が知らない高校時代の耕二について熱心に聞いてくる由利に、透は真実を隠していることを後ろめたく感じ…?

奇しくも、年上の女性と同年代の間で葛藤を抱えることになっていた透と耕二。やがてその恋は大きな代償を払うことに…!

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白石楓(永瀬莉子)に誘われて、詩史を忘れるために一緒にホテルに行った透(永瀬廉)でしたが、楓の耳のピアスを見て、詩史が自分のプレゼントしたイヤリングを思い出し、楓と一線を越えることができなかったのでした。

その後、透るは詩史に会い、楓と一緒にいるときに、電話に出れなかったことを謝ります。透は正直に詩史との関係が辛くなったので、逃げ出そうとしていたと言います。「でも、気づいたんだ。僕の目の前に詩史さんがいる。それが一番、大切なことなんだって。」と言う透に詩史は「あなたはそれで幸せなの?」と聞きます。

「わからない、だけど僕には詩史さんが必要なんだ」と言うと「私も同じよ、あの夜は・・・残念なんてもんじゃなかったわ。私の中の別の誰かが、どうしようもなく、あなたに会いたがってた」と言う詩史。透は微笑んで、テーブルの下で詩史の手を握るのでした。

一方、耕二(松田元太)は付き合っている彼女の由利(なえなの)と一緒にいるときに喜美子(MEGUMI)から電話が入り、すぐに会いたいと無理を言われます。マンションの外に出て電話をしていた耕二に由利が後ろから声をかけたのを聞いた喜美子は電話を切るのでした。

由利は耕二が浮気をしているのでは?と疑い、透に会いに来て問い詰めますが「(由利が)大事な彼女だって言ってる」とごまかします。

その後、耕二が喜美子に会いに行くと、電話越しに由利の声が聞こえたこと、会いたいときに会えないことで怒っていて口論に。

「面倒だ」と思って舌打ちした耕二でしたが、結局2人は、キスをして関係を持つのでした。

後日、透は由利に頼まれて「透と耕二が通っていた高校を見に行きたい」と言われて2人で出かけて、高校を案内して、当時の耕二の話などをする2人。

しかし最後に「浮気してるよね?何か知ってるんじゃない?」と再び聞いて来た由利。

もちろん「知らないよ。」と答える透。「信じていい?」と聞かれて、うなづいた透。それを見て「わかった、信じる」と納得した由利。透は「これでも僕も共犯者だ」と思うのでした。

一方、耕二は、いつものように喜美子の自宅で関係を持っていました。すると・・・帰宅した娘の比奈(池田朱那)が、2人の姿を目撃してしまうのでした。

そして、透と詩史は待ち合わせてホテルに行きます。詩史が「ちょっと待って」と言い、携帯電話を取り出します。また旦那の電話に出てします?と思ったのですが、詩史は笑顔で携帯の電源を切るのでした。

一方、詩史の会社に寄った夫の浅野(甲本雅裕)は、会社の社員に詩史はどこに行ったのか?聞くと「いつもの大学生とお食事に行かれました」と言われます。

浅野が詩史の携帯に電話すると「圏外・電源が入っていない」の音声メッセージが流れるのでした。

6話あらすじネタバレ

 あらためて、浅野詩史(板谷由夏)といる時間に言いようのない幸せを感じるほどにのめり込んでいく小島透(永瀬廉)。その夜も、透を残し夫のもとへ帰ろうとする詩史から、唐突に「来月、軽井沢の別荘に行かないか」と誘いを受ける。透は、初めて一晩中一緒にいられることに喜びを噛みしめ、胸を躍らせる。

一方、川野喜美子(MEGUMI)との情事を娘の比奈(池田朱那)に目撃されてしまった大原耕二(松田元太)。比奈からスマホで撮影した2人の動画を見せられた耕二は、喜美子には言わない代わりに「私と付き合って」と迫られる…! 困り果てた耕二から相談を受けた透は、比奈に知られてしまったことよりも、「もう喜美子に会えなくなるかも…」と切なそうな表情を浮かべる様子に、思っていた以上に真剣な思いを垣間見る。
しかしそんな耕二の思いを知る由もない比奈は、大学の教室にまで現れ、「私とも寝てよ」と、再び耕二に迫る! 透にも助けを求め、もう喜美子にも全てを打ち明けて終わりにしようと心に決める耕二だったが、すでに事態はそう簡単には片付かないところまで進んでいて…!?

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透(永瀬廉)は、詩史(板谷由夏)から軽井沢の別荘への一緒に行かないかと誘われて、幸せな気分でした。

一方、耕二(松田元太)は喜美子(MEGUMI)と関係を持っている場面を女子高生の娘の比奈(池田朱那)に見られてしまい、大変な事態に。

比奈は2人の情事を動画で撮影していて、そのことをネタに「私と付き合って」「私とも寝てよ」と関係を持つことを迫ってきます。

そして耕二にストーカーのように付きまとい、なんと勝手に合鍵を作って、マンションの部屋に入り込んでしまう比奈に恐怖を感じた耕二は、透に助けてほしいと連絡。

マンションの部屋に駆け付ける透。しかし透が来ても気になる様子もなく、堂々と耕二の部屋のベッドで寝ている比奈でした。

後日、耕二が恋人の由利(なえなの)とカフェで一緒にいると、突如現れた比奈。驚いた耕二は、比奈の手を引いて、離れた場所に行き、頭を下げてとりあえず帰ってもらうの耕二でした。

耕二は、由利の元に戻ると比奈のことを家庭教師を辞めてほしくないと言われていると嘘をついてごまかしますが、疑っている様子の由利。

その後、耕二の部屋にいる比奈に「何が目的なの?やめてあげてほしい。こんなこと何も解決にならない。」と言いますが比奈は「別に解決したい訳じゃない。むしろぶっ壊してやりたいの。不倫した人間が幸せになるなんてありえないでしょ?」と返します。

そんな比奈の言葉に動揺しつつも「どうか耕二を許してあげてほしい」と頭を下げた透。しかし「私が許せないのは、お母さんだよ。お母さんだけは絶対に許せない」とと言う比奈。耕二のことでなく、喜美子のことを怒っていることがわかるのでした。

そのことを透から聞いた耕二は「俺が恨まれた方がよっぽどマシだった。」と喜美子のことを心配する耕二でした。

そんな耕二たちの状況から「詩史さんと僕の未来は、どうか明るいものであってほしい」と思うのでした。

その後、自宅に戻った耕二は、部屋の中に喜美子と比奈、そして恋人の由利がいるのを見て、衝撃を受けるのでした。

7話あらすじネタバレ

 川野喜美子(MEGUMI)との関係が知られたことで、喜美子の娘・比奈(池田朱那)から「お母さんにバラされたくなかったら私とも寝て」と迫られていた大原耕二(松田元太)。比奈の奇怪な行動が、喜美子への怒りや嫉妬だったと知った耕二は、喜美子のためにも全てを明かし、この禁断の関係を終わらせようと決意していた。しかしその矢先、比奈がさらなる過激行動に…! なんと由利(なえなの)、喜美子までも伴って、耕二のアパートに押しかけてきたのだ!
喜美子、比奈、そして由利――3人の女性が顔を揃え、ついに壮絶な修羅場を迎える。耕二からの「助けてくれ」のメールを受けて駆けつけた透(永瀬廉)も、言葉を失ってしまう…。

そんな耕二に、同情すると同時に、かすかな羨ましさも抱く透。耕二のように全てが明るみになったら、浅野詩史(板谷由夏)も夫の英雄(甲本雅裕)と別れることになるのだろうか――いやでも淡い期待を抱いてしまう中、ついに詩史との泊まりがけの軽井沢旅行に出かける日がやってくる!
ふたりは、誰にも邪魔されない時間を満喫するが…!

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耕二(松田元太)は自分のアパートに喜美子と娘・比奈(池田朱那)、そして彼女の由利(なえなの)がいるのを見て、呆然とします。

訳がわからず困惑する由利に、耕二と喜美子が不倫していると暴露する比奈。証拠の動画を見せようとした比奈を耕二が阻止するのを見て「私の彼氏と寝たんですか?」と泣きながら聞く比奈。何も答えない喜美子に平手打ちをして「ふざけんな!」と怒りをぶつける由利。

そんな由利に、耕二は自分から誘った、自分が全部悪いと喜美子をかばうような言い方をすると、「どうしてかばうの?」と逆上する由利。

由利は部屋にあるものを次々と喜美子に投げつけますが、喜美子は何の言わずに堪えていました。

そこに、耕二からのSOSで駆け付けた透。由利は透に「本当は全部知ってたんでしょ。平気で嘘ついたんでしょ。お前ら全員最低だよ!!」と叫び、怒りをぶつけます。

比奈は泣きながら「お母さんみたいな女がいるとね、みんなが不幸になるの。お母さんにはさ、お父さんがいて、私だっているんだよ。なんでこんなひどいことができるの。あんただけは絶対に許さないから。」と言います。

由利は泣きながら、マグカップに入っている紅茶を飲みます。次の瞬間、そのマグカップを喜美子に投げつけて、喜美子の顔にマグカップが当たってしまい、耕二と透は驚きますが、由利は泣きながら「死ねよ。消えろ」と言い、部屋から出ていくのでした。

比奈は「お父さんに全部言うから」と言い、部屋を出ていきます。

1人残された喜美子は「あなたとなんか出会わなければよかった」と言い、部屋を出ていきます。

部屋に残った耕二は「全部俺のせいだ」と泣いているのでした。

こうして耕二は全ての恋を失ったのでした。

そんな事件の後、予定通り、詩史と一緒に予定通り、軽井沢の別荘に2人で出かけるのでした。

軽井沢では観光や、別荘の中で楽しい時間を過ごした2人。夜、ベッドに2人でいると・・・突如、夫・浅野英雄(甲本雅裕)が車で別荘にやってきます。

焦る透に詩史は冷静に「服と靴を持ってバスルームに行って」と言います。透は動揺して「間に合わない」と言いますが「いいから行くの」と言う詩史。

言われた通りに、バスルームで隠れていた透。

一方、すぐに着替えた詩史は、別荘に入ってきた夫を笑顔で出迎えます。

夫は「出張キャンセルにしたよ。せっかく詩史休暇取れたんだから、合わせようと思って」と言います。

そして「友達は?」と聞いた夫に「もう帰ったわ」と答える詩史。

夫は笑顔で「そうか」と言い「ちょっと手を洗ってくるわ」と言います。バスルームの横の洗面所に手を洗いに来た夫と至近距離になった透はドキドキしたものの、夫は気づかずに洗面所から出ていきます。

その後、詩史はバスルームにいる透に「大丈夫よ。裏口から出て。タクシーを呼ぶといいわ。また電話するわ。楽しかったわね」と再び冷静に言い夫の元に戻っていくのでした。

裏口から出た透は「私はあなたの未来に嫉妬しているのよ」と言っていたことを思い出していて、詩史の未来に自分はきっといない、あの2人は絶対に別れないと感じ「僕は彼女に捨てられたんだ」と思うのでした。

一方、耕二は喜美子から「さようなら」と言うlineメッセージを受け取っていたのでした。

8話あらすじネタバレ

 軽井沢で浅野詩史(板谷由夏)と甘い時間を過ごしていた小島透(永瀬廉)。しかし別荘に詩史の夫・浅野英雄(甲本雅裕)が現れ、夢のような時間は唐突に終わりを告げた。
そんな状況にも関わらず、「楽しかったわね」と余裕の笑みを浮かべて冷静に自分を送り出した詩史――翻弄され、戸惑う透は、「私は、あなたの未来に嫉妬しているのよ」という言葉を思い出し、彼女に捨てられたことを実感するのだった。

それから何も連絡がないまま夏が終わった。ある日、透は意を決して詩史の事務所を訪れる。飄々とした詩史の態度に、透はついに声を荒げ、「僕じゃなくて、あの人を捨てればよかったんだよ!」「あの人と別れてよ」と本心をぶつける! しかしそんな透に詩史が返した言葉は…?
一方、川野喜美子(MEGUMI)との関係が表沙汰になり、全てを失った大原耕二(松田元太)は、就職活動で訪れた面接会場で、森山由利(なえなの)と再会してしまう。由利からある衝撃的な言葉を聞いた耕二は、思わず走り出し…!?

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軽井沢から帰った後、詩史から捨てられたとショックを受けていた透は、強引に詩史に会いに行き、「あの人と別れてよ」と本心をぶつけます。

しかし詩史は「無理よ。私はもう1人になりたくない」と言います。それを聞いて、自分は子供だから1人にカウントされていないと思い落ち込むのでした。

一方、大原耕二(松田元太)は、就職活動で訪れた面接会場で、森山由利(なえなの)と偶然再会します。

なんと早くも彼氏ができたと言う由利は耕二に、一番許せなかったのは、耕二が喜美子をかばったことで、耕二が喜美子を好きだとわかったからだと言われ、自分の喜美子への思いに気づいた耕二は、喜美子の自宅の前にやってきます。

すると娘の比奈が「なにやってるの?」と話しかけ、喜美子は父親に追い出されたから、もういないこと、そして最後まで耕二のことをかばっていたこと、比奈が一番許せなかったのは、母親が最後まで耕二のことが好きだったことだと言います。

それを聞いた耕二は、比奈に頭を下げて、喜美子の居場所を聞くのでした。

そして耕二は喜美子が働いているスーパーに行き「喜美子さん」と声をかけて「会いに来た。どうしても忘れられなくて。喜美子さんに会いたくて。出会わなければよかったなんて言わないでよ。俺は喜美子さんが好き」と言うのでした。

一方、透が詩史をかけると、ちょうど会社に顔を出していた夫・浅野がいました。夫の前で透の電話に出る詩史。透は今日絶対に会いたいと言いますが「今日は無理よ」と答える詩史。しかし透は待ち合わせ場所を言い、電話を切るのでした。

その後、夫と食事に行った詩史は上の空でした。そして夫に謝り、夫を1人残して、透に会いに行きます。

詩史は何時間も待っていた透を抱きしめるのでした。

透は詩史に「もう限界なんだ。もう詩史さんと離れたくない」「詩史がいない人生なんて考えられない。詩史さんは?どう思っている?」と聞きます。

すると「あなたと生きたい。私はあなたのことを・・・」という詩史にキスをする透は「一緒に暮らそう」と言うのでした。

一方、透の自宅で透の母親を訪ねた浅野は「あなたの息子さん、不倫してますよ。僕の妻と」と泣きそうな顔で言うのでした。

【東京タワー】登場人物・キャスト

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小島透(こじまとおる)〈21〉:永瀬廉(King & Prince)

都内の大学で医学部に通う21歳。母親と高級マンションで2人暮らしをしているが、早く家を出ようと夜間にビル警備員のアルバイトをしている。ある日、建築家の詩史と運命的な出会いを果たす。退屈な毎日に飽き飽きしていた透は、詩史が見せてくれる新しい世界に魅了され、どうしようもなく惹かれていく。

コメント

――江國香織さん原作の『東京タワー』は、2005年に映画化、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化です。今回、この作品への出演が決まったときのお気持ちを聞かせてください。
 このお話をいただいたとき、同時にどんなストーリーなのかも伺ったのですが、禁断の恋を描いていることにびっくりしました。『東京タワー』はこれまでに何度も映像化されていますが、その時代によって全然描かれ方も違うと思います。今回は“令和版”ということで、原作の世界観を守りつつ、また違った『東京タワー』を演じていけたら、と思いました。

――原作の『東京タワー』をお読みになった感想は?
 僕のイメージでは不倫ってけっこうドロドロしてたりするのかな、って思ったのですが、江國香織さんの『東京タワー』は、読みながら想像する画がとても綺麗に具現化されるんです。そこがこの『東京タワー』という作品の特徴でもあると思うので、やはりその“綺麗さ”という部分は大事に作っていけたらと思います。

――本作で、永瀬さんは《初の恋愛ドラマ主演》となりますが、新たな挑戦への意気込みは?
 いいですよね、初挑戦が少しハードめで(笑)。人は一癖ある部分に燃えるというか、気持ちが乗るのもあると思うんです! そんな“非日常な”恋愛モノが一発目ということで、実はとても気合いが入っています!
 情報解禁のスチールでもわかる通り、刺激的なシーンも多いので、ファンの皆さんには確実に見たことのない僕をお見せすることができると思いますし、僕自身としてもレベルアップできる作品になるのではないかと思っています。

――2005年の映画では岡田准一さんが演じられた小島透役を、今回は永瀬さんが演じられますが、役作りはどのようにしたいと思っていますか?
 もちろん映画の『東京タワー』も拝見しました! 岡田さんのお尻が綺麗だったことと、松本潤さん演じる耕二がお風呂の中で桃を食べてる、っていう物語の本筋以外のところの表現も強烈に印象に残りました(笑)。僕らがやる今回の『東京タワー』では、どんな表現が出てくるんだろう、と楽しみになりましたし、そんな象徴的で印象に残るものを作れたらと思います。
 透の役作りの面では、岡田さんが演じられた透を意識しすぎることなく、現場で板谷さんや他の共演者の皆さんと向き合い、どんなお芝居ができるか、自分の中から出てくる透というものを見つけていけたらと思っています。

――板谷由夏さん演じる浅野詩史と20歳差がありながら、どうしても自分のものにしたいと許されざる恋に夢中になりますが、そうまでさせる《大人の女性》の魅力とは、どんなところにあると思いますか?
 今日初めて板谷さんとお会いして、板谷さんご自身が持っていらっしゃる魅力をさっそく感じました! 僕が透として恋に落ちる、透が惹かれる要素をしっかりと感じることができて、すごく安心しました。
 世間から見ると20歳上というのは大人すぎるんですかね、どうなんでしょう? でもだからこそ、重ねている人生経験の違いとか、それ故の余裕とか、そういうものに惹かれるんじゃないかな。年下の男子を無自覚にでも振り回してしまう、その感じが透のような年代からしたら大きな刺激で、もっと追いかけたい、もっと知りたい!って思わせる魅力なんでしょうね。だから、透が詩史に惹かれる気持ちもわかります。

――永瀬さんにとって《東京タワー》とはどんな存在ですか?
 地方に行った帰りや、仕事終わりの帰り道で目に入ってくる「1日の終わりを感じるもの」ですね。帰りの車の中などで、赤く光る東京タワーを見ると、「あ、今日も1日頑張ったな」って。江國さんの『東京タワー』を読んで、映画も観た後は、それまでよりもちょっと東京タワーの光が切なく見えたりして、たぶんドラマの撮影が始まったら、よりそんな風に感じるんだろうな、と思います。

――これからクランクインを迎えるにあたって、現場で楽しみにしていることはありますか?
 作品のテーマ的にも、けっこう攻めたシーンも多いですが、そういうシーンは僕も初めてなので、現場でしっかり監督と話し合いながら、綺麗な作品に作り上げていけたらいいなと思っています。

――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
 人を好きになるという気持ちだけでなく、そこに壁があるからこそ燃える、という部分ってすごく共感できますし、やってはいけないという背徳感に気持ちが高ぶるのも理解できます。だからこそ、リアルではなかなかできない、してはいけないことを、この『東京タワー』というドラマの中で自分に置き換えて、美しい世界観に酔ったり、年下男子との恋を楽しんだり、していただけたらと思います。
 刺激的に、なおかつ美しく、素敵なラブストーリーを皆さんにお届けできたらうれしいです。

浅野詩史(あさのしふみ)〈45〉:板谷由夏

世界からも注目を浴びる建築家。結婚し、仕事でも成功を収め…と誰もが羨む人生を送っているかのように見えるが、そんな毎日の中で、大学生の透と出会い、距離が縮まるうち、心が揺さぶられていく…。

コメント

――江國香織さん原作の『東京タワー』は、2005年に映画化、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化です。今回、この作品への出演が決まったときのお気持ち、永瀬廉さんと《20歳差の恋》を演じられることへのお気持ちを聞かせてください。
 正直、「私で大丈夫ですか!?」という気持ちは今も続いています。
 恋愛モノのお芝居が久しぶりというのもありますし、ましてやダブルスコアくらい年下の男性と恋愛するということで、本当に大丈夫かな、と。クランクインして撮影をしながらも、戸惑いが続いていく気がします(笑)。

――原作の『東京タワー』をお読みになった感想は?
 江國さんの作品って、字で読んだときに香り立つというか、残り香がちゃんとあるんです。後ろ髪を引かれるような余韻を残される作家さんだと思っていて、その余韻と“東京タワー”という対象物がすごくぴったりくると感じていました。輪郭がはっきりするというよりは、逆に曖昧になっている気がして、その曖昧さがまさに詩史と透の恋愛のような気もして…。その象徴として東京タワーを出しているのは、本当にすごいなと思いました。東京タワー自体が色っぽいので、なにか惹かれるものがありますよね。

――永瀬さん演じる小島透は、板谷由夏さん演じる浅野詩史をどうしても自分のものにしたいと許されざる恋に溺れていきます。詩史にある《大人の女性》の魅力とは、どんなところにあると思いますか?
 私の抱くイメージだと、男の人が20歳上の女性に惹かれるのは、安心感を覚えたり刺激をもらったり、知らない世界を教えてもらえたり…? そういうことなのかな、と想像しています。まだそんなに世の中を知らない自分が、いろんなことを教えてもらえたり、知らない世界を見せてもらえたら、自分の世界も広がるし、夢中になる気持ちはわかりますね。

――そんな詩史ですが…どんな女性だと考え、どんな風に演じたいですか? 
 私自身が今考えている詩史は、“孤独を知っている人”。この年齢になるといろんなことを経験して、「結局やっぱり1人でしょ」っていうのがベースにある気がするんです。それでもこの東京で、1人でしっかり仕事をして、もちろん旦那さんはいるんだけど、やはりどこかで孤独感を抱えている――そういう気持ちって女性はどこかに絶対あると思うんですよね。そんな中でも1人でどうやって生きていくかを自分の中にきちんと持っている人だと思います。
 そんな中で、透という全然違う風を吹かす男性が現れ、想像もしなかった状況になっていくことで、どういう風に対応していくのか、妄想はしています。なにせ経験がないもので…(笑)。でも恋愛する、人が人を好きになる思いというのはいくつになっても変わらないと思うので、そこは大事にしたいと思っています。私の中でも詩史へのクエスチョンはいくつか生まれているので、それを演じながら探るのにも面白い人物だと今は思っています。

――板谷さんにとって《東京タワー》はどんな存在ですか? 過去の思い出があれば、そのエピソードもお願いします。
 私、大好きなんですよ、東京タワー。見ると必ず写真を撮ってしまうくらい、できることなら会話したいくらい好きです。長い年月、変わらずにあそこにいるその普遍的なところにも憧れるし、その動けないが故の孤独で寂しげな感じとか…。東京の変化をずっと見てきているんですよね、あの人は。そう、「あの人」って思わず言ってしまうような、「東京タワーという人」みたいな思いを持っています。
 私は福岡出身なので、上京してきたときの象徴でもあるんですよね。だから常に東京タワーを探してしまう、お月様のような存在でもあります。

――これからクランクインを迎えるにあたって、現場で楽しみにしていることはありますか?
 とにかく永瀬くんと仲良く、というか一緒にモノ作りをするところまでしっかりコミュニケーションがとれるようになることですね。やはり作品を良くしたいので、その思いがちゃんと一致できるように…。一方で、詩史と透でなきゃいけないので、そのバランスも探りながらですね。

――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
 恋愛ってやっぱりその人の中でエネルギーになるようなパワーが生まれたり、いろんな感情が数倍にもなるような事柄だと思うんです。このドラマを見て、それを一緒に体感していただけたらうれしいです。そして原作『東京タワー』の世界観もきっちり出しながら、切ないストーリーに共感していただけるよう、頑張ります。

大原耕二(おおはらこうじ)〈21〉:松田元太(TravisJapan)

透と同じ大学に通う21歳。透とは高校時代からの友人で、学部は違うが大学生になった今でも親しくしており、同じ夜間ビル警備員のバイトをしている。昼間は家庭教師のバイトもしており、透が詩史との逢瀬を重ねていることに焦りを感じた耕二は、家庭教師先の主婦・喜美子を誘惑しようと…。

コメント

――江國香織さん原作の『東京タワー』は、2005年に映画化、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化です。今回、この作品への出演が決まったときのお気持ちを聞かせてください。
 大人の禁断の恋を描いた素敵な作品に出させていただけることが、素直にとてもうれしかったですし、すぐに先輩である岡田准一さん、松本潤さんが出演されていた映画も拝見しました。大原耕二という役を演じるにあたって、自分なりの耕二を考えつつ、また共演者の方々と現場でセッションしながら作っていけたらいいなと思っています。

――2005年の映画では松本潤さんが演じられた大原耕二役を、今回は松田さんが演じられますが、役作りはどのようにしたいと思っていますか?
 耕二を演じるにあたって、いろんな共演者の方々と役の上での関係性を築いていきたいと思いますし、僕自身もどれだけ耕二に寄り添えるか、それを自分の中でも課題として持っています。そこを深く追求しながら、監督さんやスタッフさん、共演者の皆さんとコミュニケーションをとっていけたらいいなと思っています。
 僕と耕二の共通点は、いい塩梅の適当感というかちょっと雑な感じとか、いわゆる男の子っぽいところだと思います。そういった似ている部分も大事にしながら、MEGUMIさんとのシーンなどは耕二の表情も1つ1つ大切にしながら演じたいと思っています。そして永瀬廉が演じる透との関係性も大事に、透を支えるような人間らしさも出していけたらと思っています。今の時代ならではの小島透、大原耕二が、どう描かれるのか、楽しみです!

――今作では、MEGUMIさん演じる主婦の喜美子と20歳以上差の恋愛をすることになりますが、そんな新たな挑戦への意気込みは?
 いろんなドラマ、映画を見るのは好きなので、《禁断の恋》というなかなかできないシチュエーションというのは、憧れがありますし、皆さんにぜひ新しい松田元太をお見せしたいです!
 MEGUMIさんは、かっこよくてストイックなイメージ。バラエティーなどでもよく拝見していて、「姐さん」という感じでした(笑)。今日初めてお会いしましたが、とてもお綺麗で、これからご一緒するのがとても楽しみです。

――松田さんにとって《大人の女性》の魅力とは、どんなところにあると思いますか?
 もちろん自分からしたら年上の女性のほうがしっかりしているというイメージですが、それが2人きりになったタイミングなどで違った空気感になるというか、一緒に過ごしているときに自分にだけ見せてくる顔みたいなギャップに惹かれるのかもしれないですよね。

――永瀬さんとはドラマ初共演ですが、現場で楽しみにしていることなどはありますか?
 僕も廉もサッカーが大好きで、昔はよくフットサルを一緒にやったりしていたんですが、最近はなかなか会えなくて…。今日久々に会ったら「元ちょす」って呼ばれたんです。どうやら僕がいないところでも「元ちょす」って呼んでくれていたみたいなんですが、99年生まれ同士、お芝居でも自然な仲の良さを出していけたらいいなと思います。
(バラエティーでの松田のキャラが“ビジネスバカ”かどうか確かめたい、という永瀬に)
 いや、僕はこれが素ですから(笑)! しかも、なんなら僕より廉のほうが“おバカ”な部分ありますからね(笑)。しっかり者ぶってるな、って思うので、そこはもうお互いこのドラマの撮影期間中に暴いていきましょう!

――松田さんにとって《東京タワー》とはどんな存在ですか?
 僕、東京タワーに上ったことないんです。下にスタジオがあって、事務所に入りたてのころ、そこで歌番組の収録をすることがあったので、その思い出が強いです。

――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
 透と詩史、耕二と喜美子のラブストーリーで皆さんをドキドキさせるのはもちろんのこと、透と耕二の関係性も楽しんでいただきつつ、毎週楽しみにしていただけるドラマにできたらいいなと思います。

引用元:公式サイト

川野喜美子(かわのきみこ)〈42〉:MEGUMI

夫と子どもと裕福な生活を送るもどこかに満たされない孤独感を抱えた専業主婦。娘の家庭教師として来ている20歳以上も年の離れた耕二から誘惑され、最初こそ拒んでいたものの、抗えずについに危険な道へと踏み出してしまう。

コメント

――江國香織さん原作の『東京タワー』は、2005年に映画化、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化です。今回、この作品への出演が決まったときのお気持ち、原作を読んでの印象などを聞かせてください。
 江國先生の本は大好きで何冊も読んでいました。でもこれまで映像化された作品には出演したことがなかったので、本当にうれしく思いました。『東京タワー』は当時、まだ自分も若かったのもあり、なんというか大人の禁断の恋というのを覗き見て、こんな世界があるんだ、とドキドキしながら読んでいました。
 その頃から比べると私ももう変わり果てました(笑)。でも母としての経験や、女性としての経験も積んで、理解度も深くなったつもりではいますので、今回実際にこの世界に自分が入り込めることにとてもワクワクしていますし、そんないろんな経験が活かせたらいいなとも思っています。

――MEGUMIさんが演じる川野喜美子はどんな女性だと考え、どんな風に演じたいですか?
 喜美子は結婚してからもちろん幸せな日々もあったとは思うんですけど、自分の本来発揮できるようなパフォーマンスを封じ込めている人なのかなと思っています。「鳥かごに入っているようだ」という表現がセリフにもあるのですが、いつもそうやっていろんなことを抑え、やりたいこともできず、褒めてくれる人もいない、すごく孤独感を抱いている女性なんじゃないかと思います。
 そんな中で耕二に出会って、その抑えていた部分が溢れ出ていく…と。喜美子のそういうところで共感してくださる視聴者の方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思うので、皆さんのそういう思いを背負ってやりたいなと思います!

――松田元太さん演じる大原耕二と《20歳差の恋愛》をすることになりますが、いかがですか?
 羨ましいですよね、シンプルに(笑)。本当に女性の夢と言いますか、ほぼ現実ではありえないエピソードだとは思いつつ、今の時代って女性も選択肢が増え、美容の部分でも進化して、見た目という部分ではすごく若々しい方もたくさんいらっしゃると思うんです。なので、もしかしたら私が知らないだけで、こういう恋愛をされている方々もたくさんいるのかも…? そういったちょっと光というか、女性の願望のようなものをドキドキワクワクしながら演じていきたいです。

――MEGUMIさんが考える《大人の女性》の魅力とは、どんなものだと思いますか?
 昔って一歩引いて男性の後ろについていく女性が良しとされていた時代があったと思うんです。でもコロナ禍やいろんなことを経て、やっぱり男性も大変じゃないですか! 自分のことだけで必死だったりする人も増えたりしていて。ダイバーシティや、いろんな価値観がもっとフラットでもいいんじゃないかっていうこの時代の中で、女性も自立してきて、男性のほうが女性に頼りたいっていうような価値観も増えてきているんじゃないかなって思うんです。若い男の子に聞いても、「俺が守ってあげなきゃ」っていう女の子よりも、自立していてアクティブな女の子のほうがいい、って言っている子が多くて、「あぁ、そういう時代なんだな」と思いました。もしかしたら、大人の女性、若くても自立した女性っていうのが今の時代の女性像の真ん中にいるのかもな、って個人的には感じています。
 なので、見てくださる方々も「私なんてもうこの歳だから」なんて思わずに、大人の女もまだまだだぞ、という思いで見ていただけたらと思いますね。

――松田さんの印象はいかがですか?
 メディアを通して拝見していると、キラキラされていて…。そんな松田さんと私でどんな2人になるのか、想像がつかないですね(笑)! そもそも私自身、恋愛モノっていうのがあまり経験なくて、だいたい主人公の女の子の恋を応援する、もしくはぶっ潰す!みたいな役が多かったので(笑)、がっつり恋愛するっていう役、珍しいんですよ。ましてやすごく歳下! もう、自分の中では2つも3つも大きなチャレンジで緊張しています(笑)。

――MEGUMIさんにとって《東京タワー》はどんな存在ですか? 過去の思い出があれば、そのエピソードもお願いします。
 上京してきて初めて見たときは、「よしここで頑張るぞ」って思いました。そしてこの世界でお仕事を始めて、そうすると日々いろんなところに行くじゃないですか。その帰り道、車の中から東京タワーが見えると「今日はちょっと上手くいかなかったな」とか「今日はよかったかな」とか、1回自分の中で感情が爆発する、そのスイッチみたいな気がします。すごくアイコニックな存在なので、自分の気持ちを投影したり、過去にこういうことがあったな、とか上京してきたときはこんなだったな、とか、色濃い記憶が思い出される場所、という感じですね。

――これからクランクインを迎えるにあたって、現場で楽しみにしていることはありますか?
 とにかく初めてのことばかりなので、自分の経験みたいなものが役を通していい形に発揮できたら、と思いますし、喜美子という女性がなぜそんなにも自分を抑えて生きているのかという部分もしっかり丁寧に作って、見ている方々にも共感していただけるお芝居ができたらいいなと思っています。

――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
 女性の願望のようなものが集約されたこの作品で、もしかしたら自分にもこういうことがあるかもしれない、とかちょっと綺麗になったらドキドキするようなことがあるかも、っていう少し際どい、でも皆さん誰しもが持っている感情みたいなところに共感し、ドキドキしながら毎週見ていただけたらと思います。

白石楓(しらいし かえで)〈21〉:永瀬莉子

透とは高校からの同級生で、今も同じ大学に通う医大生。透にほのかに思いを寄せている。透が詩史に恋い焦がれる様子を見て、複雑な感情を抱く。

コメント

――江國香織さん原作『東京タワー』は、2005年に映画が公開され、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化となります。今作への出演が決まった際、どのようなお気持ちでしたか?
 2度目のリメイク作品とのことで長く愛されている作品に出演できるのが率直にとても嬉しかったです。「禁断の恋」ということで、このような大人なストーリーに参加させていただくのはまだ先かなと思っていたので、この作品に「白石楓」として、どのように参加できるのか私自身とても気になり台本を読み進めました。次の展開が気になり、どんどん読み進めたくなる脚本で撮影がより一層楽しみになりました!

――永瀬さんが演じる白石楓は透(永瀬廉)の大学の同級生。思いを寄せる透が20歳年上の人妻・詩史(板谷由夏)と禁断の恋に落ち、微妙な三角関係に立たされる、という原作には登場しないキャラクターですが、脚本を読まれた印象、楓を演じるにあたって準備されたことはありますか?
 白石楓は今作のオリジナルキャラクターということで事前に監督、プロデューサーさんと相談させていただきながら役を作り上げて行きました。永瀬さん演じる透は幼馴染という関係性でもあるので、友達としての距離感と恋愛感情がどう交わっていくのか、その関係性を大切に演じています。大人なストーリーの中で、大学生同士のピュアな部分が作品へ良いスパイスになるようフレッシュな気持ちで丁寧に役を作り上げていきました。

――永瀬さんにとって東京タワーはどんな存在ですか? 過去の思い出などあればお願いします。
 私は広島出身なのですが、事務所に所属してから数年は地元と東京を通っていました。空港やお仕事に向かう途中、高速道路から見える夜の東京タワーが好きで、東京に来たんだと実感が湧くと同時に「お仕事頑張ろう」と背筋がピンと伸びる瞬間でした。あのオレンジの灯りが好きで今も見かけるとテンションが上がります。笑

――今後の撮影の意気込みをお聞かせください。
 白石楓はまっすぐな子なのでその可愛らしさを大切に今後も撮影を頑張りたいと思います。現場の雰囲気もとても良く楽しく撮影しているので、放送が私も楽しみです!

引用元:公式サイト

森山由利(もりやま ゆり)〈21〉:なえなの

耕二の彼女。同じ大学に通っている。ここ最近、自慢の彼氏である耕二の心境に変化があることに気がつき始めている。

コメント

――江國香織さん原作『東京タワー』は、2005年に映画が公開され、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化となります。今作への出演が決まった際、どのようなお気持ちでしたか?
 私は地上波ドラマでここまでセリフのある役をいただくのが初めてで、お話をいただいた時はそれがすごく嬉しかったです。 沢山の刺激をもらえる現場だと思うので、たくさん学び成長しながらしっかりと演じていきたいです。

――なえなのさんが演じる森山由利は同じ大学に通う彼氏・大原耕二が20歳年上の人妻・喜美子(MEGUMI)と禁断の恋に落ち、微妙な三角関係に立たされる、という役ですが、脚本を読まれた印象、由利を演じるにあたって準備されたことはありますか?
 脚本を読んで、唯一の真人間はこの子だけなのかも。と感じました笑 とにかく一途で耕ニにまっすぐな由利の愛おしさ、三角関係で荒れた感情もしっかりと表現していきたいです。

――なえなのさんにとって東京タワーはどんな存在ですか? 過去の思い出などあればお願いします。
 初めて東京タワーの足元に行った時、虹の麓をみたようなドキドキ感がありました。 移動中なんかに見る東京タワーはスッと見守ってくれているような佇まいでしたが、足元まで行くとまあああ大きい‼︎ 自分は下から見上げる東京タワーが1番好きです。(虹の麓は見たことありません。)

――今後の撮影の意気込みをお聞かせください。
 私は先日クランクインしたのですが、 (由利の彼氏、耕ニ役の)松田さんのアドリブで発する言葉が、いい意味で予想を裏切ってくるので、どれだけ気持ちを入れていても普通に笑ってしまう事が今の悩みです。 水曜日空いてる?というセリフに、木曜日?と返されました。徐々に慣れていけるように、そして由利をしっかりと演じ切れるように頑張ります。

浅野英雄(あさの ひでお)〈48〉:甲本雅裕

詩史の夫で、売れっ子広告プランナーで多忙な毎日を送る。詩史との良好な関係は、まさに理想の夫婦のように見えるが…。詩史と透のただならぬ雰囲気に違和感を覚える。

コメント

――江國香織さん原作『東京タワー』は、2005年に映画が公開され、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化となります。今作への出演が決まった際、どのようなお気持ちでしたか?
 これは花見している場合じゃないぞ、今年の春はドロドロだぞ〜と思いました。

――本作で、甲本雅裕さんは、愛する妻・詩史(板谷由夏)が透(永瀬廉)と禁断の恋に落ちていくという微妙な三角関係に立たされます。浅野英雄役を演じるにあたり、準備されたことはありますか?
 台本はどうしても読んでしまうのですが、知っている事と知らない事、予測できる事とできない事に純粋に反応しつつ表現できればなと思ってます。

――本作は、人を好きになる純粋な気持ちと、青年と人妻の許されざる恋との葛藤をテーマに描いた作品ですが、改めて、この普遍的なテーマへのお考えをお聞かせください。
 良いとか悪いとかじゃなく、仕方ない。それは突然やってくる!

――甲本さんにとって東京タワーはどんな存在ですか? 過去の思い出などあればお願いします。
 見えるたびに俺東京におるんじゃ〜って実感します。
 折角出てきたからには頑張るぞってなりますね。

――今後の撮影の意気込みをお聞かせください。
 とにかく意気込まないように頑張ります笑

小島陽子(こじま ようこ)〈54〉:YOU

透の母親。透が8歳のときに離婚。雑誌の編集長を務めながら、別れた夫から奪い取った都内の高級マンションで悠々自適に透と2人暮らし。年下男性との自由な恋愛を楽しんでおり、透から冷めた目で見られている。

コメント

――江國香織さん原作『東京タワー』は、2005年に映画が公開され、韓国でのドラマ化を経て、日本では19年ぶりの映像化となります。今作への出演が決まった際、どのようなお気持ちでしたか?
 (板谷)由夏ちゃんが出るということを聞いていたので、より一層楽しみになりました。

――微妙な親子関係を演じる永瀬廉さんとは《ドラマ初共演》ですが、永瀬さんにお持ちだった印象と、初共演されてみていかがですか?
 綺麗な子ですね。あんな綺麗な息子が毎日家にいたら楽しいでしょうね。人見知りだとおっしゃっていたので心の扉を開けてみようと思います!

――YOUさんがよく知る板谷由夏さんやMEGUMIさんにとっては新たな挑戦となる作品になっていますが、いかがですか?
 違う役に挑戦するというのは一つ違ったやりがいもあると思うので、みなさんに見ていただきたいなと思います。

――本作は、人を好きになる純粋な気持ちと、青年と人妻の許されざる恋との葛藤をテーマに描いた作品ですが、改めて、この普遍的なテーマへのお考えをお聞かせください。
 物語なのでファンタジーではありつつも、疑似恋愛みたいなところでどの世代の方も楽しめると思います。綺麗なだけではなく、ある種のうまみを感じていただけると俳優さんもやりがいがあるのではないかと思います。

――YOUさんにとって東京タワーはどんな存在ですか? 過去の思い出などあればお願いします。
 東京タワー大好き世代なのでノスタルジックですね。大好きです。記憶に残っているのは蝋人形ですね、行くと楽しかったです。

――今後の撮影の意気込みをお聞かせください。
 みなさんの邪魔にならないように、透の母としてこの作品に参加する気持ちでいきたいなと思います。

【東京タワー】主題歌・挿入歌

主題歌

ドラマ「東京タワー」の主題歌は、永瀬廉さん所属のグループ・King & Princeの『halfmoon』に決定しました!

『halfmoon』は、小林武史さんプロデュースを手掛け、愛してはいけない人を愛してしまったことの切なく抑えきれない思いを歌詞にのせた、ドラマの世界観とマッチしたバラード曲。

初回放送で初解禁され、5月22日には15thシングル「halfmoon/moooove!!」としてCDリリースされます(≧∀≦)

King & Princeコメント

小林武史さんがプロデュースしてくださった曲なのですが、相手を想う気持ちや会いたい気持ちがありつつも色々な障壁があるから苦しくて切ない、という気持ちがすごく曲に表現されていると思いますし、歌詞もとても真っ直ぐで『東京タワー』のストーリーに寄り添っているなと感じました。ドラマの放送と合わせて、ぜひ楽しみにしてください!

King & Prince

引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2321606/full/

挿入歌

ドラマ「東京タワー」の挿入歌は、松田元太さんが所属するグループ・TravisJapanの『Sweetest Tune』です!

TravisJapanといえば、デビュー前の海外留学中に「アメリカズ・ゴッド・タレント」で準決勝に進出したことが大きな話題に!その後、2022年にメジャーデビューを果たし、ジャニーズとしては異例のデジタルリリースを実現。タイや香港など海外でもプロモーションを行うなど、世界中で活躍しています!

今回の挿入歌となる『Sweetest Tune』は、ドラマのために書き下ろされた楽曲。

小島透(永瀬廉)と大原耕史(松田元太)の等身大の学生ライフや友情に彩りを与える浮遊感のある耳なじみの良いメロディと、日常のなかで恋愛に限らず人に惹かれる気持ちが表現された歌詞が魅力的な一曲となっています♪

松田元太さんコメント

今回東京タワーの挿入歌「Sweetest Tune」をTravis Japanが務めさせていただく事ができ最高にうれしいです。
ありがとうございます。
いろんなシーンで曲が流れてくると思うので、東京タワーと共にTravis Japanの新曲「Sweetest Tune」が皆さんの生活の一部になったらいいなと思います。ぜひドラマと挿入歌どちらも楽しんでほしいです。

引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2323501/full/

まとめ

今回はドラマ「東京タワー」についてご紹介しました。

原作は江國香織さんの同名恋愛小説で、これまで2度の映像化がされている大ヒット作!

脚本家は「ラジエーションハウス」や「好きな人がいること」など話題作を手掛ける大北はるかさんが担当します。

主演は恋愛ドラマ初主演の永瀬廉さん。共演には板谷由夏さん、松田元太さん、MEGUMIさん、YOUさんなど個性豊かな俳優陣が勢揃い!体当たりな恋愛模様に注目です。

King & PrinceとTravisJapanの主題歌・挿入歌がどんな風に、ドラマに彩りを添えるのか楽曲もお楽しみに♪

ドラマ「東京タワー」の初回放送は2024年4月20日からスタートです!お見逃しなく!

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