MENU

虎に翼花岡悟【岩田剛】のモデルは餓死が死因の衝撃の裁判官・山口良忠?

#ad #PR #スポンサー

朝ドラ「虎に翼」の岩田剛典さん演じる花岡悟(はなおかさとる)は実在モデルはいるのでしょうか?ドラマ「虎に翼」【花岡悟】のモデルは誰なのか?今後のネタバレや史実からモデルを考察します!裁判官で闇米を食べること拒否した餓死が死因の山口良忠さん?

目次

虎に翼で岩田剛演じる花岡悟とは?大学で出会う学生は恋の相手に?

朝ドラ「虎に翼」とは?

「虎に翼(とらにつばさ)」は第110作目となるNHK連続テレビ小説。

主演は伊藤沙莉(いとうさいり)さん。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描いています。

ヒロインはNHKで何作も主演作がある人気女優の伊藤沙莉さん。

「虎に翼」とは、中国の思想家・韓非子の言葉で「鬼に金棒」と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」の意味です。

実在する日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんがモデルの主人公で、実話を元にしたフィクションです。

【虎に翼】猪爪寅子のモデルは誰?三淵嘉子で結婚相手は2人?

あわせて読みたい
【虎に翼】猪爪寅子のモデルは誰?三淵嘉子で結婚相手は2人? NHK連続テレビ小説・朝ドラ「虎に翼」は伊藤沙莉さん演じる女性初の弁護士の猪爪寅子【いのつめ ともこ】がヒロイン!モデルは誰でしょうか?虎に翼の猪爪寅子のモデル...

なので実在するモデルと思われる人物が多数登場していることも話題の作品です。

そんな「虎に翼」に登場するイケメン花岡悟(はなおかさとる)ですが、一体どんな人物なのでしょうか?

以降で花岡悟の判明しているネタバレをご紹介します。今後の重要なネタバレをご紹介するので、知りたくない人は閲覧注意です。

岩田剛演じる花岡悟とは?大学で出会う学生の今後のネタバレは恋の相手に?

花岡悟(はなおか さとる):岩田剛典

社交的で学生たちの中心的な存在。女子部卒の学生たちにも心を開き、轟をいさめながら寅子たちと行動を共にする。女性から大人気で、寅子にとっても気になる存在。

引用元 NHK

花岡悟と寅子の出会い!良い人かと思ったら喧嘩勃発!?

1935年。寅子(伊藤沙莉)たちは明律大学女子部を卒業し、明律大学法学部に進学しました。

2年前に法律が変わり、女性も弁護士の資格を取得できることになっています。

法学部登校初日、男子学生たちになめられてはいけない、と寅子たちは気を引き締めて登校。

ところが、そこで待っていたのは女性に理解を示す、花岡悟(岩田剛典)たちでした。

もちろん女生徒は分かり合えない、という轟( 戸塚純貴)たちのような男子生徒もいます。

轟とよね(土居志央梨)は一触即発になりますが、轟の友人、花岡悟がその場を丸く収めます。

ある日穂高(小林薫)の代わりに、大庭梅子(平岩紙)の夫で弁護士の徹男が講義をしにやってきました。

授業の後、徹男は梅子をバカにする発言を繰り返し、帰っていきました。

梅子は「若い人と話し慣れてなくて・・・」と自分をダシにしていると笑いますが、寅子は釈然としません。

後日、花岡悟がみんなをハイキングに誘い、日曜日に出かけることになりました。

ランチのとき、男子生徒たちが徹男に愛人がいるような発言を。

梅子の子どもたちも一緒に来ていたので、寅子が怒ります。

そこへ花岡悟がやってきて、最初は男子学生を諫めるも、だんだん徹男を擁護し始め、さらには梅子にこんな発言をします。

「家のことをほったらかして、大学に通わせてもらってる」

そして寅子に「君たちのことを特別だと認めているだろう!」と発言し、怒りが爆発した寅子は思わず花岡悟を突き飛ばしました。

バランスを崩して崖から落ちていく花岡悟・・・。

病院で治療が終わるまでみんなで待っているとき、花岡悟の母親がずいぶん前に亡くなっている、と寅子は轟から聞かされます。

ハプニングからの恋愛!?

罪の意識で顔面蒼白の寅子に、轟はこう話しかけました。

「女に突き飛ばされたよろけるアイツの鍛錬が足りんのだ。女遊びを正当化しようとするのも気に入らん」

梅子も自分のことを話し始めます。

長男が誕生してから、徹男はあまり家に帰らなくなりました。

跡取りとして、長男は姑が育て、父親と同じように梅子を蔑むようになりました。

梅子は離婚して、子どもの親権を得たいと法律を学び始めたのです。

花岡悟は足と腰を捻挫し、右腕を骨折、頭にもけがをしていて、大事をとって入院することに。

寅子はきちんと花岡に謝れないまま、3日過ぎてしまいました。

退院して登校してきた花岡悟は、梅子を呼び出し謝罪しました。

無駄に格好つけたり、将来の数少ない椅子を奪われる恐怖心があったことを、正直に話し、梅子はその謝罪を受け入れます。

それをコッソリ聞いていた寅子は、放課後改めて花岡悟に謝罪しました。

ところが花岡悟はムッとしています。

「ただでさえ猪爪くんが頭から離れないのに、これじゃあまた君のことばかり考えてしまうだろ」

そう言われときめく寅子♪

惹かれ始めた寅子と花岡悟

そのころ寅子の父、直言(岡部たかし)は贈賄の疑いで逮捕されてしまいます。

記者に自宅を囲まれ、家から出れなくなってしまった寅子たち。

ある夜こっそりと、猪爪家に花岡悟が穂高を連れてきました。

花岡悟が頼み、穂高が直言の弁護を引き受けることになったのです。

穂高は堂々と学校に来るよう、寅子に言い帰っていきました。

翌日寅子が久しぶりに登校すると、花岡悟が待っていて、教室まで一緒に歩いてくれ、涼子(桜井ユキ)たちもいつも通り温かく迎えます。

寅子の家に行くべきか、葛藤していたという花岡悟。寅子はますます花岡悟が気になっていきます。

寅子や家族、花岡悟や同級生たちの手助けもあり、直言は無事釈放されました。

このときの裁判官が桂場(松山ケンイチ)だと穂高から聞いた寅子。

寅子は桂場にお礼を言いましたが、桂場は「誰のためでもない。裁判官として当然のことをしただけだ」と言いました。

深まるふたりの仲

1937年。法学部最終学年になった寅子は、初の高等試験を受験しましたが、筆記試験で不合格に。

クラスメイトで合格したのは、花岡悟と男子学生の稲垣だけ。

寅子の先輩、久保田(小林涼子)も合格しましたが、次の口述試験で久保田だけ落ちてしまいました。

働きながら、高等試験に臨むことになった寅子。大学卒業後、雲野六郎(塚地武雅)の法律事務所で働き始めます。

花岡悟は裁判官になるため、桂場の下で実務を積むことになりました。

時間が会うときは、一緒に公園でランチをするようになった寅子と花岡悟。寅子にとってささやかな楽しみになります。

6月になり、寅子とよね、轟と中山(安藤輪子)、そして猪爪家の書生、優三(仲野太賀)も筆記試験に合格!

次の口述試験では、優三とよねが不合格になりました。

これで優三は高等試験を諦め、猪爪家を出ることを決意します。

別れ

1939年。修習期間を終え、試験に合格した花岡悟が、正式に裁判官になりました。

花岡が誘い、寅子とふたりだけでお祝いの会を開くことに。

それを聞いたはる(石田ゆり子)たちは「プロポーズかも!」と大はしゃぎします。

ですがその期待もむなしく、花岡悟は佐賀地裁への赴任が決まりったと言い、寅子と花岡悟は握手をして別れました。

1940年、久保田が女性弁護士として、初めて法廷に立った日、寅子とよね、そして轟は傍聴に行き、その帰りに上京していた花岡悟と偶然再会します。

花岡悟は可憐な女性を連れていて、婚約者だと紹介しました。

言葉を失い、帰宅した寅子は、両親に社会的地位のため、お見合い相手を探してほしいと頼みます。

一方花岡悟と寅子の関係を知っていた轟とよねは、花岡悟を呼び出し、寅子のことをどう思っているのか問いただします。

花岡悟は結婚相手には、家庭に入ってほしいと思っていて、弁護士になった寅子に、そんなことは頼めない・・・と胸の内を明かしました。

花岡悟の衝撃の最期・死因とは?

寅子の結婚

寅子がお見合い相手を探していると聞いた優三が、寅子にプロポーズにやってきます。

ふたりはそのまま結婚することになりました。

形式上の結婚だと考えていた寅子でしたが、優三からずっと好きだったと告白され、それでもこのままでいいから、と優しい優三に、寅子はだんだん惹かれ始めます。

寅子が妊娠し、周りからの圧を感じ辞表を出します。

やがて優三に召集令状が届き、出征していきましたが、終戦後に戦死していることがわかりました。

花岡悟の衝撃の最期の死因とは?

寅子は裁判官になろうと奮闘していて、そんなある日偶然花岡悟と再会します。

悩みを打ち明けると、花岡悟は「どうなりたいかは自分で選ぶしかない。本当の自分を忘れないうちに」と励まされました。

ところがその後、花岡悟が餓死したことを寅子は知ることになります。

花岡悟は法を守り、闇市での食べ物を一切口にしなかったため、栄養失調で亡くなっていたのです。

以前花岡悟と一緒にランチを楽しんだ、公園のベンチに腰掛け涙ぐむ寅子。

亡き花岡悟にこうつぶやきました。

「どうやっていくのが正しいのか、納得できてないけど、花岡さんが守ろうとしてもの、私も守っていくから」

ここまでが花岡悟に関するネタバレです!

寅子とはお互いに想いを寄せ合う間柄になりましたが、結婚相手にはどうしても家に入って欲しい、と思う花岡悟は、寅子との結婚を諦めることにしました。

そして終戦後、闇市の食べ物に一切口をつけなかったことで、栄養失調で餓死という衝撃の死因で最期を迎えます。

さて、この花岡悟のモデルは、同じように闇市の食べ物に手を付けず、なくなってしまった裁判官、山口良忠さんなでしょうか?

花岡悟のモデルは餓死が死因の衝撃の実在の裁判官・山口良忠?

山口良忠(やまぐち よしただ)とは?実在の裁判官!

山口良忠さんは1913年生まれ。寅子のモデル、三淵嘉子さんは1914年生まれです。

小学校教師の長男として、佐賀県に生まれ、京都帝国大学を卒業。

大学院に進み、高等文官試験司法科試験に合格し、判事になりました。

1942年に東京民事地方裁判所に転任し、1946年に東京区裁判所の経済事犯専任判事となり、主に食料管理法違反の事案を担当し、闇米の所持に関わる被告人を担当していました。

山口良忠の死因も餓死だった!

この当時、配給される食べ物だけでは栄養が足りず、闇米を食べなければ生きてない状況であり、自分はそれを取り締まる側。

「自分が闇米を食べてはいけないのでは?」と思うようになり、1946年10月ころから、闇米に口をつけなくなります。

自分は食べないが、妻と子供には好きにして構わない、と言っていたそうです。

このときからすでに、死をも覚悟していると、奥様の矩子さんが語っておられます。

引用元 京機短信

配給された食べ物は、ほとんどを2人の子供に与え、山口良忠さんと奥様は、ほぼ汁だけの粥をすすっていたといいます。

見かねた親戚や友人などが、食料を送ったり、食事に招いたりもしたそうですが、それも拒否したという山口良忠さん。

でも生き延びるため、自ら畑を耕し、野菜を栽培するなで努力をされていたといいます。

だんだん栄養失調に伴う病気が襲い始めますが、自分がいなくなったら担当している100人が未決のままになる、という思いから、療養すらも拒否しました。

1947年8月に、地裁の階段で倒れ、最後の判決を書いたのち、故郷の白石町で療養を始めます。

ですがこのときすでに手遅れで、この年の10月、栄養失調に伴う肺浸潤(初期の肺結核)のため33歳でお亡くなりになりました。

山口良忠さんの死は、それから20日後に新聞で報道され、大きな話題を呼びます。

山口良忠さんは裁判で、闇市の食料に手を出し逮捕された被告人に、ほかの裁判官よりも同情的な判決をすることが多かったといいます。

最後の判決文の文字は、恐らく手に力も入らなかったのでしょう、歪んだ文字になっていました。

自分に厳しく他人に優しくー。判決を出す側の人間として、ご自身の尊厳を貫いたのでしょう。

花岡悟が衝撃の餓死という死因だったことから、同じ死因だった山口良忠さんがモデルに近い気がします。

花岡悟と山口良忠の共通点や違いとは?

このように、山口良忠さんはからに花岡悟に近い人物といえそうですね。では細かく相違点をみていきましょう。

共通点①栄養失調による死

死因が闇市の食べ物に手をつけなかったことによる、栄養失調によるもの、というのは同じです。

この衝撃のエピソードが共通しているということはモデルである可能性が高い気がします。

共通点②佐賀県

山口良忠さんは佐賀県出身。花岡悟は裁判官になってから、佐賀へ赴任します。

花岡悟の出身地はわかりませんが、佐賀というキーワードが同じです。

共通点②1947年に死亡している

死亡の年が同じ1947年です。

違い①大学

花岡悟は明律大学(モデルは明治大学)出身ですが、山口良忠さんは京都帝国大学を卒業されています。

なので三淵嘉子さんとは同級生ではありません。

違い②恋愛関係

山口良忠さんと三淵嘉子さんが顔見知りであった、ということすら確認できませんでした。

なので恋愛関係にもなかったと思われます。

違い③死亡した場所

花岡悟は東京に戻ってから、亡くなりましたが、山口良忠さんは東京で倒れ、療養先の佐賀県で亡くなりました。

以上、花岡悟と山口良忠さんの相違点を比べてみましたが、やはり山口良忠さんがモデルにかなり近いですね。

ただ三淵嘉子さんとの接点は見当たりませんでした。

花岡悟と寅子のラブストーリーは、フィクションだと思われます。

まとめ

朝ドラ「虎に翼」に、これから岩田剛典さんが演じる花岡悟が登場します!

明律大学法学部の同期で、女子たちを歓迎する男子学生です。

やがて寅子と恋に落ちますが、結婚相手には家庭に入ってほしかった花岡悟は、弁護士になった寅子に結婚を申し込むことができませんでした。

その後ふたりはそれぞれ別の人と結婚。

敗戦の混乱期、支給される配給だけでは食料が足りず、闇市の食料に頼らざるを得ませんでした、

花岡悟は、その闇市の食料に手を出し、捕まった被告人たちを裁く側の裁判官。

法を守り闇市に手を出さず、栄養失調で亡くなります。

モデルは同じように、闇市の食べ物に手を出さず、栄養失調で亡くなった裁判官、山口良忠さんにかなり近いと思います。

ただ寅子のモデル、三淵嘉子さんとの面識は見当たらなかったので、ふたりの恋話はドラマのオリジナルだと思われます。

ということで、山口良忠さんは、花岡悟の人物像にはかなり近いですが、寅子のモデル、三淵嘉子さんとは接点がないと思われるので、直接的なモデルではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次